http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/911.html
Tweet |
大変動を起こしたスイスフランと下げ止まらないダウ平均
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4810800.html
2015年01月16日 NEVADAブログ
突然の大変動で大慌てした企業・投資家も多くいたはずです。
スイスフランの大変動です。
ほんの一瞬でしたが、チャートを見ますととんでもない変動をしたことが分かります。
http://www.foorex.com/market/chfjpy/
これだけの変動をしたのです。
更に以下をご覧ください。
http://www.foorex.com/market/usdchf/
このような大変動はそう見れるものではありません。
今、金融市場は大荒れになってきており、このような大変動は相場の「末期」に現れることが多く、今回のスイスフランの大変動はその典型的事例にあたると言えます。
スイス中央銀行の無制限買い入れ停止が今回の大変動を引き起こしたものですが、世界中の中央銀行はこの動きに震撼したはずです。
今、FRBがやろうとしている金融緩和停止や日銀が行っています事実上の無制限国債買い入れ策を取りやめた時、このような大変動が起こるとなると機関投資家は今から身構えるからです。
即ち、リスクを減らそうとする動きをすることになり、余計に国債を買い入れる動きをするからです。
結果的に、この国債買い入れは異常な低金利を更に深化させることになり、更にリスクを国債市場にため込む動きにつながるのです。
巨大なマグマが溜まり続ける状態を作り続けることになり、いつかはとんでもない大噴火を引き起こすことになり兼ねないのです。
今、ニューヨークダウが下げ止まらないのも来るリスクを警戒した機関投資家が株を売っているからなのです。
1月9日 −170ドル
1月12日 − 96ドル
1月13日 − 27ドル
1月14日 −187ドル
1月15日 −105ドル
合計で600ドル近い下落となっているのです。
スイスフランの動きを見れば、一スイスフラン131円を中心に165円台から114円台まで一瞬で動いており、これほどの変動は恐らく、ニクソンショック以来ではないでしょうか?
日本円も噂されています日銀国債買い入れ停止(売り物がなくて買いたくても買えない状態に陥る事態)が起これば、一瞬にして20%〜50%の変動が発生しても何ら不思議ではない状態に金融市場が陥っていると言える
のです。
今回のスイスフランの大変動(大暴騰と言える一面、大暴落とも言える面を持っています)を軽く見るべきでは
ありません。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。