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妊娠中の女性にとって、「安心して出産できる出産施設」の整備拡充が求められる。
深刻化する「産科不足」問題、3人に1人が地域に出産施設選択の余地なし
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150628-00010000-dime-soci
@DIME 6月28日(日)10時20分配信
分娩予約できる出産施設がなかなか見つからない妊婦さんが「お産難民」と呼ばれるようになるなど、10年ほど前からこの問題は盛んに新聞・TV等のマスコミでも取り上げられ大きな社会問題化していたが、現在はその状況はどう変わったのか? 株式会社デジタルブティックは、日本最大級の妊娠・出産・育児の情報サイト「ベビカム」において、2007年にも実施したことがある「産科不足についてのアンケート」を実施した。調査の結果、「産科不足」がより深刻化しており、妊娠中の女性にとって、「安心して出産できる出産施設」の整備拡充が求められることが浮き彫りになった。
■より遠くなった「実際に分娩予約できた出産施設」までの距離(所要時間)
調査の結果、全体の70%以上の人が「自宅(または実家など)から車で15分圏内」の出産施設で分娩予約できること(出産できること)を望んでいるなか、実際に分娩予約した出産施設までの距離が「車での所要時間が30分を超える」人のパーセンテージは前回(2007年)では9%だったところ、今回は12%に上昇した。
■回答者の3人に1人以上が、地域に「出産施設選択の余地がない」と感じている
さらに、『お住まいの地域に、条件や希望に合うところを選べるくらい十分な数の出産施設があるかどうか』という問いに対して、「出産施設は少なく、ほとんど選択の余地はない」または「それ以上に少ない」と答えた人のパーセンテージは、前回では29%だったものが今回 は3人に1人以上の36%に達した。
回答者のからは「自分自身で実感した産科不足の現状」についてさまざまな自由回答が寄せられたが、中には、ドクターハラスメント的な扱いを受けても、産科の選択肢が無いためそこで産むしかなかったとの声もあった。
・住んでいる市には産科がなく、車で30分以上行かないと産科施設がありません。 健診の待ち時間が2〜3時間かかることは当たり前です。 また、ハイリスクの分娩を受け入れてくれる病院もほとんどなく、片道2時間近くのところを紹介されますが、患者数が多いため、断られてやむなく県外に通うことが多いです。 少子化対策には、まず産科施設を整えることが最優先だと自分が妊娠して痛感しました。
・妊娠中に都心に引っ越すことになり、引越し先近くの病院に電話したものの既に分娩予約は一杯とのこと。さらに最悪なことに「今からではどこの病院も受け付けてくれないですよ、絶望的ですね」とまで言われてしまいショックでした。妊娠9週頃までにはどの病院も予約で一杯になるということに驚きました。産みたいのに近くに産める病院がないのはおかしいと思います。
・私が分娩予約をしたところはたまたま空きがありましたが、2人しかいないお医者様は非常に口が悪く、酷いことを言われ診察後泣いてしまったこともあります。先生方もストレスが溜まるのでしょうが、合わないお医者様でも選択の余地がありませんでした。
「産科不足」や、それに起因する「お産難民」の問題が指摘されるようになって久しいものの、状況はより深刻化しているようだ。
[調査概要]
■調査名: 産科不足についてのリサーチ<2015年版>
■調査方法: 妊娠・出産・育児サイト「ベビカム」で調査
■応募期間: 2015年3月12日〜3月19日
■調査対象: 妊活中・妊娠中・育児中の方 533人
@DIME編集部
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