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過剰な糖質の摂取がなぜがん発症の原因になるのか?
については、
過去に数多くの説明をしていますが、
リクエストいただいたので、
ほんの一部ですが、
わかりやすい基本の部分のみを書きます。
可能であれば、
詳細は、
私の過去の投稿を参照願います。
その方が理解が進むと思います。
がんは細胞質の
「嫌気的解糖作用の亢進」で起きますが、
糖質を過剰に摂取すると、
本来、休眠中である細胞内の解糖系が、
過剰な糖質を処理(解糖)せざる負えなくなり、
休眠から目覚めます。
(体内では、糖を糖として留め置く(備蓄可能)量は決められています)
そもそも、
糖には「アルデヒド基」という「官能基」が組み込まれており、
これが強い毒性を、発揮するのです。
(他にもホルムアルデヒド、グルタルアルデヒド、アセトアルデヒド等猛毒の仲間が糖なのです)
したがって、
この猛毒である糖は、
体内で通常、0.4%〜1%未満の組成としてしか、
存在できないのです。
したがって、体重50キログラムの人で、
0.4%〜1%未満の組成でしか備蓄できません。
以下のような組成しかありません。
@血液中、体重50キロの人で、血糖値の標準値が01.%(血糖値100)ですから4g
A肝臓 50〜60g
B速筋(白筋) 250g
C骨格 ごく微量
D脳 1.3g
これ以上、糖を備蓄することはできないのです。
これ以上、備蓄すると、体内のたんぱく質が、糖により糖化して、
生体の危機を迎えるのです。
そうならなように、
インシュリンが、
現代人が好んで摂取する
糖質を中性脂肪に変換して、
過剰な糖質の摂取による、
体内組成の糖のパーセンテージを0.4〜1%未満にすべく、
頑張っているのです。
しかし、
人類のインシュリンの分泌は悲しいかな脆弱です。
やがて膵臓のランゲルハンス島のβ細胞が疲弊して、
現代人の過剰な糖質の摂取に耐えきれず、
衰えてしまい。
苦肉の策で、
糖を中性脂肪に変換させることなく、
小便の中にそのまま「糖」を忍び込ませて、
糖の体内組成0.4%〜1%未満を死守しようとします。
この状態を糖尿病と言います。
さらに、インシュリンは
嫌気的解糖作用の亢進とリンクしています。
なぜなら、
過剰な糖質の摂取が、
やがて、
インシュリンの分泌を衰えさせることを
理解しているので、
糖尿病になるより早く、
嫌気的解糖作用の亢進で、
がんを発症させることもあるのです。
ようするに、
がんを発症させて、
糖を処理(代謝)させて、
糖の体内組成である0.4%〜1%未満を死守しようとするのです。
さらに、糖質が過剰に摂取されると、
まるでダムが決壊したように、
解糖系の臨界が始まり、
嫌気的解糖作用の亢進が始まり、
がんの発症になるのです。
がん患者のほとんどが高血糖である事実や
糖尿病患者に
精密ながん検査をすると
ほとんどの糖尿病患者にがん細胞が発見できることを、
ご存知だと思いますが、
「糖尿病」と「がん」は「糖」の過剰摂取を原因にした「一卵性双生児」なのです。
どちらも、糖の体内組成を0.4%〜1%未満に死守する為の、
糖から、生体を死守する為の防衛反応なのです。
@糖尿病は、糖を小便で、排泄する方法で、
糖の体内組成0.1%〜1%未満を死守する防衛方法
Aがんは、がん細胞を臓器の上皮細胞等
細胞質内の解糖系の多い細胞にわざわざ宿らせて、
過剰な体内の糖をがん細胞で代謝(処理)させて、
糖の体内組成0.4%〜1%未満を死守する防衛方法。
ということです。
がん細胞はそもそも原核生物なのですが、
原核生物も、糖を摂取して嫌気的解糖を行い分裂しますが、
好き好んで、糖を摂取して代謝しているわけではなく、
環境内に糖があるとアルデヒド基で糖化されてしまうので、
糖化されないように、
糖を素早く摂取して、
エネルギーにして
乳酸に変換しているだけなんですよ。
もっと、様々な角度から、
過剰なる糖質の摂取が、
嫌気的解糖作用の亢進を招く
説明はしてありますので、
もっ詳しく知りたいなら、
私の過去の投稿をご覧ください。
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