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一時239ドル急落したニューヨークダウ
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4806312.html
2015年01月07日 NEVADAブログ
ニューヨークダウは終値で130ドルの下落で終わっていましたが、一時は239ドル余り急落していました。
朝方は上昇していましたので、上げ下げの幅はかなりのものだったことがわかります。
すなわち、方向感をなくしているのです。
買い上げるにも今の水準は高過ぎ、売り込むにも金融緩和期待がまだ残っており、うかつに売り込めないとなっているからです。
そのような中、原油価格だけは急落を見せており、今日は1バーレル47.83ドルまで急落していました。
4%を超える下落であり、市場では30ドル台に突入するのも時間の問題との声もあるようですが、そうなればベネズエラだけでなく、湾岸諸国にも破綻危機が迫ってきます。
昨日は湾岸諸国の株式市場が急落していましたが、危機はロシアだけではなく、湾岸諸国にも波及して行っているのです。
また¨ドバイショック¨が起こる可能性がかなり高くなって来ており、今まで再度のバブルに沸いていたドバイ、アブダビですが、既報の通り不動産市場が昨年夏から急変しており、いつ再度の¨ドバイショック¨が発生しましても不思議ではありません。
またベネズエラの大統領が中国やOPEC諸国訪問する予定になっていますが、中国には原油の直接取引拡大を要請するようですが、果たして習国家主席は受け入れるかどうか。
もしここでNOといえば、ベネズエラは債務不履行となり、破綻となるとも言われており、中国とロシアがどのような戦略を持って対応するのか注目されます。
中国外交関係者の話では今の40億ドル分の契約を60億ドル分に増やすことを検討しているようですが、これではベネズエラにとっては焼け石に水であり、意味がありませんが、ベネズエラの大統領がくるということで¨お土産¨を持たせるという意味では20億ドルの増加は中国には意味がありますし、本格的救済はベネズエラを破綻させておいて後から救済するという方が戦略的には効果は高いと言えます。
*ロシアの破綻を指摘する日本の専門家もいますが、これはあり得ませんし、今のロシア2043年償還のドル建て国債の価格(額面の78%)を見れば世界の専門家はデフォルトを想定している価格とはなっていません。
世界の金融市場はニューヨークダウが堅調であればまだ持ちこたえることが出来ますが、ニューヨークダウが崩れれば、もう後がありません。
果たしてニューヨークダウは暴落から逃れることができるでしょうか?
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