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過熱感が解消した日経平均。14日にはサイコロが83.33%、25日線かい離率は10%に達していた
過熱感を解消した日経平均、さてどっちにブレークか
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141123-00010000-shikiho-biz
会社四季報オンライン 11月23日(日)13時10分配信
前回は、25日移動平均線かい離率とサイコロジカルラインを基に日経平均株価の過熱感を指摘した。翌週の日経平均は懸念したとおり大幅安で始まり、一時は持ち直したものの、NYダウが高値を更新しても、円安が1ドル119円手前まで進んでも、14日につけた高値1万7520円を超えられなかったばかりか、1万7400円台を維持することもできなかった。
ただ、足元では移動平均かい離率もサイコロジカルラインも低下してきており、過熱感は大幅に改善されたといってよさそうだ。
※サイコロジカルラインは、買われすぎや売られすぎを教えてくれるテクニカル指標で、過去12日の間に前日比で上昇した日を1勝、下落した日を1敗として、勝った日の割合を表したもの。12日間に上昇した日が9日あったとすると、9日÷12日×100=75%でサイコロジカルラインは75%となる。サイコロジカルラインは75%以上を買われすぎ、25%以下だと売られすぎと判断する。
では、前回指摘したもう一つのポイント、「5日移動平均線」の向きと株価との位置関係はどうなっているだろうか。
チャートを見ると、5日移動平均線はすでに下向きに転じている。株価は金曜日の取引時間中に、一時この5日移動平均線を割り込んだが、大引けにかけて値を戻し、危機一髪で踏ん張った印象だ。また、先週月曜日の大幅安からの持ち直しで、1万7000円と1万7500円のレンジ相場を形成する形となっており、このレンジのどちらにブレークするかがカギとなりそう。もしどちらにもブレークしなければ、5日移動平均線の方向は横ばいとなるため、前回指摘したように、値幅調整ではなく日柄調整に入る可能性が高まることになる。
もし、3連休明け後に1万7500円をブレークできれば、5日移動平均線をサポートに上昇トレンドが発生する。逆に1万7000円を割り込めば、5日移動平均線を抵抗線に下降トレンド入りする可能性が高まるというわけだ。年末まではこうした点を確認しつつ株価の方向を探るようにしたい。
講師=福永博之/日本勧業角丸証券(現みずほ証券)、楽天経済研究所を経てインベストラストを設立。代表を務める。テクニカルアナリストとしてメディアへの出演、コメントなど多数。
※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
福永 博之
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