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HIV検査がスマホでわずか15分?このデバイスは医療の革命か
http://dmm-news.com/article/919018/
FUTURUS 2015.02.16 20:32
健康管理や診断に関するアプリやデバイスが次々と登場しているが、ついにスマートフォンでHIVと梅毒の検査ができるデバイスが開発された。
指先から採取した少量の血液を使い、僅か15分でスマートフォンに検査結果が表示されるという。
■ 低コストで高度な血液検査をスマホで
この画期的なスマートフォン装着型デバイスを開発したのは、米国コロンビア大学の研究チームだ。
大掛かりな設備や高額な検査機がなくても、スマートフォンとこの小さなデバイスがあれば、HIVや梅毒など3種類の感染症の検査ができるというから画期的だ。
しかも検査に掛かる時間は僅か15分以内。
その上、この検査デバイスの価格は約34ドルでありながら、ELISA(Enzyme-Linked ImmunoSorbent Assay)法という高度な検査と同等の検査が可能なのだという。
これまでのELISA法の検査装置が200万円以上したことを考えると、革命的な開発成果だ。
この小型で低コストの検査デバイスとスマートフォンさえあれば、病院や検査設備がない貧困地域でも感染症の検査が可能になる。
電力もスマートフォンから供給されるので、電気が届いていない地域でも使える。また、メンテナンスも不要であることが重要になる。
このデバイスはスマートフォンのイヤホンジャックに接続するだけで使用でき、既にアフリカ・ルワンダの母子感染予防施設では女性96人を対象にテスト使用を済ませている。
研究チームを率いたSamuel Sia准教授は、「開発成果は完璧である」と自信をみせている。
検査手順も簡単だ。消毒した指先を針で刺し、僅かな血液を専用ケースに採取する。その採血ケースをカートリッジに刺し、検査デバイスにセットする。
そしてスマートフォンのアプリを起動させて検査をスタートすると、15分ほどで結果がスマートフォンに表示される。
■ 僻地や貧困地域の感染者を減らす
研究チームは、僻地と呼ばれるような地域でこの検査デバイスが活用され、医療サービスの形態が変わることを期待しているという。性感染症が深刻な問題となっているアフリカの貧困地域などでの利用も急がれるだろう。
Samuel Sia准教授は、この検査デバイスが普及すれば、梅毒などによる死者を10倍以上減らせることや、HIVの感染者の発見が容易になることでその拡散を防げるであろうと語っている。
WHO等が協力すれば、一気に普及できるのではないだろうか。
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