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スマホハッキングの恐ろしい手口と乗っ取り被害を防ぐ対策方法。
スマートフォンのセキュリティ
想像してください。自分のスマホが何者かに乗っ取られたときの恐怖。
常に自分の身近に置いてあるスマホが第三者に遠隔操作されるなんて、とても恐ろしいですよね。
今夜のテレビ番組で、悪質なハッカーがスマートフォンを乗っ取る手口と、その対策法が放送されていたので、その内容をご紹介します。
(情報元:「ニュースな晩餐会」2014年11月30日放映)
わずか1分28秒でスマートフォンの乗っ取りに成功
番組では、ネットセキュリティのプロである石川英治さんが、スマートフォンのクラッキングを実演していました。
使ったのはパソコン1台のみ。石川さんが番組出演者のスマートフォンを乗っ取るのにかかった時間は、なんと、1分28秒でした。
たったそれだけの時間で、スマートフォンを乗っ取ってしまったのです。
これは、見ていてかなり衝撃的でしたね。
こんなに簡単なものなのかと。
一度乗っ取ってしまえば、後はもうやりたい放題です。
位置情報や通話履歴、そして画像データなど、何でも見ることができます。
さらには、遠隔操作で音を鳴らさずに盗撮、なんてこともできてしまいます。
スマートフォン乗っ取りの手口
では、石川さんは、どのような方法でスマートフォンを乗っ取ったのでしょうか。
番組によれば、ポイントは、「Wi-Fiの自動接続」にあるそうです。
Wi-Fiへの自動接続がONになっているスマートフォンは、電波が強い順に接続する優先度を決めるそうなのですが、石川さんはその性質を利用し、近くに置いたパソコンから強い電波を発することで、スマートフォンがそのパソコンを経由してネットに繋がるよう仕向けていました。
カフェなどでWi-Fiを使っている時に、こんなことをされたらひとたまりもありませんね。
鍵なしWi-Fiの危険性
番組では、もうひとつ、スマートフォンを使用する際の危険性を指摘していました。
それは「鍵なしWi-Fi」です。
これは、繁華街などでしばしば見られるWi-Fiで、接続する際にパスワードを入力する必要のないWi-Fiのことを指します。
パスワードが不要でだれでも接続できるものなので、一見とても便利そうにも思えますが、実はかなり危険なもののようです。
というのも、「鍵なしWi-Fi」の場合、スマホから送信されたデータが暗号化されずにネットワーク上を流れるので、例えば銀行などのパスワードを入力すると、パスワードそのものが第三者に読み取られてしまうからです。
悪意を持って「鍵なしWi-Fi」を提供している輩もいるそうなので、本当に注意が必要です。
ハッカーからスマホを守る対策法
番組では、私たちが行うべき対策として、次の3点を挙げていました。
パスコードはできるだけ長くする。
パスコード、つまりスマートフォンを起動するときの暗証番号を長くしておけば、解読に時間がかかるため、ハッカーに狙われにくくなるそうです。
スマートフォンに、自分の個人情報を登録しない。
スマートフォンに自分の住所を入力している人って多いですよね。実は私もなんですけどね。
でも、これもやめた方がいいようです。
石川さんによれば、「自分の家の鍵に住所の札をつけているようなもの」なんだそうです。
アプリのインストール状況をチェックする。
自分が入れた覚えのないアプリが入っていないか定期的にチェックしたほうがいいそうです。
これら3つの対策をすることで、完璧ではないもののハッカーの侵入を防ぐ垣根になるとのことです。
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