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スーパー台風 高層ビルの窓ガラス破る可能性があるとの指摘(NEWS ポストセブン)
http://www.asyura2.com/14/jisin20/msg/118.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 8 月 26 日 07:37:07: igsppGRN/E9PQ
 

スーパー台風 高層ビルの窓ガラス破る可能性があるとの指摘
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140826-00000010-pseven-soci
NEWS ポストセブン 8月26日(火)7時6分配信


 日本に上陸の危険性があるという800ヘクトパスカル台、最大風速80mに達するスーパー台風。では具体的に、スーパー台風が巻き起こす風速80mの風とはどれほどのものなのか。気象研究家の弊洋明(へいひろあき)さんが説明する。

「木造住宅なら屋根が吹き飛び、1枚でも窓ガラスが割れればそこから風が吹き込んで内部がメチャクチャに破壊され、家屋が倒壊する可能性もあります。樹木が根こそぎ倒れ、車も吹き飛ばされて横転します。高層ビルでは、窓ガラスが破れてそこから猛烈な暴風が吹き込み、その圧力でその階は壊滅的打撃を受ける危険性さえあります」(幣さん)

 さらに心配されるのが、中央防災会議のシミュレーションにもあった高潮による被害だ。防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実さんは高潮のメカニズムをこう説明する。

「台風が接近すると気圧が下がるため、海面が上昇します。1ヘクトパスカル下がると、約1cm海面が上昇するので例えば1000ヘクトパスカルだった場所に中心気圧950ヘクトパスカルの台風が来たら、台風の中心付近では海面は50cm高くなる。これが『吸い上げ効果』で、もし800ヘクトパスカル台の台風が直撃したら1m以上も海面が上昇することになります」(渡辺さん)

 また、強風が沖から海岸に向かって吹くと、海水が海岸に吹き寄せられて海岸付近の海面はさらに上昇する。これを「吹き寄せ効果」と呼び、吹き寄せによる海面上昇(cm)は風速(m/s)の2乗に比例するとされている。

「風速が2倍になれば海面上昇は4倍になる計算です。とくに南西に向かってV字型に開いている湾の場合、巨大台風が西側を通過した際に南風による吹き寄せ効果で海面上昇はより増幅されます」(渡辺さん)

 東京湾、伊勢湾、大阪湾はまさに南西に向かってV字に開いている地形のため高潮には最大限の警戒が必要だという。

 さらに「段波」と呼ばれる高波も襲ってくる。段波とは、台風の強烈な風によって高さの違う波が連続して押し寄せてくるもので、普通の高波よりも大きなエネルギーを持つ。昨年11月、台風30号によってフィリピンで6000人超の犠牲者が出たのも、段波が海岸線を襲ったことが大きかったという。

 日本の場合、堤防の整備が進んでいるためフィリピンほどの被害はないと考えられるが、「堤防が老朽化している場所では安心できない」と渡辺さんは指摘する。

※女性セブン2014年9月4日号


 

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コメント
 
01. 2014年8月26日 10:14:47 : nJF6kGWndY

台風は陸に近づけば弱くなる

今後、さらに温暖化が進まない限り、

80mの風がビルが密集した都心部で吹く可能性はまだかなり低い


>堤防が老朽化している場所では安心できない

そういう日に限ってわざわざ海に行くアホが、やられる可能性が高いだろうな


02. taked4700 2014年8月26日 12:43:21 : 9XFNe/BiX575U : Z7NsfHEgSk
確かに900ヘクトパスカル以下の強烈な台風が日本を直撃する可能性がある。今まで台風があまり来なかった場所に直撃する可能性もある。

ただ、日本にとって、本当に危機的な災害は原発直下の地震であり、それによる原発事故です。

水害も、洪水も確かに悲劇であり、犠牲者の方には申し訳ありませんが、復旧はできます。

しかし、原発事故は復旧が出来ないものです。問題は原発です。このことを忘れないでいただきたいと思います。


03. 2014年8月31日 21:23:38 : jXbiWWJBCA
08/31 19:17 (NHK総合[ニュース7])
スーパー台風・予報に課題
台風8号、11号は強い勢力を維持したまま日本に上陸した。
世界でもスーパー台風が甚大な被害をもたらしている。
去年フィリピンを襲った台風30号の死者行方不明者は7300人余。
日本の気象庁も「これほど急な発達は予想できなかった」という。
気象庁アジア太平洋気象防災センター・藤田司所長は「急速強化のメカニズムそのものが十分にわかっていないと考えている」と話す。


巨大災害 MEGA DISASTER
地球大変動の衝撃
第2集 スーパー台風
"海の異変"の最悪シナリオ
twitterfacebookmixisharehelp
※NHKサイトを離れます

初回放送
2014年8月31日(日)
午後9時00分〜9時49分
関連ジャンル
災害


MEGA DISASTER第2集は、通常の台風を遙かに上回る破壊力をもつ「スーパー台風」。アメリカを襲った「カトリーナ」(2005)、900万人近くが被災したシドル(2007)、フィリピンで観測史上最速の暴風・風速90m/sを記録した「ハイエン」など、通常の台風を遙かに上回る破壊力をもつ「スーパー台風」が近年多発している。地球上で最も多くの台風が生まれているのが、日本の南3000kmの太平洋上。暖かい海面水温と東西からぶつかり合う大気の流れが、直径1000kmを超える台風を次々と発生させ、「ハイヤン」も生み出した。海上の観測ブイのデータから浮かび上がったのは、通常より深くまで広がっていた暖かい海水の存在だ。台風に水蒸気を供給し続け、急激に気圧が降下する「急速強化」が起きていたのだ。さらにアメリカでは、航空機による長時間観測によって風速が一気に30m/s強まる「急速強化」の過程がとらえられた。通常の台風の2倍以上の上昇気流「対流爆発」が発生し、加速度的に風速が強まっていた。台風は、熱帯の海にたまった熱エネルギーを温帯に循環させ、均衡を保とうとする地球の巨大なシステムの一部でもある。しかし、今後も海水温が上がり続ければ「スーパー台風」が頻発し、日本を襲う可能性が高まる。暴風によって送電網の鉄塔が倒れ大規模停電が発生、高潮で都心まで浸水・・・、最新のシミュレーションからは大都市の新たなリスクが見えてきた。大気や海水のダイナミズムが生み出す、地球最強の気象災害「スーパー台風」の脅威に迫る。

予告動画
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0831/


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