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2016年12月1日 ニュース
米国の一流大学の研究によると、経済的にも精神的にも大成功する「トップ3%」の人たちと、それに続く10%の人たちの間に、性格や資質面で大きな違いはありませんでした。では、いったい何が成功と失敗の分かれ目になっているのでしょうか?(『資産1億円への道』山田健彦)
経済的にも精神的にも大成功する「トップ3%」は何が違うのか?
天使と悪魔のささやき
さて、ここに天使と悪魔がいます。
天使とは、あなたの目標達成を応援してくれる、あなたの内から湧き出る心の声。
悪魔とはその逆で、目標達成を「無理だ」とか「諦めた方が良いよ」と、親切にも(?)アドバイスしてくれる、やはりあなたの内なる声です。
例えば、あなたが「今よりウエストを5cm縮める」という目標を立てたとしましょう。あなたは、その目標を達成するためにジムに通い始めました。
さて、ジムで心地よい汗をかいたあなたが、ジムを出ると目の前に何と!焼肉のお店があるではありませんか!お店からはあの焼肉特有の、何とも言えない美味しそうな匂いが漂ってきます。
ジムではカロリー消費のプログラムをこなし、仕上げにサウナにも入りました。会社帰りでまだ夕食を済ませていないあなたは、「うん、今日は相当頑張ったな!」と思います。そしてお店の看板には、これまた美味しそうな生ビールの写真が…。
ここで、天使と悪魔があなたにささやきかけます。
【関連】額に汗して到達する「日本のトップ5%」年収1000万円を実現する思考法=俣野成敏
<悪魔のささやき>
ご主人さま、今日は良く頑張りましたね。もうウエスト5cm減なんてチョロイ、チョロイ。もう確実に射程距離に入りました!今日は、前祝いにパーっと焼肉とビールでお祝いしましょう!「食べたいときが旨いとき」っていいますよ、ご主人さま!特に「今日は月1回のサービス・デー」で、特上カルビが2割引、ビール一杯半額みたいですよ、ご主人さま!なかなか給料が上がらない昨今、これは有り難いですよ、ご主人さま!
<天使のささやき>
ご主人さま!ウエスト5cm減を決意されたのは素晴らしい!健康第一ですからね!生活習慣病のリスクがそれだけ減ります。私が全力で応援しますから、どうか今日は、焼肉は止めてください!私には1年後のスリムになったご主人さまの姿が見えています。どうか私の期待を裏切らないでください!
時として悪魔は、天使に扮してささやきかけてくることもあります。
<天使に扮した悪魔のささやき>
ご主人さま!運動した後はタンパク質を補給しないと明日に疲れが残ってしまいます、ご主人さま!特に明日は大事なお得意さま訪問ですから、疲れた顔はできません!ここはド〜ンとスタミナを補充して、明日は元気いっぱい、お得意さま訪問をしましょう!
なんとなく、悪魔のささやきにも一理ありそうですね。天使の仮面をかぶった悪魔もいるのです。
あなたはどちらの意見に従いますか? 悪魔と天使の言い分を聞いて、自分としての判断を下すのが大事です。あなたの中にいる天使と悪魔、そしてあなたはどっち?
「資産1億円」という目標を立てたとき、あなたの天使と悪魔は、どのようなささやきをあなたにするのでしょうか?また、「資産1億円」の目標が半分くらい達成されたとして、そのとき天使と悪魔は、あなたに何をささやきかけるのでしょうか?
想像してみましょう。これは時間を取ってリアルに想像します。リアルに、です。
世の中を分ける普遍の法則
「パレートの法則」というものがあります。2対8の法則とも言われます。
例えば、「コンビニの店頭に並んでいる商品のうち2割が、お店全体の売上の8割をもたらす」とか、「納税者のうち2割の人が納める税額が、国の税収の8割を占めている」などというものです。
人の腸の中の悪玉菌と善玉菌の割合は2対8が理想的とも言われていますし、空気中の酸素と窒素の割合もほぼ2対8です。
こう見ると、2対8の法則には普遍性がありそうです。
ちなみにコンビニ業界の人から聞いた話では、売上に貢献している2割の商品棚を大幅に拡張して、売上に貢献しない8割の商品を減らすと、逆にお店全体の売上が下がってしまうこともあるので、残り8割の商品もそれなりに売上に貢献してくれているのではないか、とのことでした。
2対8の世界に、あまり無駄というものはないようです。
「3:10:60:27」の法則
もう少し詳しい区分として、「3:10:60:27」というのもあります。米国の一流大学で、その大学を卒業した人を追跡調査した研究があるそうです。
その研究によると、卒業生のうち全体の3%の人は、大成功して経済的にも精神的にも豊かな生活をしている人々でした。
全体の10%は、ある程度成功はしていますが、上記の3%の人ほどではありません。失敗も経験しています。
全体の60%は、普通の人々です。日々の暮らしは問題ないのですが、リタイア後の生活費や子供の教育費に不安を抱えています。
残りの27%は何をしても上手くいかず、常に世の中に対する不平、不満を抱えています。
ざっとこんな内容です。
Next: 運命の分かれ道!トップ3%と下位グループに資質的な差はない
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各グループの「決定的な違い」とは?研究で明らかに
このトップ3%の人たちですが、特徴として以下のような事が挙げられていました。まず、性格的には積極派で、即断即決の人なのだそうです。また、常に明確な目標を持ち、それをノートに書いて段階的に実行していたのだそうです。
次の10%の人は、性格的、資質的にはトップ3%の人とは明確な違いはなかったそうですが、自分の目標を紙に書き出すことなく、漠然とした目標を持っているに過ぎなかったそうです。
残りの60%、27%の人の特徴は、自らの目標を設定する方が良い、とは理解していたものの、日々の忙しさに流されて、結局は漠然とした夢を語っていただけだったそうです。
またこの60%、27%の人たちは、他人からの評判を極端に気にする、他人に依存する、重要な判断を他人に委ねる等の傾向があったそうです。
現代の60%、27%の人はどんな人か?
現代の60%、27%の人は、情報商材に飛びつくタイプの人かもしれません。
「クリックするだけで月30万円!」「FXで月100万円!安定して稼げる!」なんていうコピーに飛びつく人です。
自分に自信がないので、「他人に自分を変えてもらおう」と心の中で思うのです。暫くして「変わらない」自分に腹が立ち、次の商材を探しに行く状態です。
別に情報商材が悪い、と言っているわけではありません。その商材を使い実際に経済的に潤っている人がいるのも事実でしょう。
ただ、「これで一山当ててやろう!」と安直に考えるのが60%、27%の人々であり、その商材をもとに様々な計画を立て、試行錯誤を繰り返しながら経済的に成功していこうというのがトップ3%のものの考え方だということです。
向き合う態度が異なっているのですね。
毎日、脳を洗ってますか?
みなさんは毎日「脳を洗って」いますか?
脳を洗う、つまり洗脳ですが、洗脳と聞くと、何か怪しげなオカルト教団に入会させられてお金を巻き上げられて…などと思うかもしれません。
しかし我々は毎日、顔を洗い、幾度となく手を洗い、ほとんど毎日風呂に入り、髪の毛を洗います。
でも脳はどうでしょうか?皆さん、脳は洗ってますか?実は人間の器官の中で一番汚れやすいのは…脳です。
新聞やテレビのニュースの8割以上は、事故、殺人事件、詐欺、年金削減などの暗い話題…人工知能の発達で人間の行う仕事が減るなど、悲惨な内容で溢れています。
「他人の不幸は蜜の味」とも言われますが、人々は悲惨な情報に興味を向け、逆に人々を明るく、前向きにさせる情報に人はあまり興味を示しません。
「自分も苦しいけど、この新聞記事に出ている人に比べたら遥かにマシかな〜」と自分より下に人がいるのを確認して、それで満足感を覚えるという変な習性を人は持っています。
それが、世の中にネガティブな情報が溢れかえっている理由です。新聞、雑誌、テレビでもそうですが、ネガティブで悲惨な情報ほど、人々の興味が集まるのです。
そんな情報が毎日毎日、我々の脳にインプットされていけば、人は積極的、肯定的ではなく、否定的、後ろ向きに自然となっていきます。これが思考の習慣になっていきます。
この否定的、後ろ向きな思考のパターンは、それが良くないとわかっていて積極的にチャレンジしようと思っている人にとても厄介です。すぐに心の中で、
「出る杭は打たれる」
「変だけど、どうせ役員の指示には逆らえないし」
「自分ひとりが積極的になっても、どうせ世の中何も変わらない」
…と足を引っ張る「悪魔のささやき」が聞こえてくるからです。
ここで言う「脳を洗う=洗脳」とは、そのような心の中の「悪魔の囁き」を塗り替え、自分で、理想の自分に、自分自身を洗脳することなのです。
Next: 「資産1億円を達成するためのマインドセット」を確立しよう
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資産1億円を達成するためのマインドセット
資産1億円を達成するためには、自分の脳を洗脳して、成功するためのマインドセットを確立することが必要です。
マインドセットとは、思考のパターンです。考えて出てくるものではなく、習慣として自然に湧き出てくるものと言って良いでしょう。
例えば、20歳そこそこの若い人が宝くじに当って億単位のお金を得ても、おそらくはすぐにそのほとんどを使ってしまうでしょう。
一般論として、20歳代の若者はお金というものに対する経験値が低いので、億単位のお金をどのように使ったらよいか?というマインドセットを確立していないのです。
ほとんどの場合、高級外車かネオン街にお金は消えてしまうと思われます。将来への投資、という概念は、まだ出てこないでしょう。
大きなお金を稼ぎ、それをコントロールするためには、それなりの精神状態を確立しておく必要があります。そうでなければ、すぐにお金は逃げていってしまうのです。
宝くじで一等を当てた人は、そのほとんどが5年以内に破産する、という統計もあるくらいです。
急がば回れ
いろいろな成功哲学のセミナーや教材が、金銭的な成功こそ唯一の成功であるかのように宣伝し、また世間でも成功の定義をそのように理解しています。しかし実は、成功とは金銭的なものだけではないようです。次回のメルマガでは、このあたりを中心に見ていきましょう。
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