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がんの正体を最初に発見した男の物語 2
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投稿者 BRIAN ENO 日時 2015 年 4 月 14 日 11:42:52: tZW9Ar4r/Y2EU
 


がんの正体を最初に発見した男の物語 その 2

〜オットー・ウォーバーグが
「穀物ビッグ・バン」以降、
 世界最初の「糖質制限」実践者である〜


オットーは若いころから、
人間の力では、
どうすることもできない癌患者に
対する当時の医療の無力さに失望しており、

自分がいつか、
癌の正体を突き詰め、
癌を撲滅しようと、心に誓っていたという。

彼は、まず、癌細胞そのものを調べた。

彼によると、以下のことが、判明したという。

@癌細胞は簡単に言えば、
 「解糖系(原核生物のエネルギー産生装置)」であり、
 糖を摂取し、無酸素で、僅かなエネルギーを出し、
 分裂し暴走する。

A癌細胞は通常細胞の遥かに超える糖を摂取し、
 はたまた、
 摂取したがり、
 それを利用して分裂して暴走する。

B癌細胞のミトコンドリアは、ほとんど活動していない。

C癌細胞は低温である。

D癌細胞は酸性である。
(乳酸でいっぱいである)

次に癌患者そのものの共通する体質を調べた。

@高血糖である。

A低体温である。

B呼吸がひじょうに浅い
 (酸素不足気味)

C自律神経が交感神経優位になっている。

D癌患者の体質は酸性であり、
 血液も酸性である。


これらの結果から、
オットーは、

「糖質の過剰摂取が、主たる癌の発生要因である」
「解糖系の異常なる亢進が癌となる」

ことを突き止めたが、
既に書いたように、
これは完全に、 葬り去られた。

しかし、
糖質の過剰摂取は癌だけではなく、
人類の万病のもとでもあったのである。

人間の細胞内のエネルギーをつくる器官は、

解糖系と
ミトコンドリアであるが、
通常は、
ミトコンドリアに主導権があり、
ミトコンドリアに依存し、
酸素を用いて少しの体内摂取物から
莫大なエネルギーを得ている。


本来、

哺乳類、
鳥類、
爬虫類、
魚類等
の食はタンパク質と脂質に支えられている。

人間も哺乳類である、
他の哺乳類と同様、

700万年間、
タンパク質と脂質で食と生命を支えてきたのである。

しかし、
今から1万2千年ほど前から、
人類は、 穀物(糖質が圧倒的に多い食品)と遭遇し、

これらを、
大量生産ができる、
保存ができる、

という経済的側面だけを理由に、
突っ走ってきた。

そしてその穀物は、
保存できると言う事で、
富に変貌した。

穀物が富となり、
富(穀物)の多寡が貧富の差や、
階級をうみ、

やがて、
支配者と被支配者の関係も生まれた。

さらに、
富(穀物)が被支配者を支配する支配の道具となっていった。

※簡単に言えば「穀物」が「富」であり、
 今でいえば「マネー」であると考えていいだろう。


狩猟採集時は、
肉食だから、
肉の常温での保管が不可能であったため、
富と言う概念も
富そのものもうまれなかったのである。


我々が愛してやまない
穀物、米、小麦などの糖質は、
そもそも、
支配の道具として蓋をあけ、
支配の道具として、
狩猟採集の結果の常温保管できない肉とよりも、
活用できたから
今日のように穀物や糖質が
蔓延したのである。
(ここのところが、重要である)

@穀物⇒常温保管可能⇒富となる⇒マネーと同じ機能を持つ
 (大衆支配の道具になる)

A肉⇒常温保管不可能⇒富になりえない一過性の食糧にしかならない
 (大衆支配の道具になりえない)


まさに、糖質は、
人間が食べるべきもの(健康の為)として
発展したものではなく、

支配の道具として、
ゆがんだ発展の歴史を持っている。

我々被支配者がこれらを食わされ、
定住させられ、穀物生産に従事させられ、
病弱にさせられ、
これらにより支配されてきたのである。

さらには、
これら(穀物)の為に、
戦争に駆り出され、

時の為政者の利己の為(穀物の略奪)に
多くの人間が犬死したのである。

このように、

穀物生産は、
結果的に、
人間を差別し、
人間を戦いに駆り立て、
人間を心身の不健康に導いたのである。


穀物の栽培・生産が、
人間の社会、
人間のあり方、
人間のあるべき姿を
狩猟採集時代と比較すると180度、
変えていったのである。


私は、
これを「穀物ビッグ・バン」と名付けた。

「穀物ビッグ・バン」で、
人間の人生観、
幸福感、
社会のあり方等が大きく変わったが、
ここまでは、
数多くの研究者が異口同音で書いている内容の受け売りだが、

こういったことを研究している研究者の誰もが、
気付いていないことを、
これから、以下に、私は書く。


穀物摂取(糖質摂取)の予期せぬ副作用として、
人類は、 まず「高血糖」に悩まされる。

血糖値が高くなると免疫系が弱体化して、
(血流の悪化、白血球の全身への供給不足、
 白血球が高血糖により活性を失う)

※ライナス・ポーリングの研究によると、
 血糖値が120を超えると、
 血糖値100の時を100%に換算すると、
 75%の白血球の活性が失われるということである。
 残された25%の活性で、
 免疫力を保持することになる。
 さらに、一度、血糖値120を超えると、
 100%の免疫力の活性に戻るには、
 個人差は多少あるが5時間から7時間
 の時間が必要になるとのことである。


したがって、 
感染症等にかかりやすくなる。


人類は糖質の摂取で簡単に感染症にかかるようになった。


さらに、口内の虫歯菌が、
糖質の摂取により、
活発化して、
虫歯菌が糖を摂取し、
酸を吐き出すので
歯が酸で溶けだし、
虫歯が発生し、
歯磨きという習慣が始まった。


口内の虫歯菌の繁殖や
免疫力の低下、
唾液不足などで、
口内衛生状態の悪化により、

虫歯以外にも様々な病も発症した。

さらに、
高血糖による原因の動脈硬化をはじめとした
様々な脳卒中等の、
血管障害が発生し、
全身の細胞内のタンパク質が糖化反応を示し、
人類を苦しめるようになった。


さらに、 ある人は癌になり、
ある人は糖尿病にもなり・・
糖の過剰な摂取により、
細胞質の解糖系の亢進により、
奇形出産も出始めた。
予期せぬ病が氾濫する社会になり、

これをチャンスと捉えた祈祷師や、
今で言う医療ビジネス(呪術等も含む)の
源流のようなものも、
台頭してきた。


しかし、
穀物摂取へのシフトで一番、
人類にダメージを与えたのは、
糖質の過剰な摂取による、
人類の精神や心や脳への副作用である。
(糖が脳関門を潜り抜け、ニューロンに侵入し悪影響を及ぼしているのである)


穀物ビッグ・バンを歴史の起点とし、
穀物ビッグ・バンによる糖質摂取のスタートが、
人間の精神の異常や、
心の荒廃や、
憎悪心の増長や、
利己心の亢進が、
発生する事実に関して研究をしている科学者は、
皆無である。


いや、例によって封印されてきたのである。
糖質を否定されると、
糖質の害悪を暴露されると、
この社会の、
この支配構造にほころびが出るのである。


超低コストで、
調達、保管、物流、販売(すべて常温で流通販売可能である)
できる糖質群。


これで巨万の富を築くことができるし、
大量の病弱な人間をつくりだすことができ、
権威医療でボロ儲けができるのである。


こんな低コストで調達可能な、
支配の道具はそうそうないのである。


支配者に取ったら、
糖質は我々を支配するうえで、
決して手放すことができない支配の道具なのである。


社会的動物である人類が、
その生存に重要な気質である
利他的志向を
糖質の摂取により失った。


さらに、
悲劇的にも糖質の摂取が人類を攻撃的で、
利己的な気質に変化させていったのである。


糖質を過剰に摂取してから、
精神的に肉体的に
人類は明らかに変わった。


我々人間の、
心も肉体も退化したのである。


富を志向し、
富の多寡が、
階級や身分をうみだし。


人間を富の多寡で差別するようになり、
富多き人間は支配者となり、
富無きものは被支配者となった。


それは、今も、全く変わらない。


人間は糖質摂取で、
利己的になり、
他者に対し憎悪を抱き攻撃的になったのである。


この頃から、
平和で安定していた社会が崩壊し、

富や権力や効率や経済性等を、
人類が頑なに志向するようになる。


現在も周知の通り、
その真っ只中に我々は存在しているのである。


本来、
集団共同生活を生存の生命線としてきた、
集団共同生活型の哺乳類である人類が、
そうではなくなったのである。


これは、致命的な事である・・。
これを危機と言わず、
なんと言おう!


これにより、おのずと、
社会は荒廃し、
友人、親族、隣人同士で殺人が発生したり。
部族間同士の小競り合いが発生したり、
紛争が発生したり、
大規模な戦争も発生したりした。


それらの元凶はほとんどが、
「富(穀物)」の奪い合いや、

支配者同士の主導権争いであり、

利己的な思考が原動力となり、
憎悪が増幅していったことが原因である。


※その精神的支柱を支えたのが
 糖質摂取により利己心の増幅である。


したがって、
人間は、糖質(穀物)を、
支配力の道具として渇望し、
糖質の摂取により
その渇望する利己心を増幅したのである。

糖質が支配の道具としての対象としても、
体内摂取した時に作用(利己心の増幅)にしても、
負の連鎖を引き起こす自己完結性をもっているのである。


これは、恐ろしいことである。
このように、我々の心は、
糖質摂取により、
破壊され、
利他的な思考は衰退し、
憎悪と富への志向が権力者の哲学(バイブル)となったのである。


前置きが長くなった・・。

本題に戻る・・。

解糖系とミトコンドリアが人間の身体で微妙な均衡
(ミトコンドリアがイニシャチブを握り、解糖系は休眠状態)
を保っている状態が、
人間が心身ともに健康状態である。


結論的には、
ミトコンドリアが主導権を握ったような状態が、
人間本来の明るく快活で元気で健康な心身の状態である。


しかし、
穀物のような人類が摂取すべきでない糖質が、
多く含まれるものを摂取すると、
解糖系とミトコンドリアの微妙な均衡が崩壊して、
解糖系が優位になり、
様々な病になるのである。


癌以外の病も、
すべてこのミトコンドリア優位から、
解糖系優位のイニシャチブの移動で 発生する。

(この件に関しては、後で説明する)

このことも、オットーは発見し、
彼のご主人様にも報告している。


実際、彼も、

「公の場面では小麦粉を自分の農場で有機栽培して、
その小麦を自宅オーブンでパンを焼いて食べていた。」

と伝えられてはいるが、

それは、あくまでも、
我々一般人向けの演出であり、
演技である。いわゆる

「ディスインフォメーション」と思われる。


たぶん、
彼は、
糖質を含むものはほとんど、
食べていなかったと思われる。


なぜなら、
彼は当時の老人で85歳まで、
すこぶる健康で毎日、
元気いっぱい「乗馬」を楽しんでいたという・・。

当時の85歳と言えば、
今でいえば、
100歳は優に超えている年齢である・・


そんな爺さんが乗馬をするなんて、
私には考えられない・・。

スーパー爺さんである。

当たり前だが、
彼は、
癌などには、生涯に渡って、
一度も罹っていない。

この事実から、
彼は、
糖質は、
彼の自説通り、

一切、
摂取していなかったと想像するしかないのである。


従って、オットー・ウォーバーグが、
穀物ビッグ・バン以降、
人類で最初の「糖質制限」実践者なのである。


(つづく)


 

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コメント
 
01. 2015年4月14日 12:31:37 : b5JdkWvGxs

旧来の米飯中心の日本食が一番長寿だというのが世界中の定説だ

肉や乳製品食べると癌になるからな


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