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世界第19位に転落した日本人
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4800108.html
2014年12月26日 NEVADAブログ
OECD加盟国中、日本人一人当たりのGDPが2012年の13位から2013年は19位に転落したと発表されています。
OECD加盟国数は34であり中間より下の層に転落したことになります。
この転落の原因は円安です。
アベノミクス政策は円安で自動車等の輸出メーカー支援策であり、この政策は日本を安くする政策であり、結果、世界からみて日本人は貧乏になったとなっているのです。
更に問題はこの2013年の為替レートです。
1ドル97円63銭となっていることです。
2012年は79円81銭で換算されて世界12位となっていたもので、超円高でも世界トップ10から転落していたものが、円安で一気に19位まで転落しており、更に今の1ドル120円の円安では 一人当たりのGDPが18%も減少していますから、更に落ち込み20位以下になりますから、下から数えた方が早くなります。
もし1ドル150円を超える円安になれば、OECD加盟国で最下位になるかも知れません。
因みに名目GDPでは日本は世界第3位になっていますが、その額は4兆9207億ドルであり、2012年に比べ17.3%減少しています。
中国は9兆1811億ドルとなっており、日本との差は4兆ドル以上(500兆円)開いており、もはや話にならない格差になって来ています。
アメリカは16兆7681億ドルですから、日本はアメリカの3分の1になっていることになります。
*ここにきての円安で差は更に開いて来ています。
今の日本には『アメリカと対等である』という意識を持っている政治家がいますが、アメリカからすれば『顔を洗って出直してこい』となります。
更に中国からは¨もはや日本は相手にしなくてもよい¨という意識が出てきており、中国はOECDに加盟していませんが、加盟する条件に日本を排除するとした場合、他のOECD加盟国はどう動くでしょうか?
日本は円高下でも一人当たりのGDPは世界12位となっていた訳であり、本来ならもっと円高に持ち込み、世界的地位を上げるべきだったのです。
円安政策で国民は益々貧乏になりますが、その政策を国民は選挙で支持した訳であり、今後更に円安になり生活が苦しくなりましても誰も文句は言えません。
今回、世界19位になってそれでも誰も気にしないでしょうが、海外からみれば、もはや日本人は購買力が落ちたとなり、国際ブランドは日本から撤退するところも出てくるかも知れませんし、販売対象を日本人から中国人に変えるかも知れません。
世界的にみて貧乏になった日本人向けに販売するのではなく、日本にくる中国人向けのビジネスをした方が効率的であると判断しましても何ら不思議ではないからです。
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