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社会から袋叩きにされても生き残るものが、世の中にはある
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2014年11月16日 Darkness - ダークネス
アップルという企業は独創的で、魅力的で、高い技術水準と道徳を持ち合わせ、素晴らしい経営者が企業運営している。さらに株価水準も非常に高く、文句をつけるところはないほど優れている。
しかし、私自身はアップルという企業の株式を持ちたいと思ったことは一度もない。これからも持つことはない。なぜなら、アップルという企業は、毎年毎年、何か「新しいもの」を開発しなければならないからだ。
アップルは、毎年成功しているからこそ、世界でも最も重要なIT企業になっている。
しかし、アップルはどんなに成功している製品を出しても、翌年にはまた技術の進歩、ライバルとの競争のために、新しい製品で成功しなければならない。
つまり、アップルは絶えず「変化して成功すること」を求められている。また、パラダイムシフトが起きればアップルのやってきたことは一瞬にして無に帰す可能性がある。
「変化して成功すること」を求められている業界は、それが故に今は成功していても、10年後にもその成功が続いているとは限らない。
■変わり続けなければならないというのは重荷なのだ
コンピュータ業界は、変わり続けなければならない。
変わるのを止めたときが死ぬときだ。家電業界もまた同じで、その製品の多くは、絶えず変わり続けなければ競争力を失ってしまう。
毎年毎年、新製品を出さなければならない業界というのは、毎年毎年、過大なリスクにさらされている業界であると言える。
巨大企業はそれができているから巨大企業になったのだが、巨大であるから将来が保障されているのかと言えば、まったくそうではない。
ソニーも、パナソニックも、シャープも、過去がどんなに素晴らしくても、ひとつ間違うと翌年には会社存続の危機になるというのを日本人は経験したばかりだ。
「変化して成功すること」を毎年求められている業界や企業は、将来が読めない。だから、このような企業の株式は、私自身はあまり関心がない。
では、私が関心を持つ企業は、どこにあるのか。それは、「変化しなくても生き延びる」ものである。
ところで話は変わるのだが、世の中には奇妙な製品がある。その製品を仮に「X」とする。「X」は80年近く前に初めて発売されたが、それ以来、製品の内容も、質も、まったく何も変わっていない。
この製品「X」は宣伝されていない。この製品「X」は社会から嫌われ、叩きのめされている。社会問題を引き起こし、発売禁止されている極悪な製品だ。
にも関わらず、今も世界中で量産され、関わっている人間たちに莫大な利益をもたらしている。製品は改良されず、禁止しても、罰則強化しても、時代が変わっても「まったく」関係なく使用者が生まれる。それは何か。
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