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ビーロット公式ホームページ
謎のベンチャー「ビーロット」株急騰 裏に“平成の政商”あり?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155876
2014年12月19日 日刊ゲンダイ
東証マザーズに上場したばかりのベンチャー企業の株価が“ナゾの高騰”を続け、市場関係者の注目を集めている。中古ビル再生などを手掛ける「ビーロット」(東京・港区)である。
何しろ、この会社、値上がり方がハンパじゃない。公募価格「2010円」で11日に上場したのだが、直後から買い注文が殺到。初日、2日目は売買が成立しなかった。海のモノとも山のモノとも分からないベンチャー企業が、上場した途端に買いが殺到して売買不成立なんてそうそうない。
初値が付いたのは15日。それも1万500円というから、公募価格の実に5・2倍である。さらに、その後も値上がりし続け、とうとうストップ高の1万3500円まで跳ね上がった。きのう(17日)の終値は1万420円だったが、依然として高水準をキープしている。どんな会社なのか。
会社HPによると、資本金約3億円で、従業員はわずか23人。不動産の売買やリノベーション、証券化などを手掛けており、設立した2008年の売上高500万円だったが、翌年に100倍(!)の5億円を突破。13年12月期には22億円に達している。会社設立からたった5年で売上高が440倍とは驚くばかりだが、“爆騰”の理由は他にもあるようだ。
■「宮内氏の息子が手掛けるビジネス」との思惑
「実は社長の宮内誠氏(45)の父親は、オリックスグループの元会長・宮内義彦氏(79)なのです。義彦氏は“平成の政商”と呼ばれ、規制緩和を旗印に濡れ手で粟のビジネスを展開してきた。一線を退いたとはいえ、今でも政財界に太いパイプを持っている。その息子が手掛けるビジネスなのだから、『何かある』『損はしない』と人気が集まったのです」(経済ジャーナリスト)
株式評論家の杉村富生氏はこう言う。
「聞いたこともない企業への投資はリスクが付き物ですが、名の知れた『経営者の息子』という看板は相当強い。それだけで『買い』に走った投資家が、かなり多いのではないか。もちろん、業績の好調を素直に評価した投資家もいたとみられますが……」
やはり“平成の政商”が裏で糸を引いているのか。オリックスに聞くと、「ビーロットの高騰の原因が何なのかは、我々には分かりません。資本関係もなく、支援しているわけでもありませんので」(広報)と回答した。
しばらく動向から目が離せない。
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