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暴落した原油と金融危機(NEVADAブログ)
http://www.asyura2.com/14/hasan91/msg/846.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 11 月 28 日 09:28:05: igsppGRN/E9PQ
 

暴落した原油と金融危機
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4783403.html
2014年11月28日 NEVADAブログ


原油価格が暴落して来ています。

時間内取引では0.54%下落の1バーレル73.69ドルで終わりましたが、時間外取引では一気に6.3%暴落し、69.05ドルで終わっています。


高値(107ドル)から35%下落したことになります。

また、天然ガスも高値から31%下落、ガソリンも39%下落といずれも高値から30%以上下落しているのです。

以前から世界経済はデフレに進むと指摘してきていましたが、これが現実化してきているもので、今後更に原油価格や穀物価格やベースメタルも下落をしていくことになるはずです。

そしてこれが新興国経済を破壊しますので、世界の投資資金は新興国から更に流れだし、新興国で金融危機が発生することになり、新興国に融資をしている金融機関では資金の引き揚げが発生し資金繰りに窮する事態に陥るはずです。


先進国でもシェールガス、シェール油田に投資した企業、ファンドは破綻するところも出てくるはずであり、さらにこれは太陽光発電にも波及していくことになります。
なぜなら、安い原油価格であれば高い太陽光発電は必要ないからです。


地球温暖化説が世界中で否定されてきており、今や寒冷化(小氷河期入り)が指摘されてきており、そのうちに『もっと石油、石炭を燃やして地球を温めろ』という意見が出てくるかも知れません。


人間の勝手なビジネスに地球も驚いているかも知れませんが、原油先物取引でレバレッジをきかせて投資をした個人や新興国債券(高利回り債)に投資をした投資家は償還停止等が発生しすべての投資資金を失うことになるかも知れません。

【現物資産】では元本全てを失うということはありませんが、【金融商品】では元本を全て失うことはざらにあります。


原油価格暴落が始まり金融市場には大混乱が迫ってきていると言えます。


 

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コメント
 
01. 2014年11月28日 09:40:19 : jXbiWWJBCA

OPEC生産枠維持決定、サウジアラビアが減産派押し切る
2014年 11月 28日 08:10 JST
[ウィーン 27日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は27日にウィーンで開いた総会で、日量3000万バレルとする現行の生産枠を維持することで合意し、原油価格下落に歯止めをかけるための減産は見送った。

生産枠はOPECの来年の需要予想を少なくとも100万バレル上回る水準。総会後に発表した声明には、加盟国は過剰な生産を控える必要があるとの記述はなく、来年6月の次回総会前に生産枠を再検討するための臨時会議に関する記述もなかった。

原油は世界的に供給過多となっているにもかかわらず、OPECがこれまでのように原油価格の保全に動かなかったことで、北海ブレント原油先物LCOc1は4年ぶり安値となる1バレル=71.25ドルまで下落。米原油先物CLc1は1バレル=67.75ドルと2010年5月以来の安値を更新した。

5時間に及んだ今回の会議では、ベネズエラやイランなどの財政力が弱いOPEC加盟国が求めていた減産を、サウジアラビアを初めとする財政力のある湾岸諸国が押し切る形で生産枠据え置きが決定された。

ベネズエラとアルジェリアは最大で日量200万バレルの減産を決定するよう訴えていたが、湾岸諸国はこれまでも原油価格の下落を乗り切れる用意があることを明白に表明。会議後、サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は「重要な決定だった」と満足げに述べた。

一方、ベネズエラのラミレス外相は、今回の決定を加盟国の総意として受け入れたと説明。原油価格が低水準にとどまることで、コスト高の米国産シェールオイルの市場シェアが低下することを望むと表明した上で「一部生産者の価格は割高だ」との意見を表明した。

クウェートのオメール石油相は、原油価格が60ドルや100ドルなどいかなる水準になっても受け入れなければならないと言明。イラクのアブドゥルマハディ石油相は、下値は65―70ドルになるとの見方を示した。

PIRAエネルギー・グループの最高経営責任者(CEO)、ギャリー・ロス氏は、サウジアラビアがイランやロシアのほか、米国のシェールガス生産者を支援することになる減産を望む理由はないと指摘。「市場に原油価格を決定させ、市場で新たな均衡点が見出されれば、価格は上昇に向かうとサウジアラビアは考えたと思われる」と述べた。

ただ同氏は、「OPECはもはや市場を操ることはできなくなったため、新たな局面に入った」と指摘。「今後は原油価格は市場で決定され、価格は明らかに下落する」と述べた。

OPECは現在、世界の原油の約3分の1を供給している。

ペトロマトリックス・コンサルタンシーのオリビエ・ジェイコブ氏は、今回の決定について「数年後に80ドル以上の水準まで回復させるには、短期的に下値を60ドルとして価格が一段安となる必要があるという考えを、サウジアラビアが示したものだ」と分析。「言い換えれば、米国のシェールガス開発プロジェクトに歯止めをかけるには、しばらくの間は低価格に甘んじることがOPECの利益にかなうということだ」と述べた。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0JB1QQ20141127


 
ドル・円は118円付近、原油安で対産油国通貨のドル買い波及

  11月28日(ブルームバーグ):日本時間朝の外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=118円ちょうど付近へ値を切り上げている。原油安を手掛かりに対産油国通貨でのドル買い圧力がドル・円にも波及している。
ドル・円は117円70銭付近から一時117円99銭と3営業日ぶりの水準までドル買い・円買いが進行。午前8時20分現在は117円92銭前後となっている。
クレディ・アグリコル銀行外国為替部の斎藤裕司エグゼクティブ・ディレクターは、「OPEC(石油輸出国機構)の減産見送りで、クローネなどが大きく売られており、その影響で他通貨でもドル買いになっている」と説明。ただ、ドル・円については、「月末なので実需中心の動きになりやすい」と言い、「伸びも限定的かもしれない」と話す。
ユーロ・ドル相場も海外市場で付けた前日の安値を割り込み、一時1ユーロ=1.2456ドルまでユーロ売り・ドル買いが進行。27日発表されたドイツの11月のインフレ率は約5年ぶりの低水準となり、欧州中央銀行(ECB)が本格的な量的緩和に踏み切るとの市場の観測を強める形となっている。
一方、国内では10月の全国消費者物価指数(CPI )が発表される。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査では、生鮮食品を除くコアCPIは前年同月比2.9%上昇と3カ月連続で伸び率が鈍化すると予想されている。
斎藤氏は、「追加緩和したばかりで、影響は少ないと思うが、黒田総が言及した1%割れを意識している向きもいる」と言い、消費増税の影響を除いたベースで1%を大幅に下回れば、「追加緩和期待が強まるかもしれない」と言う。
ユーロ・円相場は1ユーロ=146円後半から一時147円06銭までユーロ買い・円売りが進行。足元では146円95銭前後となっている。
27日の原油相場は、OPECによる生産目標の据え置きを受けて4年ぶりの安値に下落。ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油は2010年6月以来で初めて1バレル=70ドルを割り込んだ。外国為替市場ではノルウェー・クローネやカナダ・ドルなど産油国通貨が下落し、ロシア・ルーブルは対ドルで最安値を付けた。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 小宮弘子 hkomiya1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Garfield Reynolds greynolds1@bloomberg.net 青木 勝, 山中英典
更新日時: 2014/11/28 08:25 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NFQ0RV6KLVR801.html

 


原油が4年ぶり安値−OPEC減産見送りでエネルギー株安い 

  11月27日(ブルームバーグ):原油相場は27日、石油輸出国機構(OPEC)による生産目標の据え置きを受けて4年ぶりの安値に下落した。エネルギー株も安い。一方で国債相場は上昇し、欧州債利回りは過去最低を付けた。
ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物1月限は6.3%安の1バレル=69.05ドルと、2010年5月以来の安値。北海ブレント原油先物1月限は5.17ドル安の72.58ドルと、10年以来の安値を付けた。カナダのエネルギー株はニューヨーク時間午後3時(日本時間28日午前5時)現在、11年以来最大の値下がり。ストックス欧州600指数はドイツの失業率が過去最低となったのを好感して上昇した。ロシアのルーブルは対ドルで最安値。フランスの10年国債利回りは1%を割り込んだ。
OPECは生産目標を日量3000万バレルで維持することを決めた。サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相がOPEC総会終了後に明らかにした。原油相場の今年の大幅下落でストックス600石油・ガス指数は8.9%下落。資源国通貨の下落やインフレ率の低下で確定利付き資産の価格上昇につながっている。
原題:Oil Plunges to 4-Year Low as OPEC Decision Sinks Energy Shares(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Paul Dobson pdobson2@bloomberg.net;ニューヨーク Rita Nazareth rnazareth@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Justin Carrigan jcarrigan@bloomberg.net Rita Nazareth, Paul Dobson
更新日時: 2014/11/28 06:16 JST


OPEC:減産見送り、供給過剰に対応せず−原油先物下落 

  11月27日(ブルームバーグ):石油輸出国機構(OPEC)は27日の総会で、世界的な原油供給過剰を緩和するための措置を見送った。価格下落に歯止めをかけるため減産を呼び掛けたベネズエラの主張を退けた。この決定を受けて、原油先物は過去3年余りで最大の下げとなった。
OPECは現行の日量3000万バレルの生産目標を維持することを決定した。サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相がウィーンで開いた総会後に明らかにした。北海ブレント原油は一時8.4%安となり、年初来の下落率は35%に達した。
米国の原油生産が約30年ぶりの高水準となり、中東やウクライナの紛争でも供給が途絶せず、原油は今年弱気相場入りした。ブルームバーグの集計データによれば、OPECの生産目標は2012年から日量3000万バレルで変わっていないが、先月の実際の生産量はこれよりも約100万バレル多かった。
BNPパリバの商品市場責任者、ハリー・チリンギリアン氏(ロンドン在勤)はこの日の電話インタビューで、「OPECはスイングプロデューサー(価格安定のための市場供給量の調整役)としての役割を放棄し、原油価格の決定を市場に委ねることを選択した」と指摘。「ブレント原油が70ドルを試す動きを見せ始めたとしても驚きではない」と述べた。
ロンドンICEの北海ブレントの今年の下げ幅はこのままいけば2008年以来で最大となる見込み。ロンドン時間27日午後6時25分(日本時間28日午前3時25分)現在、4.85ドル安の1バレル=72.90ドルと、11年5月以来で最も下げている。
ソシエテ・ジェネラルの石油市場調査責任者、マイケル・ウィトナー氏は「サウジアラビアとOPECが、もはや市場の供給サイドの調整役でなくなることを今回の変化は意味する。極めて根本的な変化と言っても言い過ぎではない」と電子メールでコメントした。
イラクのアブドルマハディ石油相によれば、OPECは5%の減産を検討した。
原題:OPEC Takes No Action to Ease Supply Glut as Crude Oil Slumps (3)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ドバイ Maher Chmaytelli mchmaytelli@bloomberg.net;ロンドン Laura Hurst lhurst3@bloomberg.net; Tehran Golnar Motevalli gmotevalli@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Alaric Nightingale anightingal1@bloomberg.net Rachel Graham, Bruce Stanley
更新日時: 2014/11/28 06:45 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NFPTIM6S972D01.html


10月鉱工業生産0.2%上昇−2カ月連続プラス、市場予想上回る

  11月28日(ブルームバーグ):10月の鉱工業生産(速報値)は2カ月連続で上昇した。経済産業省は「総じてみれば、生産は一進一退にある」と判断を据え置いた。
経産省が発表した生産指数は前月比で0.2%上昇 。前年同月比では1%低下。はん用・生産用・業務用機械、電気機械、電子部品・デバイス工業などが上昇した。ブルームバーグ・ニュースによる集計データの予想中央値は0.6%低下。
出荷指数は前月比0.4%上昇した。業種別では、はん用・生産用・業務用機械、輸送機械、化学工業などが上昇要因となった。在庫指数は0.4%低下。業種別では輸送機械、化学工業などが低下した。
製造工業生産予測指数は11月が前月比2.3%上昇。12月は0.4%上昇。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 淡路毅 tawaji@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Brett Miller bmiller30@bloomberg.net 広川高史, 淡路毅
更新日時: 2014/11/28 09:03 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NFMK2J6JIJUR01.html


02. 2014年11月28日 09:55:25 : b5JdkWvGxs
2ちゃんのネヴァダ スレNevada19
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/eco/1417009395/15n-

03. 2014年11月28日 11:07:00 : FdzWvwSYpY
ほー
はじめて、いいこと書いた。
現物資産はすべてを失わないと。

04. 2014年11月28日 12:12:11 : BLqL2LUvlg
ドル覇権を支えた石油詐欺の終焉ということですね。
原油価格つり上げのための中東戦争も意味を失った。

05. 2014年11月28日 14:49:22 : nJF6kGWndY

>地球温暖化説が世界中で否定

笑える

>【現物資産】では元本全てを失うということはありません

かなり笑える

金は3年前、1800ドル台で、今1100ドル台

虎の子の退職金を全部、金につぎ込んで、少しづつ売って生活費に回そうとしていた米国の老人は、かなり悲惨だろうね

日本で言えば、80年代に6000円台が2004年に1500円まで下がった

ピークで買った定年老人が80前に金を売りつくして死んだとしたら、かなり悲惨だろう

現物投資と言っても甘くはない

http://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/y-gold.php


06. 2014年11月28日 14:52:05 : nJF6kGWndY

まして、まともな流動性のある相場すらない希少コインなど、

投資先としては、金持ちの遊びでない場合には、やめた方が良いだろうな


07. 2014年11月28日 18:13:12 : 58zNiIGW4o
オペック総会では減産を決めることができなかった。
これは一見サウジアラビアその他のOPEC諸国の敗退に見えるが、実際には困るのはコストが高いアメリカのシェールガス、イギリスの北海原油の方。海上で産出するカリブ海産の原油。

もうコスト割れ寸前だ。それに対してサウジアラビア、イラン、クウェ―トあたりの大規模油田の採掘コストは1ドルとかそれ以下。減産すれば総収入は減るが価格競争力は桁違い。逆に増産すればコストの高い石油や天然ガスを駆逐してしまう。

石油を消費する最大の商品は車、どんどんリッター当たり走れる距離が伸びつつある。


08. 2014年11月29日 02:09:34 : BLqL2LUvlg
中露とサウジ・イランがつながり米英潰しをしていればありがたい。

05は上から目線だが変な奴だな。知ったかぶりだが基本受け売りコメントばかりだ。

人間80前まで生きたらもういいだろう。棺桶にカネ詰め込んでも仕方ないだろうに。

淋しい思想の持ち主に見える。


09. 2014年11月29日 06:37:53 : BOeBTKuhUo
棺桶にカネ詰め込んでも仕方ないだろうに。<その通りなんだが
                   金を貯めることだけがいきがいの人間
                   行き着く先は金をなくすか、病気にな
                   り病院に金を使うかどちらか
                    豚と金持ちは死んでから喜ばれる!
                    生きている時は豚は臭いし金持ちは
                    威張るから嫌われるが、死んでから
                   は豚もうまいスープになるし、金持ち
                   相続人にとっては棚から牡丹餅
                   どちらも骨までしゃぶられることは
                   共通だな 笑 

                     
                      
    
             


10. 2014年11月29日 14:45:14 : 7aAMlG42xY
OPEC、陰る調整機能 原油減産見送り、6月から3割下落
産経新聞 11月29日(土)7時55分配信

OPEC加盟国の生産シェア(写真:産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141129-00000095-san-bus_all.view-000


 ■財政力に差、加盟国結束できず

 石油輸出国機構(OPEC)が27日の総会で、減産を見送った。原油価格は前回6月の総会から3割以上も値下がりしているにもかかわらず、減産に向け加盟国は結束できなかった。1970年代には強力な価格支配力で「オイルショック」を演出したOPEC。だが、非加盟国である米国のシェールオイル増産もあり、価格調整役としての機能に衰えがみえている。

 「偉大な決定だ」。ロイター通信によれば、サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は27日の総会後に記者団にこう語り、減産見送りを評価してみせた。

 しかし、加盟国は決して一枚岩ではない。ベネズエラなどは原油価格が1バレル=100ドルを下回ると財政が大幅に悪化するとみられている。このため原油安で国内経済が疲弊する「逆オイルショック」に直面。財政的に余裕のあるサウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)などと減産をめぐって激しく意見が対立した。

 OPECを主導するサウジは、減産をうたうこうした加盟国に不信感を強めている。かつて減産を決定しても、輸出収入を確保するためにベネズエラなどが合意を守らなかったケースがあったからだ。

 一方、米国産の原油がシェールオイル増産で世界の原油消費量の約1割を占めるなど非加盟国の存在感が高まり、OPECの減産効果そのものを疑問視する声もある。

 民間調査会社の伊藤リサーチ・アンド・アドバイザリーの伊藤敏憲アナリストは、「減産で合意できたとしても、原油価格の下落は避けられなかった」と指摘する。供給過剰の現状ではOPECが仮に減産しても、その穴を米国などの非加盟国が埋めてしまうからだ。

 OPEC加盟国だけでは価格調整が難しいと判断し、サウジとベネズエラは非加盟国のロシアやメキシコと総会前の25日にウィーンで協議した。しかし、減産に向けた協調で一致できなかった。

 今後のOPECの対応については、「多くの加盟国が財政的に苦しくなる1バレル=60ドル程度まで原油価格が下がれば、減産を迫られる可能性がある」(石油元売り大手)との見方もある。OPECの価格調整機能の“陰り”は、原油相場が不安定になるリスクをはらんでいる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141129-00000095-san-bus_all


11. 2014年11月29日 14:46:34 : 7aAMlG42xY
産油国、「価格戦争」に突入=OPEC単独減産に限界〔深層探訪〕
時事通信 11月29日(土)8時33分配信

 原油価格が下げ止まらない中、石油輸出国機構(OPEC)は27日の総会で生産目標を現行の日量3000万バレルに据え置いた。OPECは本来、価格の安定維持を目指し生産を調整する産油国カルテルのはず。しかし、増産が続く北米産のシェールオイルという強力なライバルが台頭する中、OPEC単独での減産もままならず、産油国は安値にどこまで耐えられるかを競い合う「価格戦争」への突入を余儀なくされた。価格が1バレル=100ドルを上回っていた、産油国にとって心地の良い時代は終わり、「石油市場の歴史で新たな章が始まった」(国際エネルギー機関=IEA)との見方も浮上する。

 ◇増産続くシェール

 「供給過剰はOPECだけではなく、非OPEC産油国の大量生産によるものだ」。ナイジェリアのアリソンマドゥエケ石油相は総会前、記者団にこう語った。供給過剰の背景には、「シェール革命」で沸く北米産原油の増産がある。同相は「他の産油国の動向を見極める必要がある」と述べ、OPEC単独で減産することの限界を示唆した。

 今や米国の産油量は、OPEC最大の産油国サウジアラビアをしのぐ。ナイジェリア産原油の得意先はかつて米国だったが、現在、米国は需要の大部分を国内産で賄う。

 価格下落を受けた需要増加に応えられれば、負の影響は相殺できる。だが、長期にわたって石油関連投資を怠ってきたベネズエラの場合、増産余力はない。

 100ドル台への価格回復を望むベネズエラのラミレス外相主導で、サウジと、非OPECの有力産油国ロシア、メキシコの石油相らが25日、ウィーンで会談した。しかし、4カ国は協調減産で合意するどころか、同席したロシア石油最大手ロスネフチのセチン最高経営責任者(CEO)は「現在の価格水準は危機的ではない」と、減産に否定的な見解を表明した。産油国間の価格戦争の号砲が鳴った瞬間だった。

 結局OPEC総会では、市場動向を見守る意向を再三示したサウジが、減産を主張するベネズエラを押し切り、生産目標の据え置きが決まった。英証券会社IGグループのアリスター・マッケイグ氏は「サウジは市場シェアの維持で満足なのだろう」と語る。総会後、ラミレス氏は記者団を振り切り、無言のままOPEC本部を後にした。
 ◇将来、再高騰も

 歳入や外貨獲得の大部分を石油収入に依存するOPEC諸国は、原油安時代への適応を迫られている。独立系石油アナリストのマヌシェール・タキン氏は「原油安への対応は難しいが、OPEC諸国はかつて、もっと低い水準でもやっていけた。世界の終わりではない」と話す。

 日本を含む消費国にとっては、原油安は実質収入の増加をもたらし、個人消費の活性化が期待される。だが、下落が続けば産油国における石油関連投資は抑えられ、将来、供給不足による価格の再高騰を招く恐れもある。IEAの主任エコノミスト、ファティ・ビロル氏は「現在の価格水準は消費者にとって快適だが、さほど長く続かないかもしれない」と警告する。(ウィーン時事)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141129-00000024-jij-int


12. 毛沢山 2014年11月29日 15:54:41 : SehJQjCCtOcsg : JqTuwvBjqc
先進国はすでに成熟社会になったということだ
もうこれ以上発展の余地は残されていない
地球自体についても、これ以上のエネルギー利用には限界に来ている
これ以上に発展させようと考えるほうが間違いなのである
成長が止まれば成熟社会に移行するのが当然の流れ
安倍や黒田の時代の流れに逆行した成長一辺倒のやり方はいずれ頓挫する
米国の成長一辺倒を止め北欧型の成熟社会に切り替えるべきなのだ


13. 2014年11月29日 17:41:16 : X8qo1wm0ys
原油が下落して困るのは、小沢信者だけに違いない

一般国民にとって原油が下落するのは、朗報以外の何物でもない


14. 2014年11月29日 17:47:44 : X8qo1wm0ys
経団連電力各社は、事業法違反を犯してまで、太陽光発電を買い取り拒否しての化石燃料使用を企んでいる

さっさと外資介入させて、人体に悪影響の化石燃料発電から、エタノール初動〜ハイブリット型の普通車製造ラインを競争導入させるべきだ

悪名高い遺伝子組み換え穀物は、食べるから問題なのであって、エタノールの原材料であるアルコールの生成に使用するなら、これほど重宝する技術は他に無い

バンバン遺伝子組み換え穀物を生産して、バイオエタノールを生成しまくるのだ

エタノール燃料以外を取り扱う事業者を日本から締め出せ


15. 2014年11月29日 23:11:26 : ypG6oilf4Q
サウデに値上げはもう少し待ってくれ、何時まで待たせる、我々も苦しい、早くしてくれよ。
身内のシェールガスからも俺たちを捨てるきか、責任は取れよ。
金融勢からも又か、いい加減にしろ。
オイル暴落で米国債救出作戦も読まれてしまっては終わり。


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