http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/714.html
Tweet |
素人の一点買いは命取り/(C)日刊ゲンダイ
官製相場に拍車 株価乱高下時代の資産“鉄壁”運用術
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/156196
2015年1月7日 日刊ゲンダイ
2015年は乱高下相場――大方の市場関係者の見方はこうだ。
「急激な円安による物価高で、家計はきゅうきゅう。アベノミクスがもたらした官製不況に加え、ロシアやギリシャといった欧州リスクも高まっています。株価はいつ崩れてもおかしくない状況ですが、下落したら日銀マネー、年金マネーが国策で買い支えていく。今年は乱高下の繰り返しになるでしょう」(大手証券会社関係者)
ド素人の個人投資家は手を出しづらいが、一方で給付減、負担増という安倍政権による庶民イジメで老後が不安になる。どうにか虎の子の資産をうまく運用できないものか。
■半年〜1年かけて分散投資
生活マネー相談室代表の八ツ井慶子氏(ファイナンシャルプランナー)がこう言う。
「乱高下=ハイリスクですが、そういう難しい、悩ましい状況の時こそ基本に立ち返るべき。キーワードは『分散』です。投資するにしても一点集中は避ける。買う時期も分散させる。そうやってリスクをコントロールすればいい。安定してうまく運用できている中高年に共通しているのは、感情のブレが少ないということ。一喜一憂するタイプは失敗しがちです」
八ツ井氏のもとに相談に訪れる中高年の多くは余裕資金の3〜5割を、半年〜1年かけて分散投資しているという。焦りは禁物。精神的にも余裕を持って投資するのが鉄則だ。
「投資初心者はシンプルに考えた方がいい。個別銘柄はリスクが高いので投資信託で。例えば日本株の投資信託と海外債券の投資信託を組み合わせれば、どちらかが下がってもどちらかが上がるといった具合にリスクを低下できる。それぞれ資金の4割が目安です。残り1割を実物資産のゴールドに、それこそコツコツ積み立てていく。円安を見越して外貨預金という気持ちは分かりますが、手数料もかかるし、為替リスクもある。1割程度を試しに回すぐらいが無難でしょうね」(前出の八ツ井氏)
20代、30代ならハイリターンを狙って失敗しても巻き返せるが、中高年はそれも難しい。慎重の上にも慎重を。コツコツ投資が一番だ。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。