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櫻井英明氏（本人提供）
投資対象に迷ったら…「ＮＩＳＡでＲＥＩＴ」で堅実に稼ぐ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156098
2015年1月3日 日刊ゲンダイ
ＮＩＳＡ（少額投資非課税制度）を利用するなら、ＲＥＩＴ（リート＝不動産投資信託）がピッタリだ。株式投資と同じで、ネット証券などで気軽に買える。
「ＮＩＳＡでは、株式や投資信託を購入している人が多いですが、リートもオススメです。ＮＩＳＡは、武田薬品など高配当の銘柄に人気が集まっていますが、リートも同じように高配当。平均で３％程度はあります」（兜町カタリスト編集長の櫻井英明氏）
リートの上場数は５０近い。よく知られているのは三井不動産系の「日本ビルファンド」や、三菱地所系の「ジャパンリアルエステイト」。この２つは大手不動産がバックだけに安心感も高いが、それだけに残念ながら利回りは低い。両銘柄とも２％台半ばだ。
「特定の分野に特化したリートが次々と登場しています。老人ホームや病院が投資対象の『日本ヘルスケア』、ホテルが対象の『ジャパン・ホテル・リート』、物流センターの『日本ロジスティクスファンド』などです。こうした特化型の注目度は今後高まるでしょう」（櫻井氏）
多くの銘柄は年２回配当を実施。代表的な「日本ビルファンド」を例にすれば、１３年１２月に１万７２９０円、１４年６月は８１５２円の分配金（配当金）だった。ちなみにリート購入価格は約６０万円（１４年１２月時点）となっている。
「不動産価格は、この先、上昇していくでしょうから、リートへの投資もウマミがあります。予想利回りが３．５％を超えた時が購入の目安、好機です」（櫻井氏）
ＮＩＳＡを利用すれば配当金は無税で済む。投資金額が１０万円以下の銘柄もいくつかある。新年は、投資対象に迷ったら「迷わずリート」だ。
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