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ドイツがとうとう国債の新規発行がゼロに。日本は何を学ぶべきか
http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/539.html
投稿者 猫侍 日時 2014 年 12 月 29 日 10:15:12: De1pMGrYJHTyk
 

ドイツのショイブレ財務相は2014年9月9日、ドイツ連邦政府の2015年度予算案について、新規国債の発行がゼロになる見通しであると述べた。旧西ドイツ時代も含め新規国債の発行の停止は46年ぶり。今後ドイツは無借金で財政をまかなえることになる。


ドイツ連邦政府の2013年度の歳出は約3078億ユーロ(約42兆4200億円)だった。これに対して歳入は2855億ユーロとなっており、財政赤字は223億ユーロである。14年度は財政赤字が67億ユーロに減少する見込みで、歳入と歳出はほぼ均衡する。


これによって新規の国債発行はゼロにすることが可能となる見込み。ちなみにドイツの歳入のうち税収が占める割合は9割に達している。ドイツは欧州各国に対し、財政健全化路線を主張しており、自国についても財政均衡を義務づける法律を制定し、財政再建に取り組んできた。


ドイツの政府債務のGDP比は、政府が保有する資産と相殺したネットの数値で約50%、米国が約80%、日本は約140%となっている。資産を相殺しないグロスではドイツが約70%、米国が約100%、日本は約250%となる。


ドイツが財政再建に成功しているのは、徹底した緊縮財政によるものというイメージも大きいが、好調な経済を背景に税収が堅調であることが大きく貢献している。一時は財政赤字が政治問題となっていた米国も、このところ急激に収支が改善しているが、これも持続的な経済成長による税収増の影響が大きい。


2000年から現在までの間、ドイツのGDPは2倍に、米国のGDPは1.7倍に拡大した。世界経済全体も同じような動きである。これに対して日本のGDPはほぼ横ばいとなっている。相対的には日本はかつての半分近くの所得になっていると考えることができる。これでは財政再建ができないのはある意味で当然のことである。


ドイツは日本と同様、製造業による輸出で経済を支えてきた国である。このところの高成長はユーロ経済の恩恵という側面も大きいが、徹底したリストラで製造業の高付加価値シフトを進めてきたことも、競争力維持に貢献している。


ドイツは他国に対する直接投資も多いが、実は自国に対しても同じ水準の投資を諸外国から受け入れている。海外からの直接投資がほとんどない日本とは、この点で大きく異なっている。


海外からの投資受け入れと、製造業の国際競争力は一見すると無関係に見えるが決してそうではない。海外から資本を受け入れ、競争環境にさらされた製造業は結果的に輸出競争力を高めるのである。日本とドイツを単純に比較することはできないが、ドイツから学ぶべき点は多いと考えられる。


http://blogos.com/article/94321/


◆メルケルノミクスVSアベノミクス


一国の首相がコロコロ変わる日本に比べて、国体強化のために連立政権などをとるドイツ。
2014年6月、英国・北アイルランドのリゾート地ロックアーンで開かれた主要8カ国(G8)首脳会議(サミット)で、ドイツのメルケル首相は、日本のアベノミクスを激しく批判した。


「デフレを脱却する必要は理解するが、日本は大変な財政赤字を抱えている」「金融緩和の出口戦略をどうするつもりなの」「労働コストが安い国から競争条件が不利になるという指摘もある」


メルケル首相は日本とEUの経済連携協定(EPA)締結交渉のカギを握る最重要人物でもある。しかし、ドイツ経済のエンジンである自動車大手フォルクスワーゲンが中国市場で日本のトヨタと競合しているため、ビジネス重視のメルケル首相は親日というより親中に色分けできるだろう。


◆メルケルノミクスとは


仏経済紙レゼコーが「アベノミクスかメルケルノミクスか、どちらの道をとるべきか?」というロランス・ダジアノ・パリ政治学院講師の寄稿を掲載したことがある。「アベノミクス」は数カ月間で効果を現し、今や4%の年間経済成長率が見込まれ、失業率は6月に3.9%にまで低下した。アベノミクスには欧州の政財界も注目しているが、多くのエコノミストは最後の賭けともいうべきリスクの高い政策だと見ている。


アベノミクスの対極に位置するのが、財政の均衡化、正統派の金融政策などを主軸とするドイツの経済政策で、これを「メルケルノミクス」と呼ぶことができるだろう。競争力向上のための構造改革だけがわずかにアベノミクスとの共通点となっている。


西欧諸国にとってアベノミクスは短期的には魅力的なモデルに見えるが、中期的に見た場合には危険なモデルであり、メルケルノミクスを見習うべきであろう。


◆日本が必要なのは、経済成長より財政再建


2014年度の日本国の歳入(税収)合計は、41兆円だ。それに対して、経済成長のテコ入れとして投入する歳出は195兆円となる。(歳出内訳:一般会計97兆円、特別会計100兆円)。この歳出の赤字補填分150兆円を、日銀がマネーを刷って、赤字国債を購入して賄っている。これが積もり積もって、国の借金は1200兆円になっている。


今後いまのまま赤字国債を発行し続けていくと、2020年には100倍のハイパーインフレになると予測されている。現在、日本国内の個人や、企業、銀行の預貯金をあわせると1600兆円といわれる。それがすべて失なれるのだ。


◆ハイパーインフレへの緊急施策


長期にわたる財政再建を中心に据えた専門家からなる「中央銀行」の創設
増税をためらう官僚や政治家に、財政再建を求める


自分たちが払った税金の使い道を自分たちで決める。自己統治を身につけるべき


毎年の財政収支を70兆円に改善する(これは消費税を35%にするといくこと)


消費税アップに加えて、低所得者の救済処置(例えばフードスタンプなどの食糧支援政策)を講じる必要がある。


それが望めない政府なら、金融知識のある人は、財産を外貨などに移し替えることが必要であろうか。



 

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コメント
 
01. 2014年12月29日 10:43:29 : NNHQF4oi2I
<<増税をためらう官僚や政治家に、財政再建を求める

増税は 財政再建に使われていない
  公共事業と バラマキに使われるだけ

 増税は 野良猫経済と同じ 野良猫を飼う様なもの

 まず 官僚の首切りから 始める事が先決

 公務員の人件費の 50%カット

 子供の虐待は 税金詐欺がはびこって経済に回らない

 政治家は 総合経済対策と 名前は 立派だが 国債発行野良猫に餌くれ

 これでは 社会が自立しない


02. 2014年12月29日 11:04:39 : oA9GE6uXgc

中道左派が厳しい改革を進めてきたドイツは、財政や産業競争力に関しては優等生だから、日本が学ぶべき点も多いだろうが光には影もある

南欧を見れば明らかだが、その痛みに上から下まで耐えられるかどうかは国民性も大きいだろう

http://jp.wsj.com/articles/SB10001424052702303352004579557140555188628
フランスとドイツの格差増す見通し


http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20140422/394175/
ドイツの「シュレーダー改革」を見習うべきだ 
2014年4月22日  

「欧州の病人」と呼ばれていたドイツ

 シュレーダー氏(1944年生まれ)はドイツ社会民主党(SPD)の党首を1999年から2004年にかけて務め、98年から2005年にはドイツの首相になった人物である。SPDは日本の政党でいえば民主党と社民党の中間くらいの政党と理解すればよいかもしれない。中道左派と位置付けられる。

 今でこそドイツは欧州連合(EU)の盟主と呼ばれ、EU最強の経済大国としてリードしているが、20年ほど前は「欧州の病人」と呼ばれていた。理由は二つある。

ドイツ統一で経済が低迷、国民に自己責任・負担増を求める
 一つは東西冷戦が終わり、1989年11月にベルリンの壁が崩壊、経済的に停滞していた旧東ドイツを吸収する形で統一して支えなければならなかったことだ。旧西ドイツと旧東ドイツの経済格差は歴然としており、旧東ドイツへの投資が莫大な額に膨らんでドイツ全体の経済が低迷する原因となった。ドイツ統一は「政治的には成功したが、経済的には失敗だった」といわれたほどである。

 もう一つは、欧州全体にいえることだが、手厚い社会保障によりそのコストが国家財政や企業経営に重くのしかかっていたことだ。

 90年代に入るとドイツは低い経済成長率に苦しみ、企業経営者は雇用を増やせないでいた。投資も消費も伸び悩み、ドイツ株は大幅に下落して、それまで築かれたドイツの富は失われていった。

 シュレーダー首相は2003年3月、「こうした状況の中では、国民の社会への信頼を回復するために、政府が指導力を発揮しなくてはならない」と連邦議会で演説する。そして、成長と雇用確保のための枠組みを改善しなければならないこと、企業経営者、勤労者、自営業者から年金生活者まで全ての市民が貢献しなければならないことなどを訴えた。

 つまり、国民一人ひとりに自己責任を促し、すべての国民の負担を引き上げなければならない、という厳しい内容を示したのである。

痛みを伴う構造改革「アゲンダ2010」
 こうした主張は中道左派であるSPDとは思えないものである。まるで保守派、米国なら共和党、英国なら保守党の主張のようだ。

 シュレーダー氏が演説で語った改革は「アゲンダ2010」という構造改革プログラムだった。2010年に向けての課題を示したのである。その柱は五つあり、雇用市場と失業保険制度の改革、公的年金保険制度の改革、公的健康保険制度の改革、そして減税である。

 戦後ドイツで最も野心的な改革といわれる「アゲンダ2010」だが、派遣労働の規制緩和、人件費の抑制、保険の給付水準の引き下げといった「痛みを伴う構造改革」だったため、最後は大きな批判を浴びて地方議会選挙、総選挙で負け、2005年11月に首相の座から降りた。

 その後、キリスト教民主同盟(CDU)党首のアンゲラ・メルケル氏が首相となる。シュレーダー氏が行った構造改革は、彼が首相を辞めた後に実を結び始めた。ドイツは強さを取り戻し、シュレーダー構造改革の成果をメルケル首相が受け継ぐという皮肉な結果になった。

 私がシュレーダー氏について詳しく知りたいと思っていたところに出合ったのが、フリージャーナリスト熊谷徹氏の著書『ドイツ中興の祖 ゲルハルト・シュレーダー』(日経BP社)である。


自らが犠牲になりながらドイツ再生をめざす
 同書を読むと、シュレーダー氏が貧しい家に生まれ、努力して弁護士の資格を取り、いかにSPD党首になったか、そしてまるで新自由主義のような思い切った構造改革をどのように断行していったかがよくわかる。

 自らが犠牲になりながらドイツの再生をめざす。この本にはそうした姿勢が見事に書かれており、シュレーダー氏を知るには格好の資料である。

 安倍政権はいまシュレーダー氏の構造改革を見習うべきだと私は思う。アベノミクスの「第1の矢」「第2の矢」は成功したが、「第3の矢」である成長戦略が思うようにいかず、企業の競争力を促すまでにはいたっていない。

 日本の社会保障費は毎年1兆円ずつ増えていき、国の借金は対GDP比で世界一の水準にある。社会保障費にメスを入れる必要があると指摘されながらも、その「痛みを伴う構造改革」にはなかなか着手できない。

 社会保障改革と同時に、「岩盤規制」の撤廃により企業の競争力を高める改革を行う必要がある。安倍政権はシュレーダー氏の「アゲンダ2010」をぜひ学んでほしい。


 

http://blogs.yahoo.co.jp/shigekisatojp/15121832.html
ドイツ経済研究所(DIW)の調査結果が発表され、注目を浴びている。この調査結果が、ドイツ社会における貧富の差が最近になって徐々に拡大していることを明らかにしたからである。貧しい人間はますます貧しく、富める人間はますます富むようになる。そして社会の中核を占めてきた中間層が次第にやせ細っていく傾向。それを、このドイツ経済研究所の調査は「所得の分極化(Polarisierung)」と表現している。

調査の方法はこうだ。全調査対象家庭の所得の中間値(メディアン)の70%以下の所得の家庭を「下層」、150%以上の家庭を「上層」、そして両者の中間が「中間層」と定義される。この「下層」に属する家庭が2000年には全体の18%をしめていたのに対し、2009年では22%にまで上昇している。他方「上層」家庭の割合も持続して拡大している。2000年には全体の約15%だったのに対し、2008年には19%。2009年にその割合は減少したが、この層の所得の中間値の額は高くなっている。

それに対し減少しているのが「中間層」で、2000年には64%いたのに対し、2009年には60%に減少した。「強力な中間層は、社会の安定性を維持するために重要である」と、ドイツ経済研究所の調査結果は書いている。

ちなみに、2009年のデーターでは、「下層」の月額所得の中間値が677ユーロ、「中間層」が1311ユーロ、「上層」が2672ユーロになっている。「上層」と「中間層」の格差は、「上層」が「中間層」の103.7%、2000年の99.7%から4パーセントの上昇である。他方2009年に「下層」は「中間層」の48.3%。2000年の47.2%から1パーセントあまりの上昇である。

2009年の経済危機は、ドイツ社会の所得分配にはそれほど大きな影響はなかったとされている。しかし貧富の差の拡大はここ10年間、確実に拡大している。

ドイツは2000年まで、他の先進諸国と比較して貧富の格差が相対的に少ない社会だったそうだ。先進諸国の中では英米というアングロサクソン系の国において貧富の差が大きい。しかしこの10年間ドイツでもそれが拡大し、いまやアメリカの状況にさえ近づきつつあると言う。

原因は、シュレーダー政権時代に断行された、手厚い再配分を行っていたそれまでの社会国家政策からの大転換だろう。この政策によって、高所得者からの課税や相続税が減額され、代わりに「ハルツIV」という新たな失業給付金制度の導入によって、低所得者層への給付を大幅に簡易化したからである。

いうまでもなくこれは、世界経済のグローバル化に合わせて国の経済的競争力を高めようと言う、いわゆる「新自由主義的」な側面のある政策である。このような方向転換をドイツでは、社会民主党と緑の党という左翼政権の時代に実現させた。戦後「社会的市場経済」と呼ばれる、独特の経済政策を行ってきたドイツだが、それがここ20年くらいのあいだに徐々に解体されつつある。これは経済界からは歓迎されたが、他方で社会における貧富の差を拡大し、「自己責任」の競争社会をつくりつつある。

それとともに、戦後のドイツ社会を支えてきた社会制度が徐々に変化している。医療保険制度の分野がその好例だが、もうひとつ分かりやすい例をひとつ挙げるとすると、いわゆる「閉店法」の緩和がある。ドイツでは戦後、労働者の「休暇の権利」を守るために、土曜の午後と日曜日を完全に休業する「閉店法」をつくった。しかし、このドイツ独自の法律は1990年代に入って国内の経済界からの批判を受け(当然、経済活動の支障になるから)、徐々に緩和されてきているのである。

グローバル化の波はもはや、ドイツ独自の社会経済政策を存続させることを不可能にしてきた。しかし、国内での貧富の差の拡大は、そのようなドイツの置かれた状況をあらわすひとつの現象であろう。

今月に入って連邦政府は、財政緊縮案を提案した。これは、EU諸国の財政援助のために必要とされる財源を確保するため、これまでの様々な支出を厳しく抑制することを提案している。しかしこの緊縮案がやはり、金持ち優遇、一般庶民に厳しい内容になっているため、野党から激しい批判を浴びている。

経済のグローバル化に掉さして経済成長を追求すれば、富裕者をある程度優遇する政策をとって企業活動の定着を促進しなければならない。しかしそれは国内での労働分配率を低下させ、失業や貧困、そして格差の拡大を生む。経済成長と社会的格差の緩和をいかに両立させていくのか。社会的格差を緩和するための財源をどこから捻出するのか。これはドイツだけでなく日本にも課せられた、現在の先進国に共通した問題と言えるかもしれない。


03. 2014年12月29日 11:11:54 : oA9GE6uXgc

こっちだった

http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/540.html#c1

[12削除理由]:管理人:スレ違い

04. 2014年12月29日 15:21:05 : eQVzWTI8D6
EUの借金国も実質ドイツが面倒見てるわけだから相当財政基盤が高い

05. 2014年12月29日 18:16:02 : RQpv2rjbfs
信用を重んずる国であるのに、政府や役人は少しも信用を気にしない。経済活動で信用を失うことは即破滅を意味する、不渡り手形は一度出すと銀行は取引を停止する、企業なら倒産以外の道はなくなる。

国際収支の黒字を勘違いしている輩が多いが、EUにいじめられているギリシャだってここの所国際収支は黒字なのに、危機は続いている、もともと赤字だってそんなに多額ではない、政府の債務を除いては。ギリシャの場合日本と同じで政府がだめで突かれている、日本にも外圧が必要だろう、50兆の税収で100兆の予算を組めるのもそんなに長くはないだろう。企業減税だって?税調は寝言を実行に移すから恐ろしい、正気ではない。


06. 2014年12月29日 18:38:35 : f5wCgWXG2k
   財政規律がしっかりしている国は、会計係(官僚)の無駄使いが無い。議会によってコントロールされている筈だ。
  日本は逆に、会計係(官僚)によって議会がコントロールされ、無駄使いが続いている。
  企業に再就職した天下り役人のための企業減税、官僚が渡りと称して退職金を貰い歩く公益法人や独法などの任務の重複に関しても、時折取り沙汰されるが一向に解消の気配も無い。
  情報を官僚が握って提供を加減し、閣僚は専門知識が全くないのに回り持ちで閣僚ポストに就いている。専門外であるからブレーンも集められず、深夜まで掛った熱意のある官僚による「ご説明」に、納得したフリでもして官僚作成の法案に賛成の挙手をするのがベストであると考えている。
  まさに、政権党は官僚機構の挙手要員に広報担当である。そうなれば確かに「この道しか無い」のであろう。
  早急に専門分野の人間が閣僚となり、ブレーンと共に官僚と堂々と渡り合うべきであるが、保身からか安易な道を選ぶので、逆にブレーンと共に官僚の説明に得心してしまい、国民を説得することに躍起となっている有様だ。
  会計係に財布毎渡して自由裁量にしてしまえば、いずれこうなることは解っていた筈だが。

07. 2014年12月29日 23:41:47 : Y3xPkAhKey
ドイツ経済が好調なのは、ユーロ圏の他の国の犠牲の上に成り立っている。
逆に、他の国の犠牲がなければ成り立たない。
それだけだ。

08. 2014年12月31日 07:18:18 : FUtnN1arpo
>07

当にその通り。
マルクからユーロに変えたと言うのは要するに通貨が切り下がったのであり、競争力が強くなるのは当たり前。軽いインフレも実現できて借金も返せたのだ。
南欧諸国は相対的に通貨が切り上がったわけでワリを食って沈んでしまった。だから「ドイツはマルクを復活せよ」という声も出て来る。

現在の円安政策はドイツを範としたものと言って良い。



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