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122社アンケート 円の適正水準「105〜115円」が4割
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150103-00000500-biz_san-nb
SankeiBiz 2015/1/3 11:28
アンケートでは、急ピッチで進む円安を懸念する企業が過半を占めた。内需型産業が輸入物価の高騰にあえぐ中、全体の4割が「1ドル=105〜115円」と現在より円高の為替水準を望んだほか、円相場の安定を求める声も多かった。
昨年12月、1ドル=121円台という約7年4カ月ぶりの円安水準まで進行した為替相場。現在の水準をどうみるかを聞いたところ、「円安すぎる」と「やや円安」と答えた企業が計56%を占めた。
その理由として、「輸出の伸びが鈍く、所得が海外に流出する悪影響のほうが大きい」(保険)、「物価が上昇し、消費意欲の減退につながる」(電力)などの意見が目立った。
アンケートの対象は大手企業のため、「当社は円安になるほどメリットがあるが、取引先には必ずしも円安がメリットとはかぎらない」(化学)として、中小企業への配慮を示す意見もみられた。
円相場は日銀が追加の金融緩和に踏み切った昨年10月末から1カ月余りで10円程度も円安が進んだ。
このため、企業からは「水準よりも円安のスピードが問題」(証券、通信)、「経営安定のためには、為替変動が小さいほうが望ましい」(造船重機)などの声が多い。
また、昨年夏に1バレル=100ドル強だった原油価格は、同年末にはほぼ半値の50ドル台に急落。化石燃料を輸入する企業にとっては可処分所得が増える“追い風”となるが、「円安の影響で原油安のメリットを十分に受けられない」(電力)という意見も。
一方、望ましい為替水準を1ドル=90円から125円まで5円刻みで聞いたところ、最も多かったのが105円と110円の15%。
「今期の想定レートは100円台前半」(建設)、「輸入企業と輸出企業の双方にとって企業努力が報われる水準」(小売り)などの声が多い。
また、115円は10%と105〜115円を望む企業は全体の40%を占めた。「これ以上の円安は、急激に円高に振れた場合に混乱が大きくなる」(自動車)ためだ。
これに対し、120円を望ましいとする企業も6%あり、「緩やかな円安であれば問題なし。平成27年後半は125〜130円」(証券)との予想も。
ただ、「為替水準は経済情勢などによって変化するもの」(金融)などの理由から「その他」を選ぶ企業も16%あった。
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