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暴落したティファニー株
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4809267.html
2015年01月13日 NEVADAブログ
ニューヨーク証券取引所に上場しています世界一の宝石・ジュエリー販売のティファニーですが、昨年2014年11月、12月の売り上げ高が1%減少したと発表し、パニック売りが殺到して暴落したのです。
2013年同月(11月、12月)は4%の売り上げ増でしたので景気の拡大が続いていると言われる中、当然の事として、売り上げが増えると予想されていたのですが、ふたを開けてみれば増えるどころか、反対に減ってしまった訳であり、投資家は一斉に逃げ出したのです。
先月には売り上げ好調予想で史上最高値である108ドル台にまで買われていましたので落差は大きく一気に14%の暴落を演じたものです。
確かに統計では経済は好調ですが、アメリカ国中でも中堅層は消費を控えており、来るべき金融崩壊に備えていると言えるのです。
何かがおかしいと感じ始めているのです。
例えば原油価格は昨日も更に急落(−4.74%)し天然ガスも急落(−5.13%)していますが、確かに家計的には助かってはいるが、同時に経済が回らなくなってきているのではないか、と体感しているのです。
即ち、デフレの恐怖です。
アメリカの《中堅層》は経済、金融市場動向には敏感であり、インフレになるのか、デフレになるのかを真剣に考えて日々生活をする習慣を身に付けています。
会話もスポーツの話ではなく、経済、金融、社会の話を中心にして何時間でも議論します。
これは女性も同じであり、アメリカ人女性で《中堅層》にいる人はそれはしっかりした話ができます。
その《中堅層》が『何かがおかしい』と感じ始めて消費を控えているのです。
《中堅層》が最も消費をする層であり、そこが消費を控え始めれば、アメリカ経済はいずれ統計上も悪化するのは目に見えています。
今回のティファニー株の暴落率をニューヨークダウにあてはめれば一体いくらになるのか計算すれば恐ろしくなります。
ヨーロッパでもニューヨークでも暴落する株が相次いで出てきたことは今は点ですが、これが面になり始めれば、一般投資家も気づき、パニック売りが市場を襲うかも知れません。
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