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宇宙、カジノ、燃料電池など
自民党が衆院選、へ向けた政権公約を発表し、関連銘柄を探る動きが強まりつつある。最重要課題である地方創生、女性活躍のほか、重点政策としてカジノを意味する「統合型リゾート」の推進や、宇宙開発、燃料電池車など投資家好みのテーマを盛り込んでいる。
12月14日投開票の衆院選で、自民党は第一次公認候補281人を決定した。野村證券によれば、衆院選が「小選挙区+比例代表制」となった1996年以降の6回の選挙では、第1党の議席獲得率が高いほど、選挙前、選挙後とも株価が上昇している。
同証券ではこうした経験則を踏まえ、25日付レポートで第1党の議席数が現状からほとんど減らないと想定すれば、年内に日経平均株価が19000円に到達する可能性も出てくると指摘。地方銘柄や防衛関連株への投資妙味が高いとしている。
イチケン、エスペック、地方ゼネコン注目
自民党ホームページに公表された「重点政策2014」には、「統合型リゾートの推進による観光産業の活性化」という文言も見当たる。あまり目立たない明記のされかたは、カジノに慎重な世論に配慮したためとみられる。ただ、「それでもねじ込んだことに、安倍首相のカジノ解禁への決意が感じられる」との声も(政界関係者)。26日の株式市場では、カジノ関連のテックファーム(3625JQ)やオーイズミ(6428)が急騰した。今後、イチケン(1847)などにも人気が波及する可能性がある。
このほか、科学技術立国の項目には、「はやぶさ2」といった新型ロケットなどの宇宙開発の推進が掲げられている。はやぶさ2は30日の打ち上げも迫っており、川崎重工業(7012)やエスペック(6859)、明星電気(6709)などは要マーク。岩谷産業(8088)や三菱化工機(6331)などに関連する、水素を燃料とする燃料電池車の普及促進も盛り込まれた。
(本文、了)
(株式新聞が掲げる)自民党の重点政策関連銘柄
地方創生 高松G(1762)、奥村組(1833)、淺沼組などの地方ゼネコン、サンエー(1852)、ヤオコー(8279)、などの地方スーパー
女性活躍 サクセスHD(6065)、JPHD(2749)、西松屋チェーン(7543)、ビジョン(7956)など
法人税改革 ファナック(6954)など設備投資関連
科学技術 IHI(7013)、エスペック(6859)、住友重(6302)、川重(7012)、航空電子(6807)など
防衛 石川製作(6208)、新明和(7224)、東京計器(7721)、三菱重工(7011)、三菱電機(6503)など
観光 ビックカメラ(3048)、オーイズミ(6429)、日金銭(6418)、テックファーム(3625JQ)、イチケン(1847)など
(一部省略)
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