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1ドル121円40銭
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2014年12月06日 NEVADAブログ
円安が止まらなくなって来ており、ここにきて加速してきています。
ドルが一人勝ち(上昇)となっているものですが、雇用統計の発表を期にアメリカの景気が過熱してきているのではないかとの見方もあり、アメリカ金利が上昇し始めており(即ち、国債売り)、反面、ヨーロッパと日本は景気の悪化もあり、金利を上昇させない政策をとっており、金利差を材料にドルを買い上げる動きをとり易くなっているのです。
また、しきりにドルとユーロがパーになる、すなわち、対等になると言われていますので、今後ドルは23%上昇することになり、そうなれば円安も仮に23%進むとなれば、1ドル150円も見えてきます。
ところが、このドル高で売られる金融商品があります。
原油、金、プラチナ、銀、銅、です。
ドル不安でこれら商品に資金が流れ込んだものですが、《ドル一人勝ち》となれば、不安はなくなる訳であり、資金が逃げていきます。
今、原油もまた売られて来ており、1バーレル65ドル台になってきていますが、60ドル台を割り込み、最悪の場合、1バーレル30ドル台にまで暴落するでしょうが、そうなれば金は1オンス600ドル台にまで暴落することもあり得ます。
ドルが世界一安心の資産となれば、原油、金、プラチナ、銀、などは必要ないからです。
では本当に《ドル一人勝ち》はそこまで安心できるものでしょうか?
今回の暴動を見れば分かりますが、アメリカ経済は2曲化が進んでおり、経済回復の恩恵を受けていない黒人や移民、そして白人でもブルーカラー労働者や時間給で働く労働者は不満を高めて来ており、クリスマスに向けてさらに大規模な暴動が起こることもあり得る社会情勢となっています。
黒人貧困層を支援する団体の幹部も『どこに景気の回復があるのか?オバマはウオール街の悪魔に魂を売ったのだ。もう我慢ならない』と述べていますが、不満が溜まり続けているのです。
この団体幹部も一般からの支援金も減ってきており、やりきれないのだと思います。
日本でも色々なところに少しですが支援をしていますが、年末を迎え大変だと言ってくるところも出てきており、末端のところで景気の回復がないなか、数字だけの回復で果たして株を買い上げて大丈夫なのでしょうか?
恩恵を受けていない大多数の怒りが頂点に達した時、金融市場が暴走するかも知れません。
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