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上昇ムード/(C)日刊ゲンダイ
投票日まで買い一色?5日続伸「狂乱相場」に潜む暴落サイン
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155527
2014年12月5日 日刊ゲンダイ
株式市場の狂騒が続いている。5日も日経平均は年初来高値を更新。終値は前日比33円高の1万7920円と6日続伸した。
「下げる材料が見当たりません。米ムーディーズの日本国債格下げという最悪材料が出ても、株価は下落しなかった。ここまで強気相場だと、海外勢から個人投資家まで買い一色になります。14日の衆院選投票日まで上昇ムードは続くとみています」(市場関係者)
10月末に金融緩和“黒田バズーカ2”が放たれてから、日経平均は2200円以上も上昇したが、さすがに、「下落サイン」が点滅し始めている。
たとえば東証1部の時価総額。4日終値ベースで516兆円だが、兜町ではGDPの額(525兆円=13年)に迫ると、波乱相場が来るといわれている。
不気味なサインは、まだある。
「日経平均とNYダウの関係です。円、ドルと単位こそ違いますが、2つの数値が近づくと、相場は大崩れします」(株式アナリストの黒岩泰氏)
NYダウは1万7912ドル(3日終値)、日経平均は1万7887円だ。その差は「25」しかない。
「日本がNYを抜きそうになると、日本株がドーンと下がるジンクスがあるのです」(黒岩泰氏)
■原油価格の異常な下落
実は、見逃せない悪材料も存在している。原油価格の異常な下落だ。市場は「原油安→ドル高→円安→株高」をもたらす好材料と決め込んでいるが、とんでもない落とし穴が潜んでいるという。
「産油国の経済状況を無視している点が怖い。ロシアやサウジアラビア、イラン、アルジェリアなど産油国の財政均衡ラインは1バレル=100ドル前後です。現在は70ドルを割り込んでいるので、原油安の穴を埋めるため、産油国は金融資産を手放し始めています。その中には、当然、日本株も含まれます」(株式評論家の杉村富生氏)
こうした流れに、欧米系ハゲタカが相乗りし、一気に「日本株売り」を仕掛けてくる危険性が高まっている。「投票日まで株高」と信じ込むのは極めて危ない。
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