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米議会で紛糾/(C)AP
リコール拡大 解決のカギ握る「タカタ」ゴッドマザーの凄腕
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155670
2014年12月12日 日刊ゲンダイ
問題がどんどん大きくなっているタカタのエアバッグ破裂事故。死亡事故が相次いだことをきっかけに、世界中でリコールが広がっている。
タカタは既にリコールに800億円を投じているが、対象が全米に広がったことで1000億円以上の追加対策費が必要になる。この先、経営不安が表面化する可能性が高い。
最悪なのは、これまで米議会で2回開かれた公聴会にトップの高田重久会長兼CEO(48)が一切姿を見せないことだ。4年前、トヨタの豊田章男社長が米国の公聴会に出席して説明したように、米議会はトップが説明責任を果たさないと納得しない。それだけに、いつまでもトップが姿を見せないタカタに対して「事態を甘く見ている」とカンカンになっている。このままでは、逆風がさらに強まるのは確実。リスク管理としては最悪のやり方だ。
■慶応法卒、英語もペラペラ
問題解決のカギを握っているのが、創業者・高田武三の後を継いだ重一郎氏(故人)の妻で、タカタの“ゴッドマザー”と呼ばれる暁子氏(74)だ。
暁子氏は、62年に慶大法学部を卒業。重一郎氏と結婚後、78年に高田工場(現タカタ)に入社した。91年に取締役に就任し、07年から特別顧問を務めている。現在、役員ではないが、大株主だ。公益財団法人「タカタ財団」の理事長も兼務している。
「暁子さんは、社内では誰も逆らえない女帝です。創業一族というだけでなく、実績があり、仕事ができる。チャイルドシートの開発を牽引し、タカタの事業拡大に貢献してきました。米国に留学した経験があり、英語もペラペラ。気が短く『早く〇〇しなさい』と大声で命令するタイプです。11年に重一郎氏が亡くなった後、社内は暁子氏の“院政状態”になっています」(自動車ジャーナリスト)
本紙の取材にタカタ広報担当者は、「(暁子氏に関しては)今回のリコール問題とは無関係なので、返答できない」とだけ話した。
“ゴッドマザー”自ら米国に赴き、得意の英語で説明責任を果たしたほうがいい。
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