30年以上も前になるかな、一家で映画「八つ墓村」のロケ地になった広兼邸を訪ねたことがある。「八つ墓村」ってのは「たたりじゃ〜！」で一躍有名になった、ご存じ、金田一探偵が活躍する横溝正史原作の怪奇小説のひとつである。

今回思い立ってそこをまた訪ねることにした。ただしこのたびは一人旅。

防寒具で完全装備して、例によってオートバイで出かけた。往路はほとんどが「○○バイパス」など無料通行の自動車専用道をつないで行った。復路は「帰心矢のごとし」となってほとんどが有料高速道路を走る。


（高梁市郊外の展望台から遠望した備中松山城） 

岡山県の高梁市からベンガラの里「吹屋ふるさと村」にある広兼邸をめざした。吹屋が山深いところにあるのは昔と変わりがなかったが、道路は広域農道が走ってうんと便利になっていた。

 

 　



　

広兼邸は吹屋の家並みから３キロほど離れた高台にある。





こうしてみると映画「絶唱」のロケ地にも向いているかもしれない。
 

245km走って給油。帰宅して走行メータを見ると161kmだったから、往復で406kmということになる。ちょっぴりくたびれた。 

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