03. 2014年11月26日 19:51:34
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日銀の上期純利益は前年比5割増、国債など利息収入増 2014年 11月 26日 17:27 JST [東京 26日 ロイター] - 日銀が26日発表した2014年度上期決算によると、最終利益に当たる当期剰余金は5878億円となり、前年同期の4006億円から47%増加した。量的・質的緩和(QQE)で大量に買い入れた国債などの利息収入が増えた。日銀の自己資本比率は7.76%と3月末の7.74%から上昇したものの、日銀が財務の健全性の目安としている8%を下回った。 大規模な資産買い入れにより、国債の利息収入などの経常収入が5643億円と前年同期の4080億円から38%増加した。為替円安により保有外貨資産の評価益が3055億円発生したが、前年同期(3036億円)との比較では微増にとどまった。 保有資産の9月末時点での評価益は、国債が3兆5947億円(3月末は2兆7234億円)、株式が1兆2030億円(3月末9369億円)、ETF1兆3720億円(3月末9973億円)、REIT627億円(3月末433億円)とそれぞれ3月末より拡大した。社債の評価損も42億円と3月末の60億円から縮小した。 (竹本能文) http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0JA0KM20141126 物価しばらく1%割れ、見通し下振れでも追加緩和に慎重=日銀委員 2014年 11月 26日 16:37 JST [広島市 26日 ロイター] - 日銀の白井さゆり審議委員は26日、金融経済懇談会後の記者会見で、消費税率引き上げの影響を除いた10月分の消費者物価指数(除く生鮮食品、コアCPI)が1%を割る可能性に言及し、しばらく1%割れで推移するとの見方を示した。
2014年度の成長率見通しも下方修正となる可能性が高いと指摘。ただ、経済・物価の見通しの下振れが、さらなる追加緩和に直結するものではない、との見解も示した。 <14年度経済成長率、1月中間評価で下方修正へ> 足元のコアCPIの前年比上昇率は原油価格の下落などを背景に、上昇幅の縮小が続き、直近で公表されている9月分はプラス1.0%となっている。白井委員は、物価動向について「予想以上のペースで上昇率が落ちている」とし、10月分は「1%を割る可能性がある」と発言。コアCPIはしばらく1%割れで推移する可能性があると続けた。 実質経済成長率についても、10月末の追加金融緩和と「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)の公表後に発表された7─9月期の実質GDP1次速報値が予想外のマイナス成長となったことを受け、14年度を通じてマイナス成長になる可能性に言及。1月の展望リポートの中間評価では、現在の0.5%という日銀見通し(政策委員の中央値)が「下振れる可能性が高い」との認識を示した。 その場合の14年度の成長率は日銀が「このところゼロ%台前半ないし半ば程度」と試算している潜在成長率を下回ることも想定される。この点について白井委員は潜在成長率よりも低い成長になる可能性を認めたうえで、「需給ギャップの改善ペースは、10月末に想定したよりも緩やかになる可能性がある」と語った。 足元の経済・物価の下振れリスクは高まっているが、先行きについて白井委員は「9月以降のデータをみると、消費は幅広い指標で回復しつつある。日本経済は少しずつ回復の方向に向かっているのは事実」とし、「日銀が考えてきた前向きな循環メカニズムは否定されるものではない」と強調。ただ、「回復ペースは、想定よりも遅れている」と付言した。 <追加緩和は最大限の規模、逐次投入しない> 日銀は10月末に追加金融緩和に踏み切ったが、その後の7─9月期のマイナス成長判明などを受けて「最適なタイミングで追加緩和を行ったと確信した」と述べた。追加緩和の規模は「現在とり得る最大限」とし、戦力の逐次投入はしないとの方針にも変わりはないと指摘。そのうえで、今後、経済・物価見通しが下振れても、「機械的に追加緩和することはない」とし、しばらくは追加緩和の効果を見極めていく考えを示した。 追加緩和に賛成した理由として「物価上昇率と予想物価上昇率が落ち、見通しも相当下方修正という時に金融政策運営の当事者として放置できるのか。それはできない」と説明し、デフレマインドの転換が危うくなる懸念が生じていた中、「それはマネタイゼーションを超えて重要な問題だ」と強調した。 *内容を追加します。 (伊藤純夫 編集:宮崎亜巳) http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0JA0FV20141126 国債買い入れの是非、来年第1四半期に判断可能に=ECB副総裁 2014年 11月 26日 19:06 JST [ロンドン 26日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は、ユーロ圏経済を支援するための国債買入を始めるかどうか、来年第1・四半期に評価することが可能との見解を示した。 ECBはカバードボンドや資産担保証券(ABS)の買い入れを始めており、バランスシートの規模は現在よりも1兆ユーロ多い2012年初めの水準に拡大すると見込まれているが、副総裁は「もちろん進展の度合いが想定どおりかどうか注視する必要がある。特に来年第1・四半期中には、その通りになっているかどうかを評価することが可能だ」と述べた。 その上で「想定どおりになっていない場合、流通市場での国債などの資産買い入れを検討する必要がでてくる」と述べた。 副総裁は「これは純粋に金融政策上の判断で、ECBへの各国の資本割り当て、ECBの責務、法的権限に沿って買い入れることになる」とも語った。 ユーロ圏のインフレ率はECBの目標を大幅に下回っており、当面は低水準の状態が続く可能性があるとの見方を示した。 金融市場については「世界的に金融資産市場で一部の泡(フロス=ミニバブル)がみられる。欧州でも程度は低いが一部の資産に地域特有の強さがみられる」と述べた。 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0JA0PO20141126 英国:7−9月GDP改定値、前期比0.7%増−個人消費が追い風
11月26日(ブルームバーグ):英国の7−9月(第3四半期)は7四半期連続のプラス成長となった。輸出と設備投資は減ったものの、個人消費 が約4年ぶりの大きな伸びとなったことが寄与した。 英政府統計局(ONS)が26日発表した第3四半期の国内総生産(GDP )改定値は前期比0.7%増と、速報値と一致。消費は0.8%増と、2010年4−6月(第2四半期)以降で最大となった。企業の設備投資は約1年ぶりに落ち込んで0.7%減、輸出は0.4%減少した。 原題:Households Drive U.K. Economy as Exports, Investment Decline(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Fergal O’Brien fobrien@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Fergal O’Brien fobrien@bloomberg.net; Andrew Atkinson a.atkinson@bloomberg.net 更新日時: 2014/11/26 18:47 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NFN4866JIJV201.html 【今日のチャート】高利回り債にバブルなし、米株高に出遅れ
11月26日(ブルームバーグ):高利回り債は米国株の年後半の上昇に後れを取っているため、一部で示唆されるほど割高ではないと、MKMパートナーズのチーフエコノミスト兼チーフマーケットストラテジスト、マイケル・ダーダ氏は指摘する。 今日のチャートはダーダ氏が今月21日のリポートの結論で引用したチャートに類似するもので、同氏はクレディ・スイス・ハイイールド指数IIと米国債の週間ベースの利回り格差(スプレッド)と、S&P500種株価指数を比較した。 スプレッドは7月初め以降先週までに120ベーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)拡大し509bpを付けた。これは高利回り債が米国債に比べて不振だったことを意味する。一方、S&P500種指数は同期間に5.3%上昇し、今週も一段高となっている。 ダーダ氏は「高利回り債市場は大きく出遅れている。クレジット市場が全般的にバブルで、高利回りセクターは特にそうだという話はひどく誇張されたものだ」と指摘した。 同氏はスプレッド拡大の理由について、原油安で大方説明できるだろうと述べ、高利回り債市場におけるエネルギー会社の割合は以前よりも高まっている点に言及した。逆に、S&P500種エネルギー株指数を構成する43銘柄のうち、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)やムーディーズ・インベスターズ・サービスの信用格付けで投資適格級を下回るのは10銘柄にとどまることがブルームバーグの集計データで示されている。 原題:High-Yield Bubble Absent as U.S. Stocks Rally: Chart of the Day(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク David Wilson dwilson@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Chris Nagi chrisnagi@bloomberg.net Michael P. Regan, Jeff Sutherland 更新日時: 2014/11/26 15:54 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NFMTTC6JTSEP01.html
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