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「プロポフォールは小児に禁忌」報道で麻酔科医に困惑広がる  日経メディカル
http://www.asyura2.com/14/iryo4/msg/204.html
投稿者 ダイナモ 日時 2014 年 7 月 15 日 11:49:55: mY9T/8MdR98ug
 

 東京女子医大病院で起きた全身麻酔・鎮静用剤による事故をめぐる一連の報道で、麻酔科医の間に困惑が広がっている。麻酔や鎮静に頻用されているプロポフォールの使用が、この事件を機に制限されるようなことがあれば、現場の混乱は避けられない。


 今年2月、東京女子医大病院でリンパ管腫ピシバニール注入術を受けた2歳男児が、集中治療室での経過観察中に急性循環不全で死亡した。その後の院内調査で、鎮静に用いられたプロポフォールとの因果関係が浮上。一部のマスコミが、これを「小児に禁忌のプロポフォールで死亡事故」と報じ、一気にスキャンダル化した。

 一連の報道の影響は、当の東京女子医大のみならず、日常診療でプロポフォールを使用している麻酔科医にも及んでいる。「プロポフォールは、小児にも成人にも、麻酔のファーストラインとして使用されている」と、ある麻酔科医は話す。にもかかわらず、同薬が「小児の禁忌薬」と報じられたことで、「うちの子の麻酔にプロポフォールを使わないで」などと言い出す患者家族が出てくるのではないかという懸念が広がっているのだ。


「小児の集中治療における人工呼吸中の鎮静」には禁忌

 実際にプロポフォールの添付文書で禁忌とされているのは、「小児の集中治療における人工呼吸中の鎮静」。これとは別に、日本麻酔科学会のガイドラインでは、禁忌として「小児への長期大量投与」を挙げている。プロポフォールを小児に使用することが全面的に禁忌となっているわけではない。

 超短時間作用型の静脈麻酔薬であるプロポフォールは、その使い勝手の良さから、小児の人工呼吸下以外の鎮静に広く使用されている。麻酔科医が不足している昨今、集中治療医、救急医、小児科医が鎮静を行うのは一般的。これらの医師は、使い慣れたプロポフォールを用いるケースが多いという。

 もっとも、東京女子医大病院の事故では、プロポフォールが人工呼吸中の小児の鎮静に使用されていたことが分かっている。

 集中治療室での鎮静などで投与が長期間に及ぶと、特に小児では突然死のリスクがあることが以前から知られている。「長期の鎮静で使用するなら、ミダゾラムやデクスメデトミジンを使うのが一般的」(前出の麻酔科医)だという。

 一方で、本来は禁忌である人工呼吸中の小児の鎮静にもプロポフォールを使用している医療機関は他にも存在するとの指摘もある。ある小児麻酔科医は、「人工呼吸器を着けた小児の鎮静にも、プロポフォールを使用している施設は少なくない」と証言する。この医師によると、「やむを得ず使用する場合は、長期投与にならないように総投与量を管理したり、乳酸アシドーシスに十分に注意するなど、厳密な管理下で投与している」という。いずれにしても禁忌例に対してプロポフォールがどのように使用されているのか、その実態は明らかではない。


学会は使用実態を調査中

 今回の東京女子医大の事件を受け、関係学会の対応は早かった。

 日本麻酔科学会は4月下旬、会員に対し、「プロポフォール小児の鎮静使用に関する注意」を通知。同学会の「麻酔薬および麻酔関連薬使用ガイドライン」を遵守するよう改めて求めた。高用量プロポフォールを鎮静で長時間投与すると乳酸アシドーシスが発症し、治療抵抗性の徐脈の発現と不全収縮に至る症例(プロポフォール症候群:PRIS)が誘因されるという報告を提示。適応のある全身麻酔での使用においても、他の薬剤と併用するなどしてプロポフォールの総投与量を減らし、小児への長期大量投与を避けるよう、注意を喚起している。

 また、日本集中治療医学会では、学会員を対象に、小児でのプロポフォール使用の実態を調査中という。関係学会が実態を踏まえた安全対策を示すことを期待したい。


http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/201407/537469.html  

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コメント
 
01. 北の零年 2015年2月20日 11:04:17 : pi7eKAjFENWsU : Ro0txLSjmk
或る種の“治験”が疑われる。
製薬会社と医師グループの背後関係に司法のメスが及ぶことを期待する。
適用拡大…なんてのは売り上げ増大と同じ意味にも取れるゆえ。
医薬の癒着の世界では私的治験はよくある話だ。



02. 2015年2月20日 15:46:24 : cGhuqCr5Jo

なにせ、私大医学部卒業するのに一人平均4、5千万円かかる
からね。

最も高いのが帝京大だ。

確か副学長だったか、安部某氏がHIVを拡大させたと
話題になったね。

医療の世界は、人の命より金が優先する世界なんだよ。

抗がん剤 殺人で検索したら、一杯出てくるよ、その実態が分かるだろう。

患者は、治験と称する人体実験されている様なもの。

医療の世界ほど腐敗している業界は、ないんだよ。

うつ病なんか抗鬱剤が原因で、2000年頃から増加の一途だ。

医者の目的は、病気を増やすことと言っても、決して大袈裟じゃないんだよ。

救急医療だけは、頑張っていて、唯一マトモなんじゃない。


03. 2015年2月20日 15:53:15 : cGhuqCr5Jo

あぁ、だから優秀な学生は、医学部なんか目指しちゃダメ。

虚しいだけだぞ。

まだ工学系に行きなさい。

資源の無い日本が発展出来たのは、工学系によるところが大きい。


04. 2015年3月26日 18:49:46 : fDG1cWsHyw

【東京】女子医大プロポフォール投与死事件「20歳まで生きる可能性は低かった」「こんなことで騒がれたくない」主治医らの発言に遺族激怒
beチェック
1 :くじら1号 ★:2015/03/26(木) 08:29:51.07 ID:???*.net
 東京女子医大病院(東京都新宿区)で鎮静剤「プロポフォール」を投与された子どもが相次いで死亡した問題で、うち男児1人の遺族が
主治医らから「(投与の影響を認めた)外部評価委員会の調査結果は納得していない」「こんなことで騒がれたくない」
との説明を受けていたことが25日、分かった。

 これを受け、同病院の医療事故の遺族らでつくる被害者連絡会は同日、「医師とは思えない発言で、管理体制に問題がある」とし、
高度医療を提供する「特定機能病院」の承認取り消しを求め、厚生労働省に説明内容をまとめた文書などを提出した。

 連絡会によると、病院側は1月、男児の遺族の要望を受けて説明会を開催。調査結果は投与により死因となった感染症を悪化させた
可能性を認めたが、主治医らは「納得していない」「投与しなくても20歳まで生きる可能性は低かった」などと話し、謝罪はなかったという。 

http://jp.wsj.com/articles/JJ10069252283490904371619186242271484640065

5: 名無しさん@1周年 2015/03/26(木) 08:33:03.27 ID:xGYRdfom0.net
医者ってインターンの時から先生先生言われてる社会不適合者だからな
異業種交流会とかで同年代の医者と話すとびっくりする程幼稚でレベルが低いよ

あと教師も同じ

6: 名無しさん@1周年 2015/03/26(木) 08:34:09.30 ID:uG7MJzS/0.net
東京女子医大病院は、この医師を切り捨てるだろうな

21: 名無しさん@1周年 2015/03/26(木) 08:42:03.98 ID:13kwpNPL0.net
>>6
女子医ってむかしからそういう病院として有名

そういう=他の病院とは違うとんでも医療に手を出す

28: 名無しさん@1周年 2015/03/26(木) 08:44:30.01 ID:1n8p79cV0.net
>>21
医療派閥は東大系だからな
臨床医よりも専門キッチーが多いわな。

8: 名無しさん@1周年 2015/03/26(木) 08:34:51.92 ID:D0jFFIOw0.net
泥沼の悪寒

12: 名無しさん@1周年 2015/03/26(木) 08:36:14.89 ID:Bo1i3KGz0.net
女子医大は日本で一番難易度の高い手術をやる。
東大が「術後死亡」を嫌うので、東大から女子医大に回されるケースも多数。
女子医大は東大派閥なので、言ってみれば東大の下請け。

女子医大は「東大の実験場」って言われれる。


34: 名無しさん@1周年 2015/03/26(木) 08:47:08.32 ID:zkIOM9FX0.net
東京女子医大って私学なのに大量の助成金が投入されて研究拠点になってる。
官僚がこの大学の教授の口車に乗せられて再生医療関連に莫大な税金を投入してしまってる。

49: 名無しさん@1周年 2015/03/26(木) 08:57:42.35 ID:zkIOM9FX0.net
女子医大はプロポフォールの知識が無かったんじゃなくて、
プロポフォールの投入機器を大量にとりそろえた研究拠点なんだよね。
ここの大学はTCI (Target Controlled Infusion)が自慢で、これについてずっと研究続けてる。
だから実験材料にされた可能性もあると思う。


61: 名無しさん@1周年 2015/03/26(木) 09:07:24.73 ID:zkIOM9FX0.net
特定機能病院の取り消しが問題になってるのはこの大学に多額の税金が投入され続けてたから。
この大学中心の研究プロジェクトが全部ふっとぶ。官僚の首もとぶ。
この10年、なぜか私学なのに助成金じゃぶじゃぶもらってて、
小保方を育てたTWINSも税金で作ってもらった。

http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1427326191/


5. てんさい(い)[1328] gsSC8YKzgqKBaYKigWo 2020年10月22日 17:29:56 : 0kUGInjLpY : ZUJoU1c2MzFGUzY=[336] 報告
《医療問題》禁止鎮静剤、投与後に64人中13人が死亡!子供への使用が禁止される鎮静剤「プロポフォール」を過剰投与!
http://www.asyura2.com/14/iryo4/msg/156.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 6 月 13 日

許せない 病院が2歳の子供に鎮静剤を大量投与して死亡させる!解剖要求なども⇒両親が大激怒して告訴へ!父親「まるで人体実験
http://www.asyura2.com/14/iryo4/msg/420.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 2 月 20 日

東京女子医大病院で去年に鎮静剤「プロポフォール」を二歳の子供に大量投与して死亡させた問題で、子供の両親が病院側を傷害致死罪で告訴する方針を固めました。
投与された鎮静剤「プロポフォール」は人工呼吸中の子供への使用が禁止されているが、医師側は事前にその危険性を把握していたことを証言しています。更には投与量も大人の限界量の1.7倍で、子供が耐えることはまず不可能な量でした。


しかも、子供が亡くなった後に病院側は遺体の病理解剖を要求し、これに両親たちは激怒したと報じられています。当初、病院側は病理解剖を要求したことを否定していましたが、両親側がその瞬間を撮影していた事から、病院が嘘の報告をしていたことも発覚しました。


死亡した男の子の父親は「異常なまでの大量投与、これが本当に必要だったのかどうか。ICUの責任者が、まるで人体実験をしていたかのような適用拡大、そういうことを検討している薬を使っていた疑いがある」と述べ、病院側に強く抗議しています。


6. てんさい(い)[1329] gsSC8YKzgqKBaYKigWo 2020年10月22日 17:30:18 : 0kUGInjLpY : ZUJoU1c2MzFGUzY=[337] 報告
プロポフォール投与の男児死亡 東京女子医大の医師6人を書類送検へ 術後の容体管理怠った疑い
2020年10月21日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/63106

 東京女子医大病院(東京都新宿区)で2014年、埼玉県の男児=当時(2つ)=が鎮静剤「プロポフォール」の投与後に死亡した事故で、警視庁捜査1課は業務上過失致死容疑で、集中治療室(ICU)に当時勤務していた男性医師6人を21日にも書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。
 男児は同年2月18日に首のリンパ管腫の手術を受けた。ICUでプロポフォールを投与され経過観察中だった同21日、急性循環不全で死亡した。
 捜査関係者によると、書類送検されるのは、病院のICU運営副部長の男性(60)ら38〜60歳の医師6人。手術後の同18〜21日、男児の尿の量や心電図に異変があったにもかかわらず、プロポフォールの投与を中止したり、別の鎮静剤に切り替えたりせずに死亡させた疑いが持たれている。
 1課は外部の麻酔医ら数10人への聞き取りなどから、事故を回避できた可能性があったと結論付けた。
◆ICUで人工呼吸中の子どもへの投与は「禁忌」
 事故を受け、日本集中治療医学会がまとめた研究報告書では、プロポフォールは全身麻酔や術後の鎮静に使われ、ICUで人工呼吸中の子どもへの投与は「禁忌」とされていたが、薬の作用時間が短く調節しやすいとの理由から、現場では医師の裁量で使用されることがあったという。
 事故を巡っては、外部の医師でつくる第三者調査委員会が15年2月、「プロポフォールの長時間投与が死因に関連していた可能性が高い」との報告書をまとめた。厚生労働省は同6月、病院に安全管理の不備があったとして、高度医療を提供する特定機能病院の承認を取り消した。男児の両親は16年12月以降順次、医師と看護師計7人に損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。


東京女子医大医療事故 麻酔科医6人を業務上過失致死容疑で書類送検
https://mainichi.jp/articles/20201021/k00/00m/040/123000c
毎日新聞2020年10月21日 15時25分(最終更新 10月21日 18時25分)

 東京女子医大病院(東京都新宿区)で2014年、首の手術後に鎮静剤「プロポフォール」を大量投与された男児(当時2歳)が死亡した事故で、警視庁捜査1課は21日、准教授だった男性(60)ら担当した麻酔科医6人が安全管理を怠ったことが原因だったとして、東京地検に業務上過失致死容疑で書類送検した。

 書類送検されたのは集中治療室(ICU)の実質的な責任者だった元准教授のほか、38〜45歳の男性麻酔科医。送検容疑は14年2月18〜21日、同病院のICUで、首のリンパ管腫の手術を受けた後に経過観察中だった男児に対し、人工呼吸中の子どもには副作用の恐れがあるため「禁忌」とされているプロポフォールを継続投与し、容体の変化に適切な対応をせず、同21日に急性循環不全で死亡させたとしている。【土江洋範】

東京女子医大病院の男児死亡事故の経過
※外部有識者による調査報告書や遺族への取材などに基づく

【2014年2月18日】

午前9時35分 男児が首のリンパ管腫の手術を受ける。7分間で終了

午前10時半  ICUで装着した人工呼吸器が外れることを防ごうと、鎮静剤「プロポフォール」の投与開始

【19日】

午後3時半  初めて心電図に異常な波形が現れるが、気付かれず

午後11時6分 同様の波形が再び出現

【20日】

午前7時半  3度目の心電図異常に麻酔科医が初めて気付くが、午前中の超音波検査で心臓に異常なしと判断。以降、心電図異常は死亡まで継続

午後     腎臓小児科医が尿の変色に気付き、麻酔科医に腎臓炎症の可能性を指摘

午後2時13分 心電図の別の波形に顕著な異常が出たが、麻酔科医は気付かず

【21日】

午前8時45分 首のむくみが取れて人工呼吸器を外せると判断し、プロポフォールの投与を中止

午後2時20分 容体が急変し心停止。蘇生措置を始める

午後7時59分 急性循環不全で男児が死亡

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