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「リーブ21 HP」より
リーブ21の発毛コンテストCM、仮名なのに顔出しOKの謎 意外な出場条件と審査方法
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141224-00010000-bjournal-bus_all
Business Journal 12月24日(水)6時0分配信
--この連載企画『だから直接聞いてみた for ビジネス』では、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問(?)を、当事者である企業さんに直撃取材して解決します。今回は放送作家の鮫肌文殊氏が、発毛クリニックのCMに関する疑問について迫ります。--
【今回ご回答いただいた企業】
毛髪クリニックリーブ21様
12月14日に放送されたテレビ番組『THE MANZAI 2014』(フジテレビ系)。見事、ベテランの貫禄を見せつけて博多華丸・大吉が優勝を果たしたが、バラエティ業界的に今回の注目株は惜しくも2位だったトレンディエンジェルに尽きる。
斎藤司&須藤敬志のダブルハゲのコンビ。ありがちなボケ担当のハゲをツッコミ担当がイジるという漫才スタイルと違い、どちらもハゲのため2人でまるで波状攻撃のようにハゲネタをかぶせにかぶせていく新しいスタイルだった。
結成10年目であり完全なるニューフェイスではないが、お笑い好きでもない限り一般的には「初めてネタを見た」という視聴者が多いだろう。かつてのオードリーやスリムクラブのように、「お笑いグランプリで2位になると売れる」との法則にのっとって、彼らには売れてほしい。本選のオンエアを見た人は感じただろうが、頭の光沢のせいだけでなく「出てきただけで場が明るくなる」華のあるコンビは久しくいなかった。お笑い冬の時代といわれて久しい中、2015年のブライテストホープとして、がんばっていただきたいものである。
しかし、トレンディエンジェルのように自分のハゲを笑い飛ばしてネタにできる人は、なかなか少ない。お笑いなら武器になるかもしれないが、一般人はできれば隠したいと思うのが人情。そんな時に登場するのが「かつらメーカー」や「発毛クリニック」である。
中でも、頭髪サービス企業のリーブ21はすごい。和田アキ子さんの歌う「リーブにじゅういち」のサウンドロゴを持ち出すまでもなく、そのCMをテレビで見ない日はないほどの出稿量だ。さぞかし儲かっていらっしゃるのだろう。
そこで、そのCMを見ていて感じた今回のギモン。リーブ21の発毛コンテストの出場者が出てくるCM。毛が生えてきたのがうれしいのはわかるが、堂々と顔出しでCMに出るということは「私はハゲでした」とカミングアウトしているのと同じだ。出場者は、それでいいのだろうか?
●CMに出る人は希望者のみ?
だから直接、リーブ21様に聞いてみた。
「リーブ21の発毛コンテストのCMは、ハゲていたことがバレても構わないという方からの出演を受け付けているのでしょうか?」
担当者 エントリーしている方は皆さん会員の方です。
--任意でエントリーするのですか?
担当者 そうです。ご本人が希望された場合のみ、出場していただいています。
--希望者全員が出場できるわけではないと思いますが、どんな条件に当てはまる人が出場しやすいのでしょうか?
担当者 出場者決定担当の専門家が総合的に決めており、条件などは出しておりません。
--では、どのような方が審査員に選ばれているのですか?
担当者 恐らく、社員や関係者などのうちから、その時々で選ばれるのだと思います。
--もし出場した場合には、御社でサービスを受けていたことが周りにバレてしまうと思うのですが、そのことを了承した出場者がエントリーするということですか?
担当者 そうです。
--CMでは出場者は仮名で紹介されていますが、顔は出ていますよね。顔を出すのに、仮名にする必要はあるのでしょうか?
担当者 顔を出してもいいけれど、お名前は出したくないという方がいらっしゃいますので、そのように対応しております。
--本名でエントリーすることも可能なのですか?
担当者 可能です。そういった方もいらっしゃると思います。
--会場の客席で応援している人は、どんな人たちなのですか?
担当者 店舗のサービス担当者や出場者のご家族などです。
--ありがとうございました。
担当者の話を聞いて「髪の毛が生えてきたことをもっと他人に自慢したい。でも、本名までは公開したくない」という、出場者の皆さんの複雑な感情がわかった。
私は昔から坊主頭である。髪の毛を刈るのがいちいち面倒くさいので、できれば髪の毛なんて生えてきてほしくないのだが、伸びるのが早いうえ、刈らずに放っておけばハゲずに白髪のごま塩頭になる家系なのだ。
私のような「髪の毛なんていらない」という人間には無駄にフッサフサの髪の毛を生やし、本当に髪の毛が生えてほしい人には生やさない。神様は罪なことをするものだ。
鮫肌文殊/放送作家
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