けさ、コンビニで買った朝日新聞一面見出しに

『鶴見俊輔さん死去』と。

朝日より先に自宅で読んだ毎日新聞の朝刊には全然載ってなかったけど。

３０年ほど前に、学生時代に地方田舎町の本屋で愛読していた『思想の科学』
今では『思想の科学』は、もうないそうですが、鶴見さんはその創刊に携わったひとりらしいです。

その影響か、はじまって３年目の大学入試の共通一次試験の社会の選択科目は、
歴史科目の暗記量の膨大さにめまいがして
急遽、政治経済と倫理社会を選択。

倫社の教科書には、三一書房の「検定不合格　倫理社会」で急場しのぎ。
「検定不合格　倫理社会」中山千夏さんも執筆されてましたっけ。
そやから、今でも日本史は詳しくありません。

鶴見さんの「アメリカ哲学」は、哲学書にしては、大変平明でわかりやすかったと記憶してます。
そこで、パースだとか初めての米哲学者の名前も目にしました。「わかりやすい」だけに落とし穴がいっぱいあるのではないかとも思ったり。

鶴見さんが、オルダス・ハックレーについて書かれたエッセイも記憶に残っています。
鶴見さんの名前を知ったのは、松田道雄という当時、毎日新聞に「ハーフ・タイム」という連載エッセイを
読んだ後からでした。
そやから、鶴見さんがべ平連がどうのこうのは、私が小学生か幼稚園児だったので、まったく知りません。

学生時代に個人的に影響を受けた
松田さんがいなくなり、鶴見さんも亡くなってしまいました。

骨のある老人たちが、この世からいなくなって
安保法案の強行採決
時の流れか。

「さいごのひとりになっても「憲法９条」はまもる！」
考えようによっては、真の保守主義者じゃなかったのかな？

雑文ごめん

コメント
1. 2015年7月24日 10:03:31 : egVuu3RhZY 骨のある老人たちが骨になったというお話ですね
2. 2015年7月24日 13:37:34 : fkZ0poazIo 1.さん 座布団3枚です

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