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群馬大病院のHPから
群馬大病院 「8人死亡」高難度手術を引き受け続けた“事情”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/155004
2014年11月15日 日刊ゲンダイ
手術経験は豊富だったようだ。
群馬大病院で腹腔鏡による肝臓手術を受けた患者8人が死亡した問題。同病院が行った肝臓手術は、2010年12月から今年6月までに92例あり、亡くなった8人を執刀したのはすべて40代の助教だった。高難度の保険適用外の手術だったが、事前に義務付けられている倫理審査は行っていなかったという。
腹腔鏡を使った肝切除手術は、比較的実施しやすい「部分切除」と、「区域切除」などに分けられる。今回8人が受けたのは高度な技術が必要な「区域切除」だった。
「92例のうち、ほとんどを助教1人が執刀しました。倫理審査を申請しなかったことに関して、本人は<認識が甘かった>と言っています」(群馬大広報)
■術後2週間から100日で死亡
亡くなった8人は術後2週間から100日程度で死亡していた。手術数に対する「死亡率」は約1割だが、とりわけ問題視するほど「高い」といえるのだろうか。
杏雲堂病院消肝内科の小尾俊太郎部長はこう言う。
「首都圏の大病院で腹腔鏡による肝臓の手術を受けられるのは、肝機能の数値が良好な“治る見込みが高い”患者だけです。そうでない患者は、ワラにもすがる思いで地方の病院に駆け込むしかない。倫理審査を申請しなかったことは問題ですが、群馬大病院としては善意で受け入れたということではないか。8人が亡くなった原因は、手術のミスというより、肝機能の悪化だと思います。背景を鑑みれば、決して『死亡率』は高いとは言い切れないでしょう」
詳しい死亡原因の解明はこれからだが、複雑な背景がありそうだ。
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