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(昨夜のジャズ・ナイト)
児山紀芳はんの1974年のオーネット・コールマンはんへのインタビュー。(先月、85歳の生涯閉じる)
児山「あなたは1959年にニューヨークのジャズ界に登場して、ジャズに新しい概念をもたらすと共にその後のジャズに大きな影響を与えた。自分自身では何をを達成したと考えていますか」との質問に、
オーネット「これまでを振り返って、私が何をやったかに思いをはせると、私は、才能を持つ人が白人であれ黒人であれ、人間で有りたいという主張ができる芸術を見つけ、それが何かを人々に知らせたことではないかと思う。私にとってジャズとは一人の人間として私が自由であり正直であり自然であるための最も根源的な意思表示の方法だ。誰かに何か新しいことをやって評価してもらおうというようなそんなものではない。創造の喜びをみんなと分かち合うことなのだ」というふうに語って、大いに感動した。
オーネットに「1962年12月から1965年初めまで活動休止した」理由を聞いたところ、「ジャズ・ビジネスの一部の勢力が私の音楽が存在することも演奏することも嫌ったからだ」と語った。
オーネットは1972年に野心的なシンフォニックな大作「アメリカの空」を完成させ録音しようとしたときも、ニューヨーク・フィルとの共演も実現できなかった。オーネットは英国のロンドン交響楽団の協力を得て実現した。3日におよぶ録音が終了したとき、オーケストラの全員が総立ちになって拍手で讃えたと言われている。
(ヤブ人)
前半部分じゃが、巨匠にしては驚くほど謙虚、いやはやそう言っちゃ大変失礼。これこそ本音、本質的、根源的なことなんでんしょう。じゃから一層凄い、大きい。
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