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写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ
風邪薬で死亡も…市販薬の「副作用」で被害者は救済されない
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/158862
2015年4月11日 日刊ゲンダイ
風邪薬を飲んだら死亡――。消費者庁が8日に発表した市販薬による副作用のデータが波紋を広げている。
同庁によると、2014年までの5年間で、市販薬による副作用は1225件。このうち、死に至ったのが15件、後遺症が残ったのが15件あったという。症例が多かったのが風邪薬の400件。その次は解熱鎮痛消炎剤の279件。驚くのは、風邪薬で死に至った例が8件もあったことだ。
具体例としては「風邪薬を服用して肝臓の数値が高くなった」(70代男性)、「漢方薬を飲んで空咳がでるようになった」(30代女性)などが報告されている。
■裁判には莫大な費用と時間が
では、副作用にあった場合、どうすればいいのか。現状では被害者が救済されることはなく、ほとんど泣き寝入りというのが実情だ。
「医薬品副作用被害救済制度」という給付制度はあるが、入院を必要としない症状や、日常生活が著しく制限される程度の障害ではない場合は認められないなど、適用への“ハードル”は高い。民事で賠償を求めるのも難しいという。
現在はインターネット販売が解禁となり、簡単に市販薬を購入できる。服用する際は、細心の注意を払ったほうがよさそうだ。
「薬との因果関係を立証するのは本当に困難です。まずメーカー側は簡単には認めません。今後、薬の承認を受けるのに影響が出るからです。ただ、ネット販売にも利点がある。購入履歴が残る点や、質問票にメールで答える形であれば、店舗で買うよりも、より正確に病状が把握できるからです」(医療ジャーナリストの志村岳氏)
水俣病被害者の救済に関する裁判も半世紀以上に及んだ。仮に裁判をやったとしても、莫大な時間とカネを費やすだけだ。
自分の身は、自分で守るしかないということか。
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