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〜がんと糖尿病は、糖由来疾患の一卵性双生児である!〜
<一卵性双生児のお姉さん=がん>
通常のがんは、
臓器の上皮細胞や皮膚等、
細胞の入れ替わりや分裂の著しい部位において、
「嫌気的解糖作用の亢進」で発症する。
その原因は多々あるが、
代表的なものは、
「過剰な糖質の摂取」である。
これは、過剰な糖質を体内に蔓延させると、
その生体が「糖化」してしまい、
生体としての活性を失ってしまい
やがて、
生体として機能しなくなるから、
それを回避する為に、
自らの細胞内(解糖系の多い細胞)で、
解糖系を亢進させて、
過剰に蔓延する体内の糖を代謝(処理)
してしまおうとする生体の防衛反応である。
したがって、
がん細胞は、
通常の細胞から比べると8倍〜10倍ほどの
糖の代謝を行い生体内の糖の蔓延を防いでいる。
いわば、
がん細胞はあなたの体内の過剰な糖を
全身に蔓延しないように
頑張って糖を代謝して、
見事に処理してくれているのである。
しかし、
がんになり、
普通の病院に行くと、
ブドウ糖点滴が開始されたり、
食欲がないからとか言って、
プリンやアイスクリームを食べさせられたり、
火に油を注ぐような治療が堂々と行われる。
ある意味、
がんは、
あなたのからだを糖から守る為の守り神なのである。
しかし、あなたは、
その守り神を体内に招きたがるのである。
過剰な糖質摂取で・・
<一卵性双生児の妹さん=糖尿病>
過剰な糖質の摂取により
膵臓のランゲルハンス島のβ細胞からの
インシュリン分泌が枯渇し、
糖を中性脂肪に変換する能力が衰退し、
結果、
糖が体内に蔓延し、
生体を糖化させないために、
生体を糖化から防御防衛するために
糖をそのまま、尿として排泄する。
これがごくごく単純に表現する糖尿病である。
<まとめ>
過剰な糖質の摂取が引き起こす「がん」と「糖尿病」は、
まさに、
糖由来の代表疾患の一卵性双生児とも言うべき疾患である。
糖の過剰な摂取が、
まぎれもない、
双方の疾患の大きな引き金であり原因だが、
過剰な糖質の摂取は、
そのほかにも、
その人の体質や遺伝的要素や生活環境や食生活やストレスなどと、
相乗効果をもたらし、
がんや糖尿病以外の様々な疾患として現れる。
ある人は、
がんになり、
ある人は糖尿病になり、
ある人は、
双方患ったりもする。
耐糖性の強度の差異で、
ある人はがんになり、
ある人は糖尿病になり、
ある人は、
がんにも糖尿病にもある時点ではかからないが、
全身の糖化が進行し、
糖化による様々な疾患にかかっている。
すでに糖尿病を患っている患者さんの場合は、
これらの糖化疾患に
糖尿病合併症という病名が付けられるが、
これらの合併症の本質は糖化である。
まさに、
我々人類の
すべての心身の疾患の元凶は、
「糖に始まり糖に終わる」
のである。
糖質の摂取には、
これらの疾患のリスクを覚悟してから
摂取すべきであろう。
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