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[フォーカス]石井光氏、抗がん剤偏重に批判と対案 「がん治療設計の窓口」立ち上げ
東京・日本橋に開くクリニックで、末期のがん患者を何人も診てきた。抗がん剤や放射線治療で、体力も気力も失われた患者が来るたびに、日本のがん治療のあり方への疑問が膨らんだ。「もっと患者にあった治療法を提案したい」との思いから、「がん治療設計の窓口」を立ち上げた。
がんと診断された患者は、手術して腫瘍を取り、抗がん剤や放射線治療を受けるのが一般的だ。「抗がん剤中心の標準的な治療を続けてもがんは抑えきれず、やがて延命を目指すだけになってしまう」と指摘する。保険適用されない先端的な治療を組み合わせれば「完治も可能だ」。
昨年から始めた「設計の窓口」では、まず患者の病状やこれまでの治療法を聞く。その上で、免疫療法やがん細胞を狙い撃ちにする分子標的薬など治療の選択肢を示す。治療は紹介した病院で行う。「セカンドオピニオンとは違う」と言い切る。セカンドオピニオンは、標準的な治療の枠内で、抗がん剤の種類を変えるなどの提案が多いからだ。
「医者の嘘」という本を出版した。末期がん患者にも高額な抗がん剤投与を続ける今の医療界は、「効果が疑わしいのに税金や保険料で負担している医療費が増えるだけ」と言う。「批判を受けるかと思ったら医者から応援の手紙が届いた」と笑う。
=いしい・ひかる、68歳
[日経新聞4月10日夕刊P.2]
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