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写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ
過去最高の合格率91.2% 医師国家試験は易しくなったのか?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/158225
2015年3月20日 日刊ゲンダイ
「えっ、そんなに高いの?」と思った人もいるだろう。厚労省が18日に発表した医師国家試験の合格率だ。9057人が受験し、うち8258人が合格した。合格率は91.2%で1985年以降、過去最高。トップは浜松医科大、自治医科大、順天堂大医学部の3校で、いずれも99.1%をマークした。
国家試験といえば、最難関は司法試験。昨年、法科大学院を修了した合格者は1647人で合格率は21・2%だった。人命を預かる医師のほうがずっと合格しやすいのはなぜなのか。
「合格率が高いのは厚労省の意向を反映しているからです」とは医学博士の米山公啓氏だ。
「全国的に医者不足だから、厚労省はなるべく多くの合格者を出したいのです。医学部に入るための受験では難しい数学や化学の問題が出ますが、医師国家試験は計算問題も、引っかけ問題もありません。『次のうち、心不全の兆候はどれか?』といった覚えれば解ける問題ばかりなのです。とくに私立大は6年生になると、過去問などを使った試験を一年中実施して覚えさせる。念のために言うと、実技も面接もありません」
大学によっては、3年から4年に上がる段階で成績が悪い人を留年させる。6年で卒業するところを7年、8年と時間をかけて勉強させるのだ。結果的に優秀な学生だけが受験するので高い合格率が生まれるのである。
気になるのは東大の合格率。91.2%を下回る88.5%だったが……。
「東大生は頭が良すぎるため、途中で“自分はほかの分野でも成功できる”と思う人が出てくるのです。そのため医学の勉強がおろそかになる。それなのに惰性のように試験を受けて不合格になる人がいるから、合格率が低いのです」(米山公啓氏)
いろんな裏事情があるものだ。
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