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官製マネー流入/(C)日刊ゲンダイ
GDPも上方修正か 恐るべきインチキ官製相場が始まった
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155461
2014年12月3日 日刊ゲンダイ
「いよいよ大官製相場が始まった」――浮かれる兜町関係者が大勢いる。
衆院選が公示された2日の平均株価の終値は前日比73円12銭高の1万7663円22銭。3日も続伸し、前日比57円高の1万7720円で引けて今年最高値をまた更新した。リーマン・ショック前の07年7月以来、ほぼ7年4カ月ぶりの高値水準だ。
もちろん、選挙を意識した官製マネーが入っているのだろうが、“仕掛け”はそれだけじゃない。選挙期間中の8日に内閣府が公表する7−9月期GDP改定値が、上方修正される見通しなのである。
今月1日に出そろった民間シンクタンク13社の平均予測値は、物価変動の影響を除いた実質が前期比年率換算で0.5%減だった。この予測通りならば、1.6%減と想定外の大幅マイナス成長となった政府の速報値は大幅改善されることになる。株価は上昇し、これがまた安倍自民の追い風になるという展開だ。
「先月の“GDPショック”で株価は一時暴落しました。これで安倍内閣の支持率も下がったのですが、選挙期間中の8日に、上方修正どころか、民間予測よりいい数字が出れば、一気に株価に弾みがつきます。1万9000円をうかがうような展開になれば、安倍自民にとって、有権者にアピールする好材料になる。願ったりかなったりでしょう。あまりに出来過ぎなので、最初からそれを狙って速報値を低めに出したんじゃないか、なんてうがった見方をする市場関係者もいるぐらいです」(経済ジャーナリスト・岩波拓哉氏)
元国税庁で、中央大名誉教授の富岡幸雄氏(税務会計学)もこう言っていた。
「官僚だって人の子。上司である安倍政権の顔色をうかがいながら数字をいじるのは、役人の“常識”です。政権与党に都合がよければ、GDPの速報値を低くし、改定値で上げるぐらいは平気でやります」
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