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〜糖の体内での役割〜
(がん発症の役割もあることも、お忘れなく!)
99.9999%の人が、
権威の刷り込みに翻弄され、
糖質礼賛者なのは、
紛れもない事実ですが、
たまには、
糖質礼賛者の気持ちを
ひくようなタイトルで記事を書いてみようとおもった次第であります。
「北風と太陽」で言えば、
太陽のような役回りをしてみようと思った次第であります。
さて、本題に入ろう。
人間は、生きていく上で、
なんらかの
エネルギーをうみださなければなりません。
車で言ったら、エンジンと
ガソリンや軽油や天然ガス等です。
人間の場合、
そのエネルギーは、
原則、二つの方法で、
エネルギーをうみだしています。
それは、
ひとつは、
解糖系(酸素を用いず、糖を用いてエネルギーを得る)があり、
もうひとつは、
ミトコンドリア系(脂質と酸素あるいは、タンパク質と酸素でエネルギーを得る)
方法があります。
簡単にそれを説明します。
@解糖系(細胞質)
息を止めて踏ん張るような「瞬発力」を求められた時や、
「細胞分裂」のときのみに利用されます。
主に、
赤血球、
臓器の上皮細胞、
皮膚、
脳のグリア細胞、
骨髄、
瞬発力の筋肉(速筋、白筋)等
で利用されています。
Aミトコンドリア系(ミトコンドリア内)
呼吸を伴う生命維持に利用されます。
人間は呼吸を止めると死にますので、
24時間、365日常に、
ミトコンドリアのエネルギー産生に
依存しているのですよ。
赤血球以外の
ほとんのどの細胞で利用されています。
特に、
心筋、
神経細胞、
ニューロン等、
24時間、
動き続ける細胞にはミトコンドリアが多く存在します。
糖の役割をもう少し、
詳しくお話しましょう。
糖は、既に申し上げましたが、
解糖系のエネルギー産生で利用されます。
糖を摂取したら、
細胞質内で解糖系が作動して、
酸素を利用しないで、
糖が乳酸になります。
糖⇒解糖系⇒ピルビン酸⇒乳酸
これを、
「嫌気的解糖作用」といい、
酸素が関わらない代謝になります。
繰り返しますが、
これは、
息を止めて踏ん張るような時に利用されます。
あとは、
細胞分裂の時のエネルギーに利用されます。
ですから、
子どもの頃は、
大人に比べて、
解糖系の利用が活発になります。
子どもは、活発で瞬発力はありますが、
すぐに、ぐったり、
眠りますね。
子どもは、解糖系が活発です。
反対に、
成長が止まった大人では、
解糖系は、
臓器の上皮細胞や皮膚や骨髄等で、
地味に利用されますが、
解糖系の活躍は年齢とともに、
どんどんじり貧になります。
人間は成長が止まると、
ミトコンドリア主体に
シフトし直します。
ただ、例外があります。
「がん」です。
がんになると、
解糖系が、活発に代謝を行います。
これを「嫌気的解糖作用の亢進」といい、
がんの発症と言う形で、
細胞質、
特に解糖系が多い、
臓器の上皮細胞や皮膚等で
嫌気的解糖作用の亢進が発生して、
大量の糖を取り込み、
がん細胞を異常な勢いで分裂させ、
患者の糖を血管新生により、
奪い、患者を弱らせます。
これは、何度も説明していますが、
本来、摂取してはいけない糖を、
現代人は大量に摂取し、
糖は我々人間の体内に
糖として、
ほんの僅かな量(1%未満)しか留め置くことができないので、
過剰な糖は、有害なので、
ほとんどの場合、
中性脂肪に変えられて体内に備蓄されます。
その時に、活躍するのがインシュリンですが、
あまりにも過剰な糖を摂取するので、
インシュリンの分泌が悪くなり、
中性脂肪に変換できなくなったり、
します。
そんな時、
糖を体内にほんの少ししか保存できないので、
尿として出したりするのですが、
それが、糖尿病だったりするわけです。
あるいは、糖尿病にならなくても、
細胞質の解糖系を異常にフル回転させて、
糖を乳酸に変えて、
有害な糖を乳酸に変えて、
凌ぐ方法もあります。
それががんです。
有害な糖を体内に糖として留め置くことができないので、
細胞質の解糖系が、苦し紛れに、
糖を細胞質の無用な細胞分裂の為に利用して、
糖の体内の留め置きの量を1%未満にする方法を選択するのです。
糖の細胞質の無用な細胞分裂とはがんのことです。
繰り返しますが、
これを嫌気的解糖作用の亢進といいます。
よく生化学の教科書に、
糖⇒解糖系⇒ピルビン酸⇒アセチルCoA⇒クエン酸回路
※ピルビン酸に酸素が加わるとアセチルCoAに変わる。
このような表記があるが、
このように糖が代謝されることは、
ほとんどありません。
教科書だけの机上の空論を
世界中が思考停止して、
妄信しています。
なぜなら、たとえば、
あなたが、例によって、
糖質ばかり摂取したとしましょう!
その時は、
まず、血糖値が上昇して、
その過剰な糖は、
例によって、
インシュリンにより、
中性脂肪に変えられる。
どんな時も、これが、
人間の体内代謝の原則である。
従って、
糖をありったけ摂取しても、
生化学の教科書に書いてあるような代謝は
起きないのです。
極端に言ったら、
もし本当に
ハーパーの生化学の教科書のように
糖⇒解糖系⇒ピルビン酸⇒アセチルCoA⇒クエン酸回路
が起きているなら、
糖だけで、
我々はエネルギー産生が完結するのである。
ありえない。
こんな、権威のデマカセを、
研究者は、マジで信じています。
恐ろしい愚かさです。
糖の代謝の基本は、
以下のフローチャートが原則です。
糖⇒解糖系⇒インシュリン⇒脂肪酸合成⇒中性脂肪
もし、糖が中性脂肪となって、
体内に貯蔵されたなら、
この中性脂肪がアセチルCoAになって、
クエン酸回路に入る形になるだけの話である。
ほぼ100%の研究者が、
ハーパーの生化学の教科書を妄信しているから、
私のような雑魚が、
否定しても、
何も起こらないが、
それはそれでいい。
さあ、
この辺で「糖の体内での役割」について箇条書きにする。
1.糖は赤血球の細胞質(解糖系)のエネルギー源である。
血液の中に、
たとえば、体重50キロの人で、
血液量は4`程度であるから、
その0.1%の濃度で適度な血糖値であるから
約4g程度で飽和する。
2.糖は速筋(白筋)と言われる筋肉内の細胞質(解糖系)で、
息を止めて重い物を持ち上げるような
瞬発力が必要な時のエネルギー源である。
3.脳の中のグリア細胞の細胞質(解糖系)エネルギー源である。
しかし、
実際に思考を司る神経細胞であるニューロンでは、
解糖系がほとんどないので、
糖もほとんど活用されない。
だから、
糖を摂取しても脳が活発に働くわけではない、
むしろ、
血糖値が上昇し、
血流が悪化し、
ニューロンへの酸素供給が滞り、
脳の働きが弱まる。
それ以上に、糖質を摂取すると、
副交感神経が亢進し、
眠くなって、
頭が冴えず、
ボーットして眠ってしまうだろう。(笑)
「糖が脳のエネルギーになるという」刷り込みも、
ここまでくれば、
漫画の世界です。
4.肝臓内の備蓄分(血糖の維持の為)
5.臓器の上皮細胞や皮膚等の
新陳代謝による細胞分裂の時の細胞質(解糖系)の
エネルギー源である。
しかし、成長が止まってから、
過剰に糖を摂取すると、
臓器の上皮細胞や皮膚等の細胞質で、
嫌気的解糖系作用の亢進があると、
細胞質の細胞分裂が異常な形で進み癌発症の原因となる。
6.糖は、体内の組成に一切関与しない。
糖は、
解糖系のエネルギーの燃料にはなるが、
体細胞の組成や素材にはなりえない。
反対にタンパク質と脂質は全ての体細胞の組成と素材になり、
ミトコンドリアのエネルギーの燃料にもなる万能選手である。
〜豆知識〜
人間の体内を調べてみよう!
人間の体内組成を調べてみました!
体重50キロの人で、調べてみました!
1. 水(63%)
2. たんぱく質(16%)⇒8`(糖質の16倍)
3. 脂質(15%)⇒7.5`(糖質の15倍)
4. 無機質(4.7%)⇒2.35`
5. 糖質(1%)⇒0.5`(500g)
6. 核酸(0.3%)⇒0.15`
人間(50`の体重の人)の
体内のどの部分に糖質がどのくらい含まれているのか?
パーセンテージはそれぞれの臓器の重さの何パーセントを占めるか?
と言う数字です。
1. 肝臓 1400g(4%)肝臓では、
体内の糖が不足した時に糖を造る機能がある。(56g)
2. 筋肉 20` (1%)200g程度の糖がいざという時の為に保存されている。
3. 骨 10` (0.1%)(10g)
4. 血液(0.1%)血糖の維持にほんの少しの糖が含まれている。
50`の体重の人の総血液量は4`、
そのうちの0.1%が糖だから4g程度の糖
5. 脳(0.1%) 1400g
よく、脳に、糖が必要というが、
それが、とんでもない嘘であることが、
すぐにわかる。
糖はなんとごくごく僅か、
1.3g程度しか脳に存在しない。
合計271g⇒500gより、かなり少ないですよ!
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