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子宮頸がんワクチン“副作用” 少女たちに変化も 治療の現状
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2243348.html
副作用を訴える声が相次いでいる子宮頸がんの予防ワクチンの問題です。国が積極的な接種呼びかけを一時中断して1年が経ちました。少女たちの体に起こった異常に変化が出ているケースもあります。治療の現状と少女たちの今を取材しました。
吉川佳里さん(当時13)。去年12月、子宮頸がんワクチンの接種後、手足に力が入らず、歩くことができなくなっていました。子宮頸がんワクチン。10万接種あたり6.9件で、重篤な副作用が報告されています。ただ、こうした症状に、変化が出ているケースもあります。
高校1年生のAさん(15)。おととし、ワクチンを接種。以来、激しい頭痛や吐き気に襲われ、一時は、ほとんど寝たきりでしたが、今、大幅に改善しています。
「頑張ってるね。部活に行けているね。ランニングもしてるじゃない。痛みも少ないね」(医師)
「(痛みが)少なくなってきた」(Aさん)
「すごいな。100点満点だと思うわ」(医師)
「ありがとうございます」(Aさん)
主治医は30分以上、Aさんの話に耳を傾け、自信を付けさせるように言葉を掛けていきます。
「薬をただ出すだけではない。(これまでの治療と比べて)印象が変わりました」(Aさん)
「ワクチン注射の後にすごく大変な目に遭った。『大変な目に遭ったね』と先生がちゃんと受け入れてくれたうえで、薬づけの状態から抜け出して、自己治癒力を高めていく方法を指示してくれた」(Aさんの父親)
大変な副作用に共感し、心理面を重視する治療が大きな効果を上げたといいます。
愛知医科大学病院の牛田教授は4日、厚生労働省の子宮頸がんワクチンの検討部会で、診察結果を報告。11の大学病院で、心理面に配慮した治療を継続した70人のうち、67%で体の痛みが改善したといいます。不安感の軽減が、改善に繋がる事も分かりました。
「悪くなって落ち込んでいくのではない事を担保してあげるのが、まず基本。少しずつでも前に進めば痛みにとらわれている状況から脱却して体を作れる」(愛知医科大学病院 牛田享宏教授)
厚労省は今年1月、ワクチンの成分自体には、問題はないとする見解を示しました。深く針を突き刺すワクチン接種は、強い痛みを伴い、中には失神する少女もいます。その痛みがきっかけで不安や恐怖を感じ「心身の反応」となって表れている可能性が高いと結論付けたのです。しかし、これには異論もあります。
去年12月。歩くことができなかった吉川佳里さん(当時13)。4月に突然、歩けるようになりました。しかし、今度は、別の異常が出てきたといいます。
「『本』という字、平仮名で書いてあるけど、漢字だとどんな字だか思い出せる?もし書けたらここに書いてごらん」(教師)
文字や文章を忘れてしまう“記憶障害”が出ているのです。
「(原因は)自分では全然分からないので、『何で(字が)分からないの?』と言われても、それは私が聞きたい方だから・・・」(吉川佳里さん【14】)
足のけいれんが何時間も続いたり、突然、意識を失って、倒れたりすることも。
「歩けるようになって改善されたみたいに見えますけども、その代償に意識がいつなくなるのか 分からない」(父・勝好さん)
高校1年のBさん(15)も、ワクチン接種から3年が経ちますが、記憶障害を含む、様々な症状は治まりません。
「開けられない。握力があまりなくて、全然開かないです。いろいろな症状が追加で出てきちゃってて、思考力の低下だったり記憶障害とか計算障害」(Bさん)
「いろいろな病院を練り歩きましたけれども、(医師から)『何か学校に行きたくない理由が他にあるからお嬢さんは学校に行けないんだよ』と言われたり」(Bさんの母親)
ワクチンの成分自体には問題がない。厚労省の見解について、Bさんは不信感を募らせます。
「(症状が)全部自分の“心の問題”だって言われるのはちょっと嫌というか・・・」(Bさん)
専門家の中には、ワクチンの成分を疑問視する声もあります。
「(記憶障害など)認知症みたいな症状が、子どもたちに見られるということ聞いて、これは脳神経の炎症によって起こってくる病気だと思うんです」(東京医科大学総合研究所 西岡久寿樹所長)
しかし、ワクチンの成分が副作用の理由だと、科学的に立証されたことはなく、国はまだ、今後の対応を決められずにいます。(07日15:47)
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