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「禁忌薬」約40%の病院が使用[NHK]
6月30日 12時10分
東京女子医科大学病院で、ことし2月、人工呼吸器を付けた子どもへの使用が原則禁止されている鎮静薬を投与された男の子が死亡した医療事故を受け、NHKが子どもの集中治療を専門に行っている全国の病院を対象に調べたところ、およそ40%の病院が同じ薬を使用していることが分かりました。専門家は「患者へのメリットが大きければ医師の裁量で禁止された薬を使うこともあるが、病院や学会で一定のルールを決めるべきだ」と指摘しています。
東京・新宿区の東京女子医科大学病院では、ことし2月、当時2歳の男の子が、人工呼吸器を付け集中治療が行われている子どもへの使用が原則禁止されている鎮静薬「プロポフォール」を投与され、死亡しました。
この医療事故を受け、NHKは今月、子どもの集中治療を専門に行っている全国29の病院を対象に同じ薬の使用状況などについてアンケート調査を行い、24の病院から回答を得ました。
その結果、全体のおよそ40%に当たる9つの病院がプロポフォールを使用していると回答し、その理由として、ほかに使用できる薬がないことや薬の効き目がよいことを挙げました。
ほとんどの病院が、薬を使用する際は複数の医師や看護師や薬剤師なども含めたチームで判断していましたが、1つの病院が1人の医師で使用を決めると回答しました。
さらに、プロポフォールと同じように原則使用が禁止されている薬を使う際に、具体的なルールを設けていないと答えた病院は全体の70パーセント近くに当たる16の病院に上っていました。
調査結果について、日本集中治療医学会の小児集中治療委員で、大阪府立母子保健総合医療センターの竹内宗之医師は「患者へのメリットが大きければ医師の裁量で禁止された薬を使うこともあるが、病院や学会で一定のルールを決めるべきだ」と指摘しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140630/t10015611731000.html
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