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羞恥心で…ジェネリック登場も偽バイアグラ事件はまだ続く
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2014年5月18日 日刊ゲンダイ
本物はお高い/(C)日刊ゲンダイ
早ければ来月にもジェネリック薬が発売されるというバイアグラだが、今後も“事件”は続くとみられている。
先日も偽バイアグラを無許可販売していた中国籍の于長俊容疑者(35=千葉市中央区)が、薬事法違反で警視庁に逮捕された。昨年6〜8月にかけ、4人の男性に対して計154錠を1万3620円で売った疑い。
1錠88円。まるで効きそうもないが、于は「年間400万〜500万円を荒稼ぎしていた」(捜査事情通)というから、それだけニーズがあったわけ。中国のオークションサイトで仕入れ、ネットを通じて日本人に売りさばいていたという。
一方、“本物”の相場は、都内のクリニックで1錠(50ミリグラム)で1500円前後。“ジェネリック解禁”で600円程度にまで下がるともっぱらだが、だからといって、偽物が根絶されるというものでもないらしい。都内の泌尿器科医がこうささやく。
「偽バイアグラは大半が中国産で、ネット上で平均1錠200円ぐらい。価格もさることながら、もともとED患者は繊細なタイプが多い。繊細だからEDになりがちともいえますが、『恥ずかしいから』と受診したがらないんです。だから怪しいと分かっていてもネット通販で買おうとする。これからは“偽ジェネリック”をつかまされる羽目になるでしょう」
■ネット販売の約55%が偽造品
バイアグラの発売元、ファイザーなど4社の合同調査(08年8月〜09年4月)によると、日本を含む世界約60カ国で偽バイアグラが発見されたという。ファイザー広報担当者が言う。
「ネット上で流通していた約55%が偽造品だったことも分かっています。糖尿病の薬の成分やネズミの駆除剤が混ざっていたケースもあるし、中国や韓国の工場では、不純物が混ざるような劣悪な環境で製造されている。問題は、ネットで購入した男性は、副作用と思われる被害に遭っても恥ずかしがって病院に行かないこと。ほとんど報告が上がってこないので、被害の実態がつかみきれないんです。必ず、医師の処方のもとで購入してください」
注意したいのは、医師の診療を受けていない場合、健康被害が起きても国の副作用救済制度の対象にはならない。まさに自己責任なのだ。
「米国の会社を装った中国、韓国のネット販売業者も少なくない。利用者が偽物で健康被害に遭っても、『個人輸入を代行しているだけ』と、責任逃れします」(前出の泌尿器科医)
ED患者は日本に1000万人とも。仲間は大勢いる。恥ずかしがっていると命取りになる。
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