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起きない場所で地震急増 「南海トラフ」が動き出したのか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/153122
2014年9月5日 日刊ゲンダイ
これは南海トラフ地震の予兆なのか。先月から、東海─九州地方にかけての広範囲で異変が起きているのだ。
この1週間だけをみても、8月28日に伊予灘(M2.8)、29日には日向灘(M6.0)、30日には日向灘(M3.9)と大阪湾(M2.8)、31日は奄美大島近海(M3.1)――と、毎日、地震が起きているのだ。しかも、29日には日向灘で8回も起きている。南海トラフ地震に関係する一帯が大揺れなのである。いったい何が起きているのか。
「南海トラフに影響するフィリピン海プレートの動きは、年間4センチ程度とゆっくりで、活発化している東日本の太平洋プレートの約10分の1の速度です。だから、もともと、海での地震は起きにくい。たまに1カ所で地震が起きることがあっても、日向灘と大阪湾とか、四国沖、紀伊半島沖の各地で同時期に起きるのは、かなり珍しい現象です」(立命館大環太平洋文明研究センター・歴史都市防災研究所の高橋学教授)
8月30、31日には阿蘇山で噴火が起きた。桜島では依然として、入山規制レベルの活発な火山活動が続いている。これらも南海トラフ地震と大きくつながっているという。
「フィリピン海プレートからのストレスが徐々にたまってきて、ユーラシアプレートを押している状態です。両プレートの境目が、南海トラフと呼ばれる位置なのです。フィリピン海プレートに押され、ユーラシアプレートの上に乗っている桜島、阿蘇山が噴火したとみられている。それだけ、押し出す力が強く、ストレスがかかっている。南海トラフ地震の本震に向け、動き出している可能性があります」(高橋学教授)
また、近畿地方の地盤をGPSを使って分析している元東大地震研究所准教授の佃為成氏もこう警告する。
「新潟から神戸にかけての『ひずみ集中帯』で岩盤の動きが活発化しています。このラインで大地震が起きる可能性があるため要注意です」
日本列島が動き出している。
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