http://www.asyura2.com/14/hasan91/msg/754.html
Tweet |
すでに始まっている…/(C)日刊ゲンダイ
「安定」より「実力」 2016年卒の狙い目はブラック企業
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155145
2014年11月22日 日刊ゲンダイ
2016年卒の就活スケジュールは、3カ月後ろ倒しになった。例年12月スタートの大学3年生の就職活動は、来年の3月スタート、選考開始は8月になる。だが、すでに“青田買い”は加速し、息子や娘が悠長に構えていたら“就職難民”になる恐れがある。
2016年卒の就活は、優秀な学生の企業選びに異変が起きているという。
「大手を蹴った若者が集まる知る人ぞ知る会社」の著者・オバタカズユキ氏がこう言う。
「東大、早慶など高学歴で活発なタイプの学生の意識が変化しはじめています。『待遇がいいか』『知名度があるか』という基準ではなく、『若いうちから力をつけられるか』で就職先を選ぶケースが増えている。安定企業に意味を感じない。起業志向が強いわけではなく、会社が潰れても対応できる能力をつけたいと考えている。大手企業の内定を蹴って、数人規模の会社を選ぶ例もあります」
■吉野家社長は倒産寸前にバイト入社
アベノミクスの限界がハッキリし始めた2016年卒の就活、一般の学生は、どんな企業を選べばいいのか。
東京商工リサーチ情報本部長の友田信男氏はこう言う。
「ポイントは『売り上げの伸び率が低くても、利益を出している企業』です。選ぶ業界は、やはり、人口が減ってもなくならない衣食住関連でしょう。ユニクロのように世界に通用するブランドを持っている企業、ロイヤルホストのように高級化路線で品質をウリにする企業が生き残る。高齢化が進み、健康にお金を使う傾向が強まるから、ドラッグストアは安定しているでしょう」
“ブラック企業”が狙い目だと経済ジャーナリストの有森隆氏はこう言う。
「いま狙うならブラック企業でしょう。多くの学生が敬遠するから入社する時も、入社後もライバルが少ない。社会の監視の目が厳しいから、経営サイドもむちゃな働き方はさせられないでしょう。8月に吉野家の社長を退任した安部修仁氏は、倒産前のどん底だった時代に、新橋店にアルバイトとして入っています。ワタミやすき家なども、いま入り得かも知れない。女性なら建設業。現場にロボットが入ってくることで、女性も働きやすくなる。大手も、女性の採用に積極的です」
大手企業にこだわらない方がよさそうだ。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。