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「生命保険の見直しで家計支出削減」のワナ?老後に生活困窮するケース多数(Business Journal)
http://www.asyura2.com/14/hasan91/msg/700.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 11 月 18 日 07:05:05: igsppGRN/E9PQ
 

「生命保険の見直しで家計支出削減」のワナ?老後に生活困窮するケース多数
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141118-00010000-bjournal-bus_all
Business Journal 11月18日(火)6時0分配信


 昨今、生命保険を見直すことが賢い家計管理であるかのごとく訴えかけるテレビCMなどを頻繁に目にする。

 確かに、何ごともなければ保険が活躍する場面はなく、保険料の削減が家計の合理的な支出削減の筆頭として捉えられるのもわかる。しかし、保険を見直す目的は、保障(補償)の範囲を確認することであり、その結果として保険料が下がりもすれば上がりもする。決して、この点を忘れてはいけない。

●老後の死亡保障、葬儀費用程度で十分?

 生命保険の見直しが悪い方向に向かう事例として、最も多いのは、老後の死亡保障を減らしてしまうケースだ。

 生計主の死亡保障額は、子の誕生時をピークとして徐々に逓減し、老後は葬儀費用程度を確保すれば十分という考え方をよく耳にする。しかし、その考え方は正しいのだろうか。老後生活は、一般的に公的年金以外に収入はなく、貯蓄を削りながらの生活となる。当初は潤沢なように思えても、予期せず貯蓄を大きく減らしてしまうことだってある。

 ファイナンシャルプランナーの筆者は、夫(父)に先立たれた妻(子)からの相談を受けることがあるが、その内容は2つに大別できる。1つは潤沢な資産の活用方法や2次相続対策等に関するもの。もう1つは、生活苦に関するものだ。たとえ同じくらいの退職金を得ていた場合でも、亡くなられた後の明暗は分かれる。いうまでもなく、死に至るまでの過程と遺した生命保険金の差が原因だ。

 生活に困窮されて相談に来られる方は、夫の介護期間が長く、介護費や施設への住み替え費等で蓄えを大きく減らしており、文字通り葬儀費用程度の保険金では、今後の見通しがまったく立たない、という場合が少なくない。そのような方の多くは、「夫の現役中に終身保険を減額または解約して割安な定期保険に乗り換えた」「定年を機に保険金額を減らした」といった見直しをされている。

 ライフプランに基づくキャッシュフロー分析で、必要となる死亡保障額の長期的な推移を試算すると、老後のそれは一様ではなく、状況に応じてむしろ大きく増加することもある。老後の死亡保障については、遺族が経済的に自立している場合か、年金以外の収入基盤を遺せる場合でない限り、慎重に考える必要があるのだ。

●割安・掛け捨て生命保険への偏重は危険

 生命保険の専門性を謳う特集記事やコラムでは、収入保障保険や逓減定期保険などの定期保険タイプを勧奨する意見が相変わらず多い。確かにこれらは、割安な保険料で死亡保障を確保できるので、子の養育期間中などの保障設計としては欠かせない。

 しかし、割安・掛け捨て生命保険を勧めていても、貯蓄性のある終身保険等を否定しているわけではないことに注意してほしい。単純な対立構図ではないにもかかわらず、早合点して、既加入の終身保険を定期保険に乗り換えてしまう人も後を絶たない。

 終身保険等の保険料は確かに割高だが、保険期間の経過に伴い、解約返戻金が増えていく。よって、解約を前提にすれば戻りの分があるだけ、保険期間のある時期を境に割安・掛け捨て定期保険よりも実質的な保険料は安くなる。途中で保険金額の減額を検討しやすいのも、実は終身保険である。さらに保険料払込満了以後の解約返戻金は、おおむね既払込保険料総額を超える。定期保険の場合は、保険料が安くても戻ってくることはないので、終身保険との保険料差額相当を積立運用し、老後資金と老後の死亡保障の両方を貯める工夫をしなければならない。

 前述のように、老後も一定の死亡保障を備えるのが賢明である。従って、実際は契約そのものを解約することは勧めないが、終身保険であれば適宜、一部解約して現金化していく選択肢も選べる。また、商品によっては死亡保障から介護保障等に変更できるものもある。終身保険と割安・掛け捨て定期保険とは、その商品性も活用方法も異なるのだから、バランスを考えて併用していくことが望ましいのだ。

 保険を見直し、保険料を落とすということは、保障の質を落とすことにほかならない。その保障とは、抜き差しならない深刻な事態に対処し得る最後の砦である。保険料という一面だけを重視して質を落とし、そして後悔された方を多く見てきたからこそ、読者の皆さんには慎重になっていただきたいと切に願う。

井上信一/ファイナンシャルプランナー・高齢期のお金を考える会


 

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コメント
 
01. 2014年11月18日 11:03:30 : nJF6kGWndY

> 生活に困窮されて相談に来られる方は、夫の介護期間が長く、介護費や施設への住み替え費等で蓄えを大きく減らしており、文字通り葬儀費用程度の保険金では、今後の見通しがまったく立たない

高額の生活保障年金の掛け金を払うより貯金した方が良いだろうな

それに今は、皆、生活保護を平気で受給するから、いずれにせよ、いらないな


02. 2014年11月18日 15:14:29 : zERvrDhYVQ
>皆、生活保護を平気で受給するから

それって全体の何%?

日本人は先進国の中で一番生活保護受けたがらない国民性なのを知らないな。



03. 2014年11月19日 06:13:09 : jXbiWWJBCA

老後のお金クライシス! 深田晶恵
【第5回】 2014年11月19日 深田晶恵 [ファイナンシャルプランナー]
「保険の見直し」は老後資金にも効果バツグン!
誰にでもすぐできる、保険料を減らすテクニック
固定費の見直しはその後の節約努力が不要!
男性向きの家計リストラ法だ

 老後に向けて貯蓄を増やしたいなら、真っ先に着手したいのは固定費の見直しだ。食費や水道光熱費などのようにその月によって支出額が変わる「変動費」の見直しは、毎日努力を続けていかなくてはいけない。その点、通信費や保険料といった固定費の見直しは、一度やってしまうと翌月から支出が減り、その後の日々の努力は不要になるので、男性に向いている家計リストラ方法なのである。今回は、保険を見直しして保険料を減らすテクニックを紹介しよう。

「保険」についての考え方は、世代によって大きく異なる。日本人は保険好きと言われているが、それでも20〜30代は「安く入りたい」「自分に合ったものを選びたい」という意識は高いし、不要なものにはお金を払いたくないと考える人は少なくない。

 一方、40代バブル世代より上の人は、「保険は必ず入っておくもの」と考える人が大多数で、若い頃から「勧められるままに入った」保険を継続している。この世代にとって「保険は空気みたいな存在」なのだが、これはいけない。たとえば、世帯で月5万円の保険料を払っていると、年間60万円、20年間で1200万円にもなるのだ。空気と違って、保険はタダではない。高い買い物をしていることを自覚しよう。

 月5万円の保険料を2万円削減できたとすると、20年間で480万円。保険料が減った分、積立貯蓄の金額を増額すると、老後資金作りに役に立つ。60歳までに返済が終わらない住宅ローンの繰り上げ返済にも活用できる。

 最初に保険料を安くする3か条を見てみよう。

(1)目的に合わせて保険を選ぶ
   〜死亡保障と医療保障は別々に考える

(2)民間の保険に入る前に「すでに持っている保障」を知る
   〜国の保障と勤務先の福利厚生は見逃せない

(3)必要な時期だけ保障を買う
   〜子どもの成長とともに高額な保障は不要になっていく

実は要らない保障まで付けていないか?
今一度、保険に入る目的を考えてみよう

 若い頃から「勧められるままに入った保険」を継続していると、大手生保のセット商品に入っているケースが大半だ。職場に訪れる保険の営業職員から「これに入っておけば、死亡したときの家族の保障はもちろん、病気をしたときの保障もあり、安心ですよ」といったセールストークのもとに「そんなものかな」と加入目的を深く考えずに入った人が多い。

 しかし、セット商品は不要な保障もたくさん付いていて、その分ムダな保険料を支払っていることになる。さらに、「民間保険が不要になる時期(保障を減らす、保険をやめる時期)」は死亡保障と医療保障では時期が異なるため、セット商品を持っていると見直しがやりにくいというデメリットもある。改めて保険の加入目的を考えてみよう。

「死亡保障は、自分が亡くなったら経済的に困る人がいる場合に必要」
「医療保障は、病気やケガで“入院や手術をしたとき”に経済的に困る場合に必要」

 自分や配偶者にとって必要な保障は、どれなのかを考えたうえで、目的に合った保険を選びたい。死亡も医療も、両方の保障が必要なら、それぞれ別々の保険に入ることをお勧めする。

勤務先の福利厚生だけで、
一時金1500万円+遺児育英年金月4万円という例も!

 3か条の2つ目にある「すでに持っている保障」を知るプロセスは、とても重要だ。保障設計を考える際には次ページの図にある通り、「国の保障(社会保障)」、会社員や公務員なら「勤務先の保障(福利厚生)」、「私的保障(金融資産や家族の収入)」を順番に積み上げていき、足りない部分にだけ民間の保険を付けるとムダな保険料を抑えることができる。


 死亡保障を例に「すでに持っている保障」を見てみよう。国の保障は、代表的なものは遺族年金。会社員や公務員の男性が死亡すると、残された妻は「遺族厚生(公務員は共済)年金」を妻が再婚または死亡するまで受け取れる。年金額は、それまでの給料の額や加入期間によって異なる。加えて、高校を卒業していない子どもがいると(18歳になった年度末までの子)、子どもの人数に応じた額の遺族基礎年金も受け取れる。

 勤務先の福利厚生は見逃せない。企業によって制度の内容は異なるが、在職中に死亡すると死亡退職金や弔慰金が出るし、中には残された子どもの育英年金を出す会社もある。

 たとえば、妻と中学生の子どもが二人いる40代の会社員が死亡した場合、遺族厚生年金と遺族基礎年金合わせて、月15〜17万円。勤務先に遺児育英年金制度があれば、子ども一人に付き2万円とすると、国の年金と合わせて月19〜21万円の収入を確保できる(しかも非課税だ)。妻が専業主婦だとしても、夫が亡くなると働きに出るだろう。パートで月10万円働くと、国と勤務先から受け取る年金との合計で月30万円前後の収入にもなる。住宅ローンの返済は団体信用生命保険でなくなるので、残された妻と子どもは月々の生活に大きく困ることはない。

 死亡退職金も勤務先により金額が異なるが、40代なら1000万〜1500万円が目安になる。自己都合で退職したときに受け取れる退職金より少し多めの金額、と考えるといい。仮に死亡退職金と弔慰金の合計が1500万円で、金融資産が500万円あったとすると、一家の大黒柱の死亡という万一の事態が発生したときには、手元資金2000万円からのスタートとなる。

 この例だと、「月々30万円の収入」「貯蓄2000万円」で足りない部分だけ民間の生命保険に頼ればいいのである。子どもの教育資金の準備がまだ途中なら、大学卒業までの学費と、妻の老後資金の一部について死亡保障型の生命保険に入るといい。

 勤務先に企業年金がある場合、在職中の死亡時には遺族に一時金で支給されることがある。勤続年数など一定の条件を満たす必要があるが、50代の保障設計を考える際には見逃せない金額になるはずだから、一度会社の福利厚生ハンドブックや企業年金の規約を熟読してみることをお勧めする。

同じ保険に入りっぱなしはNG!
保障は「必要な時期だけ買う」考え方で

 大きな死亡保障が必要なのは、子どもが社会人になるまでの期間だ。つまり、子どもの成長とともに用意すべき保障額は年々減少していくのである。保障額を毎年見直すのは、正直面倒だと感じるだろう。掛け捨て型の10年定期保険に入ると、更新前にお知らせが来るので、そのときの貯蓄の貯まり具合を見ながら保障額を減額するといい。勤務先のグループ保険は保険料がかなり割安なものが多いので、それを利用するのも一法だ。

 こうして考えると、民間の保険で用意すべき死亡保障の金額が最も高くなるのは下の子が生まれたときで、徐々に減っていくことがわかる。40代はセット商品ではなく、割安な単体の保険に入り直そう。50代で子どもが社会人になっているなら、死亡保障の保険を解約することも選択肢に入れて、可能な限り保険料ではなく積立貯蓄に回すことを実行してほしい。

 最近は、保険会社から年に1度「契約内容のお知らせ」という書類が届くようになっている。それを見て、月々の保険料を認識し、そのままにしておくと今後総額でいくら払っていくのか、電卓を叩いてみよう。見直しのモチベーションになるはずだ。見直し先の保険は、ネット生保の10年定期保険か、勤務先のグループ保険。両方の保険料を比較して、新しい保険の契約が有効になったら、今の保険をやめる手続きをする。先にやめてしまって、その間に万一のことがあるといけないので、この順番は間違えないように。

 次回は、保険料出費を抑える医療保障プランを紹介する。

―― 今週のミッション!――

◆加入の保険の「契約内容のお知らせ」を見て、今後払っていく保険料の総額を計算してみよう!

◆勤務先の福利厚生ハンドブックを読んでみよう !
http://diamond.jp/articles/-/62280


04. 2014年11月19日 10:08:36 : nJF6kGWndY

>>02 日本人は先進国の中で一番生活保護受けたがらない国民性

いや

無縁化の進展とともに

最近は変わってきていて

例えば70以上の受給者数はS30年の5倍近くまで増えている

これは高齢化の進展を遥かに上回る増加率

http://www.ipss.go.jp/s-info/j/seiho/seiho.asp


05. 2014年11月19日 10:19:22 : nJF6kGWndY

もう少し解説すると

保護率は、バブル崩壊前後で最低になってから、デフレ不況を通じ、全ての世代で大幅に上昇している

特に母子世帯の増加などワープア層増加のせいで、子供の保護率が高まっているのが問題だろうな


06. 2014年11月19日 22:51:18 : eJHsMQZB4U
宮迫なる芸人が胃がんのTVCMに出てもっともらしいことを言っているが、よくよく考えれば、アメリカの犬になり下がったともいえる。AFRACなる米国政府直営の保険会社。詐欺会社のごとく日本から資金を巻き上げようとよくもまぁ、嘘を平気で宣伝するものだわ。宮迫もスポンサーを選べばいいものを。金のためなら何でもいいという根性なのだろう。さらに天才子役と言われた餓鬼を使った増税のCM。子供が社会保障費などわからぬものをこの国のためには増税が必要と、大人の書いた詐欺師の原稿を読ませているには驚きだ。この国の官僚はいったい何という堕落ぶりなのだろう。詐欺師たちのホームページ状態である。保険などに入るな。アメリカ様に貢ぐ必要はない。金持ちの懐をおれおれ詐欺に似た手口で巻き上げんとするその姿。国民をペテンにかけてどうするんだよ。いつから政府まで詐欺師になったんだ。

07. 2014年11月20日 05:08:48 : BwOkzAsPwg

保険は金を捨てているようなもの。

最低必要な部分は掛け捨ての共済にしてあとは貯金したほうがよい。

ガン家系の人とかは別としてね。


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