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12月の主なIPO銘柄/(C)日刊ゲンダイ
来年90社前後が新規上場も…IPOラッシュの“落とし穴”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156057
2014年12月26日 日刊ゲンダイ
12月の株式市場は駆け込みのIPO(新規上場)ラッシュになっている。合計28社。去年より6割増で、06年以来の高水準だ。
オリックス元会長の宮内義彦氏の息子のベンチャー「ビーロット」は一時、高値が公開価格の9倍を超え、USENの宇野康秀会長の「U―NEXT」はストップ高続きで絶好調。が、この2社はレアケースで、初値こそ公開価格を上回ったものの、その後ストップ安に沈んだり、初値が公開価格を下回って低迷する銘柄の方が目立つ。
アマゾンのフルーツを輸入販売する「フルッタフルッタ」は公開価格比51%高の初値6500円だったが、その後ストップ安になり25日終値は3925円だった。法律相談サイトを運営する「弁護士ドットコム」も公開価格の3.15倍の3880円で発進したものの25日終値は3030円だ。
■公開価格を下回って低迷
飲食店経営の「SFPダイニング」と技術者派遣の「テクノプロ・ホールディングス」は初値が公開価格を下回り、25日終値でも下回る状態が続いている。
上場前に「スマホ時代の勝ち組」と話題になったゲーム会社「gumi」に至っては、公開価格の3300円を初日に一時40円上回って以降下げ、25日終値は2900円だった。
「gumiは主幹事の野村証券が強力に推奨していましたが、1株3300円は高すぎたのではないか。9月にLINEがgumiの第三者割当増資を引き受けた際の価格は1362円でしたからね」(中堅証券関係者)
実際、昨年新規上場した54社の7割が今年は株価を下げていたというから、IPO市場の過剰ぶりが分かるというものだ。
「足元の景況感が本格的に悪化する前に公開すべし、という証券会社サイドの勧めがあるのでしょうが、IPOが多くなると相場の末期という見方もあります」(ロータス投資研究所代表・中西文行氏)
来年もIPOラッシュは続き、年間90社前後といわれているが、個人投資家は見極めが大事だ。
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