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交通機関のマヒも怖い/(C)日刊ゲンダイ
不気味な予測…8月に台風が少ない年は9月に大荒れする
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/153075
2014年9月4日 日刊ゲンダイ
西日本の太平洋側では8月の日照時間が観測史上最少、雨量は最多だったと気象庁が発表した。台風11号と12号の影響が大きいというが、実は、8月に「発生」した台風は1個だったというから、意外だ。
そして「8月に台風の発生が少ない年は、9月に増える傾向にある」とウェザーマップの気象予報士、増田雅昭氏がこう言う。
「各地に大雨を降らせた11号と12号は7月に発生して北上したもの。8月に発生した13号は、もともと(北太平洋のアメリカ大陸側で発生した)ハリケーンで、(日本側で発生した)台風は“実質ゼロ”ともいえる。ピークの8月は平年6個発生しますから、今年は極端に少ない。台風の統計がある1951年からの63年間で8月に3個以下だったのは7年で、うち6年は9月に5個から7個発生。増える傾向にあるのです」
■長雨で緩んだ地盤を直撃
台風には、できやすい時期とできにくい時期があり、数週間から1カ月ぐらいの周期がある。今年の8月は、できにくい“長期周期”に入っていたため、9月にできやすくなる可能性が高い、ということらしい。広島で土砂災害があっただけに不安になる。
「台風の個数が増えると規模まで大きくなるとはいえませんが、たとえば11年8月に発生した台風は3個で、9月は7個でした。そのうちの1個が強い勢力で静岡県に上陸し、その影響で首都圏も豪雨に見舞われ、交通機関がまひする事態になりました。秋雨と言う通り、9月は雨が多いうえに、強い台風が来やすい時期です。積み重ねの雨で地盤が緩んでいるところに台風が襲えば、当然、土砂災害のリスクは高まる。個数が増えればなおさらです。危険箇所に住んでいる人は、よりいっそうの警戒が必要になるでしょう」(増田雅昭氏)
8月の大雨で野菜が高騰し、9月の台風が実りの秋を襲う。家計まで直撃しそうだ。
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