http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/628.html
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リニア新幹線について地デジ等大マスコミ発表の多くは賛辞一辺倒で、某イケウエ氏すら「日本の未来技術の象徴」発言。
しかし冷静に分析すれば、あまりに巨大なプロジェクトに影響評価が不足で「想定外」要因が現れるのは目に見える。
この局は比較的推進に熱心な方向と思っていたが。この記事では題によらず、ある程度問題点を指摘している。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここから)
いよいよ本格化 リニア新幹線建設の課題は
http://www.news24.jp/articles/2015/01/02/07266451.html
< 2015年1月2日 20:50 >
2015年、強力な磁力を利用し浮いて走行するリニア中央新幹線の建設がいよいよ本格的に動き出す。研究が始まってから50年以上がたった去年、国土交通省が工事を認可。先月、品川と名古屋の駅の建設が始まった。時速500キロ、東京〜名古屋間を最短40分で結び、2027年の開業を目指すが、利便性の向上や経済活性化などに期待が寄せられる一方、多くの課題が残されている。
その一つが残土問題だ。リニア中央新幹線全区間のうち約9割はトンネルだが、JR東海によると、トンネル工事によって発生する残土の量は約5680万立方キロメートル、東京ドーム46杯分にも上る。残土の15%はJR東海の車両基地の整備などに使われることが決まっているが、残り85%は埋め立て地に候補地が挙がるなど調整が進められる段階だ。残土の行き先が決まっても、大量の残土や建設資材の運搬でダンプカーが往来する。JR東海は、長野県大鹿村の場合、最大1日1736台のダンプカーが通ると予測しており、騒音や環境汚染など地元からは不安の声が上がる。
さらに、工事による河川への影響も大きな課題だ。静岡県の南アルプスを貫通するトンネル工事では、大井川の水がトンネル内に湧き出し、川の水量が最大で毎秒2トン減少することがJR東海の調査で明らかになっている。大井川の水は水道水などで利用されるため、静岡県内8市1町が対策を求めている。JR東海は先月、有識者を集めた検討委員会を設置し、湧き出た水を川へ返す対策などを検討しているが、具体的な方法は決まっておらず、流域の住民らの不安は拭いきれない。
懸念されるのは環境面だけではない。一つは用地取得の問題。沿線上に土地の権利を持つ地権者は7都県で約5000人。用地買収や地中権などの交渉はこれから始める予定で、順調に進むか予断を許さない。もう一つは巨額の建設費。東京〜名古屋間は約5兆5000億円、2045年に予定される大阪までの延長部分も含めると約9兆円に上る。「難工事」とされる深さ約1400メートルにトンネルを通す山岳部の工事も含んでおり、工事中に高圧の地下水が噴き出す可能性なども考えられる。ルートの変更や工事の中断が生じれば、結果として当初の見込み以上に建設費がかさむ恐れもあり、工事期間や費用が計画の範囲内に収まるかは不透明だ。
12年後の開業に向け動き出した夢のプロジェクト。計画は着実に進んでいるが、完成までの道のりは容易ではない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここまで)
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