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社長は海外出張を理由に姿を見せず/(C)日刊ゲンダイ
過失も知らんぷり…会見で分かったマクドナルドの企業姿勢
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156276
2015年1月8日 日刊ゲンダイ
何のために開いた緊急会見だったのか。相次ぐ異物混入問題を受け、日本マクドナルドが7日、都内で会見を開いた。100人以上の報道陣が詰め掛け、会場には30台以上のテレビカメラが並んだが、肝心の中身はスカスカだった。
「深くおわびする」「一切あってはならないこと」――。出席した日本マクドナルドの菱沼秀仁、青木岳彦の両取締役は会見でこう繰り返したが、「三沢店」(青森県三沢市)や「東陽町駅前店」(東京都江東区)で見つかったビニール片入りナゲットの「混入原因」は明らかにされないまま。防止策も「できるだけの努力をする」と歯切れの悪い説明に終始した。
驚いたのは「異物混入」に対するマックの公表姿勢の在り方だ。昨年12月、福島県郡山市の「4号線郡山安積店」で「サンデーチョコレート」にプラスチック片が見つかり、食べた子供が口の中をケガしたが、マックは公表しなかった。この姿勢を問われた青木取締役は「適切だった」と強調したのだ。
販売した食べ物でケガ人が出たにもかかわらず、公表しなかったことを「正しい」と言い切るなんて、食品を扱う事業者としての常識を疑ってしまう。当然、公表基準についても質問が出たが、「具体的な話は控えさせていただきたい」と言うばかり。要するに「異物混入」について、公表するかしないかは経営陣のサジ加減で決まるということ。昨年の「異物混入」が今ごろ、相次いで表面化するのも、報道を見た消費者が「俺も、俺も」と“告発”しているからだろう。ビニール片や歯よりも、もっとヒドイ事例があっても不思議じゃない。
消費者問題研究所の垣田達哉代表はこう言う。
「自分たちの過失(子供がケガ)を公表しなかったなんて驚くべきことです。企業としての姿勢を疑いますよ。会見を見た消費者も『もしかしたら他にもあるんじゃないか』と、ますます不安になると思います」
マクドナルド離れが進むのは避けられそうにない。
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