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中国が死刑囚の提供停止 どうなる?日本人患者の臓器移植
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/155561
2014年12月7日 日刊ゲンダイ
中国政府が死刑囚の臓器を移植に利用する慣習を停止する方針を打ち出した。来年1月から取りやめるという。
臓器斡旋の関係者によると、死刑囚からの臓器移植は大半が腎臓で、世界中から患者が中国に渡り、年間に2000体の臓器が移植されているという。摘出は原則として死刑囚本人の意思を確認した上で行われるが、司法当局が勝手に摘出して病院や医師に売買する闇ルートも存在する。
臓器の供給がピークだった2007年ごろは日本人の患者が約1000万円をコーディネーターに渡して移植手術を受けた。死刑囚の遺族に渡される謝礼は約30万円。現在は中国政府が自粛を呼びかけているため提供臓器が減り、費用は1500万円以上に高騰しているという。
臓器移植に詳しいジャーナリストが解説する。
「中国で腎臓移植を受ける日本人はピーク時は年に400人ほどいましたが、いまは40人程度。中国では提供者は40歳までと年齢制限を低くしているため元気な臓器が得られ、医師も真面目に取り組むため手術の成功率は高い。移植が停止になれば困るのは日本の患者たちです」
■カンボジアやベトナムなどに根回し
日本臓器移植ネットワークの資料によると、現在、国内の移植希望登録者数は1万3696人。このうちドナーが現れるのを待てない富裕層などが大金を払って中国で移植手術を受けている。中国が囚人の臓器を提供しなくなった場合、どうなるのか。
「すでにコーディネーターたちはカンボジアやベトナム、インド、インドネシア、マレーシアなどから臓器提供を受けるための根回しを始めています。日本国内では1000万円前後の謝礼を払って兄弟などから臓器をもらうケースが常態化していますが、今後は金額が上がりそうです。患者をフィリピン女性と結婚させて新妻の臓器を移植するビジネスも始まっている。おもにヤクザが取り仕切り、費用は500万円前後。フィリピン女性は50万〜100万円を受け取ります」(前出のジャーナリスト)
臓器移植が受けにくくなり、費用が高騰するのは間違いないようだ。
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