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2014年12月9日午前7時半頃、ある小学校裏近くを歩いていた。遊びでも散歩でもなく、重要な用事があった。すると突然、急にどこからともなく白い軽自動車がやってきた。軽トラックではなく、箱型のバンタイプのもので、軽自動車である。車の上に青い回転灯が付いていた。その車は何度も私がいる場所をうろついていた。そして、ゆっくりと威嚇するような速度でうろついていた。ここはものすごい辺鄙な田舎であり、近くにはコンビニもなくただ山と田畑が広がるだけの地域である。近くには小学校以外に保育所があり、老人ホームもある。小さな川が流れていて、道路がある。ここはコミュニティーバスが通行するルートであり、駅が近い。スポーツガーデンやサーキットは北側にある。青色回転灯をつけた車がやってきて、車の窓が開いた。そしてそこから不審な男が脅してきた。「おい、お前。お前は何だ。ここいらの住人じゃないな。お前の勤めているところはあそこか?」私は黙っていた。するとさらに続けてその不審な男は脅し続けた。「地域の住民から、見知らぬ人間が散歩しているので怖い。何とかしてくれという通報があった。それはお前のことだろう。ここから出て行け」そして、自分の所属している組織も言わず、名前も言わず、正体不明のまま正義感を振りかざしてやりたい放題のことをやっている。いろいろな事件があるので、地域安全パトロールというのも必要なのだろうが、その活動に参加している人がすべて正義であり、絶対に正しいということはできない。この連中には警察の権限はないものの、ある程度の権限はあるので、それを悪用されると非常に恐ろしい。普通の一般の何も知らない人は、青色灯をつけた車に乗っている人は、信用してもいいだろうと思い込みやすいので注意してほしい。結局のところ、何を信じればいいのかわからないが、日頃からいろいろな人と会話をして情報のやり取りをするべきだ。全国的な事はニュースで誰でも知ることができるが、地域限定の情報というのは地元住民でもなかなか知ることが困難だ。この日はまたとても寒い朝だった。いつもならこの時間帯であれば施設内に入ることができるのだが、なぜか鍵がかかっており、鍵の担当者が開錠していなかった。それで建物に入ることができず、外で待機していた。外は当然ながら風が吹きまくっていたので、運動でもして体を温めようとした。別にそんなに長い距離を走っていたのではなく、同じ場所で足を上げたり下げたりしていた。それのどこが不審人物なのだろうか?田舎者というのは、見知らぬ人に対しては異常なまでに警戒するものである。大都会になるとあまりにも人が多すぎて、毎日が見知らぬ人ばかりであり、しかもそんなことをいちいち覚えている暇も無い。ところがとんでもない田舎になると人と会うことがほとんど無い。へたをすると一日中誰にも会わないことがある。都会では、部屋に閉じこもって人と会わないのだが、本当の田舎になると、一日中外にいても誰にも会わない。もしくはせいぜい10人以下であることが珍しくない。田舎は自然が豊かであり、とても景色が良くて、なんとなくのどかそうであるが、実際には恐ろしい世界が広がっている。それは無の世界だ。文明とはかけ離れた虚無の世界である。最近は少子化問題も加わり、荒廃した廃墟になりつつある地方が多い。地域安全パトロールは必要なものであるし、そういう活動に参加している人の大部分はまともな人だと思う。青年団とか消防団とかいろいろな組織活動に参加したり、祭りやその他の行事にも積極的にかかわることも重要だ。しかし、それが変な自信過剰となり、正義感も優越感に変わるにつれて、変質が起こる。それを修正することができるのは、何度も研修をすることであり、偏りのない広範囲の住民との会話や対話が必要だ。また組織の活動の健全性が失われていないかどうかチェックする機能も必要だ。そういないと、安全パトロールではなく、違法パトロールとなる。それに人間であるから間違うことがあるが、そのときには、謝罪をきちんとするべきだし、それをやる根性も無いのであれば、そういう活動をする資格も無い。田舎であるから何をしても許されるとかそういうことはない。だが、一部の権力者や金持ちが支配する田舎では民主主義は期待できないのかもしれない。それが田舎の悲しいところだ。それゆえに田舎は人口がますます減少し、やがて消滅する。田舎にはオープンマインドが無く、たとえどんなに子供大切に育てても、ほとんどすべてが都会へと移動してしまう。田舎は閉鎖的で陰湿であり少しも進歩が無い。
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