01. 2014年9月29日 19:26:06
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140929-00000557-san-sociデング熱 新たな遺伝子配列見つかる 患者は150人に 産経新聞 9月29日(月)17時54分配信 厚生労働省は29日、静岡県熱海市で10日にデング熱を発症した20代男性から検出されたウイルスの遺伝子配列が、これまで東京・代々木公園を中心に広がったウイルスと異なっていたと発表した。海外から持ち込まれた別のウイルスに感染したとみられる。また、都内の20〜60代男性3人が新たにデング熱と確認され、デング熱に国内感染したとみられるのは17都道府県で150人となった。 厚労省によると、静岡県の男性から検出されたウイルスは、4種類ある型のうちアジアなどで流行し、代々木公園で確認されたものと同じ1型。しかし、遺伝子配列がこれまでのものと異なっており、代々木公園で広がったウイルスとは別の経路で感染したとみられる。男性は9月上旬に都内を訪れていたが、代々木公園などこれまで感染が疑われる公園には行っておらず、感染場所は不明。男性の周囲でデング熱の症状を示す人はいないという。 一方、厚労省に報告があった新たな男性患者3人のうち、2人は代々木公園周辺を訪れていたが、1人は行っておらず、感染場所は不明。重症者はいないという。都の専用電話には、28日までに2842件の相談があった。 【関連記事】 デング熱 「下がらない熱」「目の裏の痛み」…病院に行くのはどんなとき? デング熱 再感染すると致死率10〜20%のデング出血熱発症も デング熱 「妊婦は長袖着用を」日本産婦人科学会が呼び掛け 中国原産、殺人スズメバチが対馬定着 遺伝子は韓国 養蜂産業などに悪影響 ---------------------------------------------------------------------- http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/140904/lif14090412420009-n1.html 2014.9.4 12:42 デング熱 再感染すると致死率10〜20%のデング出血熱発症も 9月3日現在、厚生労働省の発表によれば、これまでの感染者は11の都道府県の男女48名にのぼるという。
最初に感染が確認されたのは8月27日。8月4日ごろから、東京・代々木公園で学園祭に向けて週3回のダンスレッスンをしていた同じ学校のクラスメート3人が発症した。その後、8月21日に『王様のブランチ』(TBS系)のロケで代々木公園を訪れていた、レポーターの青木英李(25才)と紗綾(20才)も感染していたことが明らかになった。 長崎大学熱帯医学研究所の森田公一所長が説明する。 「デング熱とは、ヒトスジシマカ、ネッタイシマカによって媒介されるデングウイルスに感染して発症する急性熱性疾患です。人から人への感染はありません。症状は高熱、筋肉痛や関節痛、皮膚の発疹などで、風邪やインフルエンザ、風疹などの症状と発症初期はよく似ています。感染してから、つまりウイルスを保有する蚊に刺されてから1週間程度で発症しますが、感染者の約5〜8割は発症しないといわれています」 しかし世界では、デング熱により年間約20万人が死亡しているという報告もある。 「デングウイルスには4つのタイプがあり、初感染のときは軽症例が多いですが、再感染すると“デング出血熱”を引き起こす可能性が高まります。適切に治療しないとその致死率は10〜20%ともいわれているんです」(前出・森田氏) ヒトスジシマカは小さな水たまりさえあればいくらでも繁殖する。またネッタイシマカはもともと熱帯に生息している蚊だが、この夏の大雨や猛暑などに象徴されるような気候変動で北上しているという話も。 「ヒトスジシマカは人間も動物も吸血しますが、ネッタイシマカは人間の血しか吸わないので、ヒトスジシマカの何倍もウイルスの伝達能力が高いといわれています。このネッタイシマカが日本に侵入するとさらに大きな流行を引き起こします」(前出・森田氏) そんな凶悪蚊をいったいどうやって防げばいいのか? 「蚊に刺されないようにすることが最大の予防。身の回りの蚊の発生源、水たまりなどがあればなくし、蚊の忌避剤を持ち歩く。そして、これはデング熱に限らず他のウイルス病すべてにいえることですが、基礎的な体の抵抗力を落とさない生活を心がけましょう。夜更かしや深酒をせず、充分な睡眠と栄養をとることは大事です」(前出・森田氏) ※女性セブン2014年9月18日号 --------------------------------------------------------------------- http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/140901/lif14090123440027-n1.html
2014.9.1 23:44 デング熱 「下がらない熱」「目の裏の痛み」…病院に行くのはどんなとき? デング熱の主な症状は、38度以上の高熱や頭痛、関節痛などで、風邪やインフルエンザに似ている。夏は蚊に刺される機会も多く、風邪をひくこともある。デング熱を疑って医療機関にかかるべきなのは、どんな症状が出たときだろうか。 デング熱は感染しても半数は発症せず、軽症例も多い。国立感染症研究所の西條政幸部長は「海外渡航歴がない人はかからないと思われていたため、これまでは風邪などと診断されていたかもしれない」とする。 しかし、普通の風邪と異なる症状もある。風邪やインフルエンザは熱が1、2日で下がることが多いが、デング熱は4、5日続くことが多く、一度下がった後再び上がることがある。 国立国際医療研究センター国際感染症センター(東京都新宿区)の馬渡桃子医師は「デング熱では多くの患者が目の裏の痛みを訴える」と話す。症状としては発疹も知られるが、発疹が出るのは熱が下がった後。「発熱直後は見分けがつきにくいが、熱が何日も続いて目の裏が痛い場合はデング熱の恐れがある」という。解熱後も倦怠感が続くこともあり、食欲がなく水も飲めないといった場合は受診した方が良い。 ただ、デング熱には特効薬がなく、対応は解熱剤投与など対症療法のみ。発症者の1〜5%に起きるショック症状や出血症状には注意が必要だ。馬渡医師は「鼻血や黒い便などの下血症状があったら速やかに医療機関に行ってほしい」と助言している。 --------------------------------------------------------------------
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