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◆アメリカ、GDP当たり石油消費量が33%縮小
Demand Side Innovation は、完全に世界を変えてしまいつつある。
日本は、これに乗り遅れてはならない。なぜなら世界トップレベルの技術を、軒並み保有しているからだ。
米国で石油の消費量が減っている。約30年ぶりの大きさに膨らんでいる国内の原油生産や好調な米景気、油価の急落という現状からは一見意外な現象に映るが、背景を探ると“石油依存症”を徐々に克服しつつある米国社会の姿が浮かび上がる。
米政府の統計によれば、2014年7〜9月期の米国内総生産(GDP)は前年同期に比べ2.4%増えたが、ガソリンをはじめとする石油製品の消費量は0.3%減った。より長いスパンでみると、20年前に1日1760バレルだったGDP10億ドル(現在のレートで約1200億円)当たりの消費量は、14年9月に1178バレルと33%も縮小している。
◆原油消費量、電気消費量は、減って当たり前。
米国で昨年8月に販売された車の平均燃費は1ガロン当たり25.8マイル(1リットル当たり11キロ)と2007年比28%も向上。加えてバイオ燃料の利用拡大の効果もあり、米幹線道路の走行マイル数が10年以来0.8%増える中で、ガソリン消費量は3.7%減っている。
◆驚愕の事実、燃料油を使った発電量は03年から88%も激減!!
石油消費減少の3つ目の要因は再生可能エネルギーの普及だ。ブルームバーグの集計によれば、風力や太陽光など再生可能エネによる13年の国内発電量は2億5200万メガワット時と過去最高を更新。一方、燃料油を使った同年の発電量は1300万メガワット時で03年から88%も激減している。
◆原油価格、まだまだ下がる、なぜか?
現在の原油安も石油への需要減を一段と促す可能性がある。エネルギー経済学の専門家、フィリップ・ヴェアレジャー氏は、消費者はガソリンなどの値下がりによる可処分所得の増加分を燃費性能の高い車に回せ、同様に航空会社はジェット燃料の下落で入る利益を燃費の良い新機材向けに再投資できると指摘。
「消費者は石油製品の購入をなるべく抑えようとしており、油価の下落は石油の凋落(ちょうらく)に拍車をかけそうだ」との見方を示している。
Source:<a href="http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150103/mcb1501030500009-n1.htm">米社会“脱石油依存”に 省エネ化、再生エネ普及</a>
ソース<a href="https://www.facebook.com/kitagawa.takashi?fref=photo">北川高嗣FB</a>より
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